管理薬剤師への営業電話の話
今日は、小ネタ。
以下、連載中の「薬剤師みのりの小さな違和感」、最新話より引用
「お忙しいところ失礼します、アクシス・リンクの佐藤と申します。管理薬剤師の先生いらっしゃいますでしょうか?」
営業だろうか。でも、薬の卸かもしれない。
みのりは少し迷ってから答える。
「真壁は今、席を外しております。どういったご用件でしょうか?」
「かわりの先生でも構いませんので、お願いできますでしょうか?」
その瞬間。横で薬歴を入力していた玲奈が、ふっと顔を上げた。
みのりの手から、自然に受話器を取る。
「お電話代わりました……マンションの営業ですよね?うち、そういうの結構ですので」
実は、このシーン、アイ(AI)から、何度も修正の指摘が入ったけど、
全部無視した。
「これだけの会話で、マンションの営業とわかるのは不自然です」
「保険や金融商品の営業もありますよね」
「玲奈さんは、電話の向こうが見えてるんですか?」
実際、最初の電話のところは、みのりしか聞いてない。
玲奈が聞いたのは、みのりのセリフだけ。
「真壁は今、席を外しております。どういったご用件でしょうか?」
これだけで、マンション営業決めうちは、さすがにどうよ。w
その意味で、アイの指摘は非常にまっとうである。
じゃぁ、なんで指摘を全部無視したのか。
いや、フィクションだから、というのはあるんだけどね。
「管理薬剤師への電話で、マンションじゃなかったことがない」
私の長いキャリアの中で、実に100%だ。
「管理薬剤師の先生」相手の電話は、
「100%」マンション営業。w
まぁ、そうでないケースもあるかも知れないけど、
私は遭遇したことがない。だれか、あったら教えてください。
もっとも、その後怒りの電話がかかってきたことはある。
「その言い方は失礼じゃないですか?私は客ですよ!!」
……その後、
「失礼しました。どのようなご用件でしょうか?」
しばらく無言が続いた後、
「マンションの営業です……」
これは、笑ったね。w
おまえ、そのあとどうするつもりだったのさ。ww
この辺のネタは、以前に不動産投資会社のお仕事小説で書いたことある。
今回、みのりに電話かけてきた「アクシス・リンクの佐藤」は
この短編の主人公である。
(変なところから友情出演)
佐藤くんも大変なんだよ、色々と。w
