映画 『ビッグ』
トム・ハンクスの原点みたいな…
映画『ビッグ』は、まるでトム・ハンクスの原点のような作品だ。10代の少年が遊園地の占いマシーンの力で30歳の大人になり、子供の感性のまま玩具メーカーに就職して成功を収める。そして、美人のOLとも親しくなる。

『アポロ13』以前のトム・ハンクス作品はほとんど観ていなかったが、「この映画で彼は一気に売れたのか」と思わずにいられない。子供の仕草や感情表現を完璧に再現し、「そこにジョシュがいる」と観客に感じさせる演技は圧巻だ。表情も動きも精緻で、言葉にできない説得力がある。

共演する大人たちも、トムに負けじと大人らしさを体現していて、そのバランス感覚に好感が持てる。今さらではあるが、トム・ハンクスのファンになりそうだ。
