レベッカ・レンキェヴィチ『Hot Milk』スペインのビーチで毒親と妖精に囲まれて
2025年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。『イーダ』『神に仕える者たち』『SHE SAID / シー・セッド その名を暴け』の脚本を担当したレベッカ・レンキェヴィチ(Rebecca Lenkiewicz)長編一作目。長編一作目なのになぜパースペクティブスではなくコンペに選出されたか、それはひとえにエマ・マッキーとヴィッキー・クリープスが主演だからである!と言い切れるくらい酷い。物語はスペインの海岸地域にやって来たローズの娘ソフィアを中心に描かれている。長らく車椅子で生活するローズは気難しく、なんでもかんでもソフィアを呼びつけて命令している。ソフィアも、そんな母親に嫌気が差して飛び出すけれど、毎度毎度部屋まで戻って母親の要望を聞いてしまう日々を繰り返していた。ある日、エキセントリックな年上女性イングリッドに出会ったソフィアは一目惚れするが、移り気なイングリッドはソフィアの下に留まらない云々。ソフィアを中心に母親との関係、恋人との関係を描いているわけだが、基本的には映画自体もイングリッド以上に移り気に話題を変えていく上に、その二つが上手く結びついているとも思えなかった(聞き漏らしている部分で結合してるのかもしれないが…)。イングリッドもヴィッキー・クリープスの野良猫っぽさを存分に活かしているが、同性向けMPDGという印象は超えられず。太陽の降り注ぐスペインのビーチという魅力的なロケーションも、スター女優のバストショットを撮るための背景と化しており、活かしきれず。おおよそ何も褒めることがないのである。それにしても、エマ・マッキーはマーゴット・ロビーすぎるな。
・作品データ
原題:Hot Milk
上映時間:93分
監督:Rebecca Lenkiewicz
製作:2025年(イギリス)
・評価:30点
・ベルリン映画祭2025 その他の作品
★コンペティション部門選出作品
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7 . レベッカ・レンキェヴィチ『Hot Milk』スペインのビーチで毒親と妖精に囲まれて
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★パースペクティブス部門選出作品
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