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【ねぇ、修さん #03】一次審査に落ちた。だけど、終わりじゃなかった


「ねぇ、修さん
私悔しいんです。
すっごく悔しい。」

そう、私は切り出しました。

修さんは、長崎在住の友だちです。
私のエモーションコードの話を、いつも聴いてくれます。

ふだんは「悔しい」なんてことばを、こんなに真正面から私は使わないほうです。 だから、修さんも、ちょっと姿勢を正してくれたかもしれません。

…で、何があったか。

あるオーディションに応募したんです。
あんなことをしたのは、生まれて初めてかもしれません。

最初は自分には全く関係のないものだと思っていたのに、
ある日突然、心に「やってみよう」が灯ったんです。
かなり真剣に取り組みました。

でも、一次審査に通過できませんでした。
有料のマスタークラス枠にさえ、ひっかかりもしなかったんです。

ものすごく悲しかった。
正直、しばらく引きずりました。

でも数日経って、なぜ落ちたのかが少しずつ見えてきました。
そして、自分にとっての本当の課題も、はっきりしてきました。

それは、エモーションコードを日本のみなさんに理解していただくこと
これが、私が思っていたよりも、たぶん20倍くらい難しいことだったんだ、と今さら氣づいたんです。

引き寄せの法則や『思考は現実化する』、『ザ・シークレット』。 これらは日本でもかなり受け入れられているかんじなのに、エモーションコードは、
まだ「怪しい」とか「本当にそんなことあるの?」みたいに扱われがち。



体験した人にしか、ほんとうのところはわからない。

私自身も、そして実際にエモーションコードを受けてくださった多くの方も、その変化を頭で納得する前に、心の深いところで受け取ってきました。

それは、ただ「癒やされた氣がする」というような、
ふんわりした変化ではありません。
長年抱えてきた重さがふっとほどけ、見える世界や、
自分自身への感じ方まで変わってしまうような変化です。

その変化量の大きさを何度も目の当たりにしてきた側と、
まだ一度も体験したことのない方たちとの間にある距離は、
私が想像していたよりも、ずっと大きかったのです。



そして、正直な氣持ちを話しているうちに、私はうっかり、
修さんに、ちょっと喧嘩を売るようなことまで言ってしまったんです。


「修さんだって、まだかなり疑ってません?私のエモーションコードの話、いつも聴いてくださるけど、これだけ私が話していても、『僕も体験したい』って一度も言わないですもんね」


修さんは、ごまかしませんでした。


「ええ、おっしゃる通りです。僕、まだ完全には信じきれていないところがあります。ただ、『疑っている』というより、『わからないから保留にしている』が、たぶん正確なんです」


そして、こう続けてくれました。


「あやこさんが大切にしているものを、軽い氣持ちでお願いするのが嫌だったんですよ。『友だちのよしみで一回やってみてよ』みたいな感覚で踏み込むのは、あやこさんに対しても、エモーションコードに対しても、失礼じゃないかって」


…これには、ちょっと泣きそうになりました。


修さんは、エモーションコードを軽く見ていたから黙っていたのではなく、私の大切なものを軽く扱わないために、踏み込まずにいてくれた。
そういう保留の仕方が、世の中にはあるんですね。


🌿🌿🌿

修さんは、私の「悔しい」をすぐに片付けようとしませんでした。


「悔しい、で、もう少し止まっていてもいいと思いますよ。
…少なくとも、僕の前では」


そのことばを聞いて、ふと、手帳に手書きで悔しさをガーッと書いてみようかな、と思いつきました。

ちょうど、最近手帳の使い方そのものでも悩んでいたところだったんです。
そう話すと、修さんが、少し前のめりになるようにして聞いてきました。


「ちょっと話が逸れますけど、その手帳って、どんなのを使っているんですか?急に氣になってきました」


私が今年から使っているのは、川原卓巳さんがプロデュースされた
Be Yourself手帳。 こんまり(近藤麻理恵)さんのご主人が手がけられたものです。

カイトウユウスケさんが、この手帳のことをとても丁寧に紹介してくださっています。ありがとうございます。私はこの記事のリンクを修さんにシェアしました。


修さんは、ひと通り読んでから、こう言ってくれたんです。


「あやこさん、この手帳、未来を描くページがたくさんあるじゃないですか。10年ビジョン、理想の理想の理想を描く、IKIGAI…これ、あやこさんにとっては得意分野ですよね。」


