水源地と辰砂(朱)の関係(丹生都比売神社と東大寺)から日本刀へ
紀伊国一宮にも数えられる丹生都比売神社(天野大社)(紀伊国伊都郡の名神大社の丹生都比女神社)は、中央構造線上にあって、その名の通り丹(水銀朱/辰砂)との考えられていますが、その物的証拠はないとも言われます。一方水源地でもあって、お水取りにも関係していて、水神ではないかとも言われるようです。見出し画像はウィキペディア「丹生都比売神社」楼門(Saigen Jiro)。
万葉集にも歌われる宇陀の大和水銀鉱山がある菟田野にも宇太水分神社の上社と中社があります。水銀の採掘に火入れ法だと水も使いますが、それより水銀採掘は水を汚染するので、水が飲めなくなって、上流の水を求めたのが宇太水分神社の起源の可能性も考えられなくもありません。丹生都比売神社も水源にあって、同様の事情があるとも考えられます。
東大寺のお水取りに丹生都比売神社も関係するようですが、もう一つ水を送る若狭の遠敷明神(おにゅうみょうじん/若狭彦神社)も重要です。これは若狭は御食国で(大彦命系氏族の)高橋氏と関係すると見られ、高橋神社が奈良に存在します。春日とも関係が深いらしい。私は大彦命が水銀朱の利権を抑えており、「輸出先」として尾張が重要だったと考えています。
日本刀と東北地方の阿倍氏も関係してきそうですけどね(東大寺が日本刀製作の始まりとも)。
2026年1月13日追記)伊予国周敷郡ないし式内周敷神社を擁する桑村郡(後の周桑郡)に丹原(私のルーツの一つです)という地名があり、新撰姓氏録に丹比須布氏が尾張氏です。
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