6畳の部屋でプラレール|対応策は空中の線路と、父の「すごいだろう」という顔│育児日記-2026年5月6日(水)

完成形。
今日もプラレールを広げた。
自分の中でプラレール博に行ってから、家のプラレール熱が少し上がっている。
いや、その次の日に届いた、はやぶさ・こまちのリモコンで動くプラレールが届いてからかもしれない。笑

会場で見た大きなレイアウトも、人の多さも、物販もすごかった。
でも結局、家に帰ってから6畳の床に広げるプラレールが、いちばん身近で面白い。
今日もいつも通り、先にレイアウトを作ってもらう。
あとは自分が調整して、走れる形にしていく。
ただ、今日は少し違った。

作るのを見ていると、だんだん線路が出来上がっていく。
地上は長男が作った。
「えー、めんどくさい。パパ作ってよ」
なんて言いながら、いつの間にかちゃんと線路をつなげていた。
前は、ただ走らせる方が中心だった。
電車を持って、駅に入れて、基地に並べて。
電車と同じ目線に立って。
それだけでも十分楽しそうだった。
でも今日は違った。
線路を置く。
向きを見る。
カーブをつなげる。
分岐を入れてみる。
足りないところを探す。
ちゃんと、作る側にいた。
自分はそれを見ながら、上に線路を通した。
空中は父が作った。
最初からそんな分担を決めていたわけではない。
どちらかといえば、苦し紛れだった。
長男が作った地上を壊したくない。

もっと面白くしたい。
「え、ここ通るの?」
と思うものを作りたかった。
だから高架にした。
地上の線路を避けながら、上にもう一本通す。
橋脚を立てて、橋を置いて、電車を走らせる。
途中で橋脚は足りなくなった。
そこは前回と同じく、ニューブロックで何とかした。
もう我が家では、ニューブロックも立派な情景パーツになっている。
部屋の中に、だんだん路線図みたいなものができていった。
今日いちばん痺れたのは、3本に分岐するポイントレールの納まりだった。
いい納まりを見ると痺れる。(職業病)

写真だけ見ると、ただ3本に分かれているように見える。
でも、ここがすごかった。
3本に分岐するポイントレール。
出口は3本とも凹。
1本はそのままだと合わない。
だから、小さい凸・凸のレールを噛ませる。
残り2本は、凸・凹としては合う。
でも、長さが少し足りない。
そこで、一番短い普通の凸・凹レールを入れる。
接続方向を合わせる。
長さも合わせる。
手持ちの部材で納める。
これがカチッとはまった。
プラレールなのに、普通に現場の納まりを見ている気分になった。
いや、これはもうプラレールのプロかもしれない。
長男、天才か。
そう親バカの自覚はあるが本当に思った。
ただ、全部がプロだったわけではない。
橋は余白がありすぎた。
さっきまで、3本分岐の接続方向と長さを細かく見ていたのに、橋になった瞬間に急に大味だった。
広い。
とにかく広い。

確かに、
「橋にしていい?」
とは聞かれた。
聞かれたけど、橋というより空中の広場だった。
細かいところは細かいのに、橋はやたら広い。
大人は、きれいにつなげたくなる。
でも子どもは、そこまで求めていない。
電車が走る。
橋を渡る。
駅に入る。
別の線路に戻ってくる。
それだけで楽しい。
地上は長男が作った。
空中は自分が作った。
長男も次男も、その街を走らせていた。
別に完璧なレイアウトではない。
中には強引な接続もある。
でも、ちゃんと走っていた。
最後まで耐えた線路だった。
それだけで、この日はかなり良かった。
プラレールは、線路をつなげる遊びだと思っていた。
でも今日見ていたら、少し違った。
誰かが作った道に、誰かがもう一本足す。
足りない長さも、合わない接続も、手持ちの部材で合わせる。
地上ができたら、空中を考える。
しかも図面はない。
これ、現場より難しかった。
6畳の床に、長男の地上工事と、途中から父の空中工事が入った。
結果、電車は無事に走った。
今日の現場は、6畳部屋のプラレール。
対応策は、空中の線路と、父の「すごいだろう」という顔。

それだけで、竣工。
6畳の部屋でプラレールシリーズになります。
プラレール博の回です