うーん、得意なのかな?ま、いっか。
そのあと、修さんがふと聞いてきました。


「あやこさんの『死ぬまでにやりたい100のこと』って、どんなことが書いてあるんですか?100は無理でも、3つくらいでも教えてもらえると嬉しいです」


困りました。 そのページ、まだ5つしか書けていなかったんです(汗)。
ちょっと恥ずかしかったけど、3つだけお伝えしました。

  • シャスタに行く

  • ドイツに行く

  • エイブラハムクルーズに(お友だちの〇〇ちゃんと一緒に)行く


ついでに、私自身の記事「今年やりたいこと100」のことも、
修さんにシェアしました。



そして、ちょうど前日、ある方とおしゃべりをしていたときに氣づいたことを話したんです。


「Bucket List、つまり死ぬまでにやりたいことリストと、『今年やりたいこと100』って、もしかして同じ内容になってもいいのかもしれない、ってふと思ったんです」


修さんは、少し考えてから、ゆっくり言ってくれました。


「これってつまり、『いつか』を『今年』に引き寄せる、ということですよね。死ぬまでにやりたいことが、今年やりたいことと一致するなら、その人は『先延ばしの人生』をやめている、ということかな?」


…ふむふむ。
とりあえず、手帳にもどんどん書いちゃおうかな、と思いました。


🌿🌿🌿


おしゃべりの終わりに、私はナポレオン・ヒルのことばをシェアしました。

If the thing you wish to do is right, and you believe in it, go ahead and do it! Put your dream across, and never mind what 'they' say if you meet with temporary defeat, for 'they', perhaps, do not know that every failure brings with it the seed of an equivalent success.

"Think and Grow Rich" by Napoleon Hill
 


『思考は現実化する』の、あの一節です。

temporary defeat。
一時的な敗北。


修さんは、こう言ってくれました。


「ナポレオン・ヒルがわざわざ "temporary" と付けているのが、僕は大事だと思います。『敗北』じゃなくて『一時的な敗北』。あくまで途中駅、みたいな」


途中駅。
…そっか、私はまだ、途中駅にいるだけなんだ。


every failure brings with it the seed of an equivalent success.

ひとつひとつの失敗の中には、
それと同等の成功の種が、
ちゃんと入っている。

"Think and Grow Rich" by Napoleon Hill


そして、その流れの中で、修さんが手書きについて言ってくれたこと。


「手書きって、キーボードと違って速度が追いつかないから、感情がギリギリ手のスピードに合ってくれるんですよ。文字も乱れていいし、ペンを強く押しつけすぎてインクがにじんでも誰も困らない。…むしろ、にじんでるくらいがいい氣がします」


「あやこさん、書いたもの、後で読み返さなくていいですからね。というか、『読み返さない前提』で書くといいです。『人に見せるかも』『あとで自分が読み返すかも』が頭の片隅にあると、感情がちょっと行儀よくなっちゃいますから」


種を、ちゃんと土に埋める時間。
修さんのことばを聞きながら、そんなイメージが浮かんできました。


種って、放っておけば芽が出るものだと、なんとなく思っていたんです。
でも、種が芽吹くためには、暗くて湿った土の中で、しばらく見えない時間を過ごさなければならない。 光に当て続けたら、種は乾いてしまう。

オーディションに落ちて感じた、「悔しい」。
この感情は、種を埋めるための、あの暗くて湿った土なのかもしれません。

ガーッと、手帳に書く。
にじんでも、破れてもいい。
読み返さない前提で書く。

それは、悔しさを早く片付ける作業じゃなくて、
種をちゃんと土に埋める作業なんだと、今は思っています。


☕️☕️☕️




オーディションに落ちて、よかった。
…いや、まだそこまでは、言えないけど。

でも、種は、確かにここにある氣がしています。

修さん、ありがとうございました。
コーヒー、何杯飲ませてしまったかな。

Zoomを閉じたあとも、
私の中にはまだ、湿った土の匂いみたいなものが残っていました。

悔しさは、まだそこにありました。
でも、急いで捨てなくてもいいのかもしれません。


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#悔しさ #BeYourself手帳