【3才】初めての発達相談 - 幼稚園か療育か、迫られる3才の分岐点(後半)
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⚫︎発達相談当日
3歳1ヶ月になった頃、ようやく発達相談の日がやってきました。
最初に電話をしてから数ヶ月。
長かったような、あっという間だったような気もします。
ただ、その日はやっぱり緊張していました。
相談したいと思って自分で予約したはずなのに、いざとなると怖いのです。
もし思っていた以上に深刻な話をされたらどうしよう。
もし私たちが気づいていない何かを指摘されたらどうしよう。
そんな気持ちを抱えながら、夫と息子と3人で相談先へ向かいました。
案内された部屋にはおもちゃや知育玩具が置かれていて、親が相談している間、子どもは自由に遊べるようになっていました。
担当は若い女性の心理士さんでした。
その日の息子は、慣れない環境に興奮していたのか、部屋の中を動き回ってなかなか落ち着きませんでした。
かと思うと、難しそうな立体パズルをあっという間に完成させたりもします。
でも、遊んだおもちゃを片付けることには全く興味がなく、「お片付けしようね」という声も届いていないようでした。
私はそんな息子の様子を気にしながらも、日頃の困りごとや気になっていることを一つずつ話しました。
当時は、「今日は何か決定的なことを言われるのかもしれない」と身構えていました。
けれど実際の面談は思っていたより穏やかなもので、途中からは普通に会話ができるくらい緊張もほぐれていました。
ところが、面談の終盤になって思いがけないことが起きました。
心理士さんがしていた地域の親子教室の話題から、私たちが進めていた幼稚園入園の話題になった時です。
突然、心理士さんが涙を流し始めたのです。
私も夫も驚きました。
正直、どう受け止めたらいいのか分かりませんでした。
ただ、その涙は感情的に何かを訴えるというより、「どう伝えたらいいのだろう」という葛藤の中で溢れてしまったように見えました。
今思えば、息子にはまず専門的な支援を受ける時間が必要だと感じていたのかもしれません。
でも、それを強く勧められる立場ではない。
そんな難しさがあったのかな、と今では想像しています。
帰り道、夫といろいろ話しました。
「あの涙は何を意味していたんだろう」
「やっぱり私たちが感じていた違和感には理由があったのかな」
そんな話をしながら帰ったことを覚えています。
後になってこの話をすると、「それは専門職としてどうなんだろう」と言う人もいました。
それも一理ありますね。
でも私の中には、それほど親身になって考えてくれていたのだ、という印象が残りました。
だからといって、進むべき道が見えたわけではありませんが…
幼稚園の入園準備はすでに進んでいました。
このまま入園するのか、それとも別の選択肢を考えるのか。
息子にとって何が良いのか分からないまま、大きな決断を迫られる日々が続いていました。
あの頃を振り返ると、まだ3歳という幼さなのに、進路の分岐点に立たされているような切羽詰まった感覚がありました。息子にとって何が良いのか分からないまま、その選択の先に何があるのかも見えないまま、決めなければなりませんでした。
そんな苦しさがあったように思います。
1. 日常での気になる行動・特徴
【こだわりと集中】
・引き戸の開け閉めや、見慣れない家電のボタンに強く集中する。
・注意されると一度はやめるが、不機嫌になったり、また始めたりする。
【遊びの傾向】
・砂場では何かを作るよりも、砂をサラサラ落とす行動を繰り返す。
・他の遊びへの発展や、新しい興味を引くことが難しい。
・誘われれば、まれに「見立て遊び(ジュース屋さんなど)」をすることもある。
【最近の変化】
・3歳になってからは、おじいちゃんと遊ぶこと(ボール遊びなど)が好きになった。
2. 集団行動や習い事(リトミック教室など)での様子
【自由な活動】
・自由に動くときは楽しそうにしているが、指示通りに動いているわけではない。
・ 音楽(歌やピアノ)を聴くことには、放っておいても集中して楽しむ。
【指示やルールへの反応】
・ 興味がなくなると勝手に走り去ってしまう。注意されると不機嫌になる。
・楽器の使い方など、お勉強・習い事のような教えられ方をすると、嫌がってやろうとしない。
・ ダンスなどは手を引いてあげれば楽しむが、嫌がることもある。



