創作メモ「三百件の向こう側」

 毎週土曜日は、金曜日の作品の創作メモです。


 お仕事小説の練習として、書いてみた。

 私は、こういうマンションの営業電話はかける側ではなくて、
受ける側。最近、新人さんからの電話が多いなぁ、と思って。w

 こういう、投資用ワンルームマンションって、詐欺ではないんだけれども……。基本的には相手にしない方が吉、である。
 でも、実際どういう人が営業電話かけてるのかなぁ、とか、
どういう人が営業にひっかかるのかなぁ、と想像して書いてみた。

 結局のところ、電話では大した話できないのでとにかく
「興味を持ってもらって、実際に対面で会う」ことが大事。
で、会ってしまえば、あとは営業トークで何とかしてしまおう。
 そういう世界なんだと思う。

 全然買う気がなかったとしても、話聞いてるとなんとなく買ってもいいんじゃないか、と丸め込まれそうになるから。
 こういう投資用マンションって、ポイントサイトの案件でも多いのね。
「セミナーに参加するだけでウン万円のポイント」がつく。
 ようは、自分が「営業される機会」をウン万円で売ってるわけよ。

 そう考えると、ひたすら電話して、一日で一人のアポイントとれたら、
それって業者にとっては「ウン万円の利益」に等しいんじゃないかな。
広告費用かかってないからね。w

 念のため。この手の投資用マンションを全否定するつもりはないけど、
まぁ、素人は手を出さない方がいい、と言っておく。
投資家と不動産屋さんの情報格差が激しいのよ、この業界。
 ちゃんと見る目がないと、変な物件つかまされる危険性もある。
逆に、見る目があるなら成功する可能性もなくはない。
また、運が良ければマンションが値上がりするかも知れないし、
その逆もありえる。それは、どんな投資でも同じだけどね。


 で、「電話する側」の苦悩を書いてみた。
ちなみにこれ、全部私の実体験である。w

 最近はちゃんと社名名乗ってくれること多いから、
聞いたことある会社名だったら
「マンションの営業ですか?」のカウンターが一番早いかな?
 怪しい電話があったら、
「失礼ですが、マンションの営業ではないですよね?」
って聞くのもいいかも知れない。これで、ほぼ詰み。

 後半に出てくる、
村上の初手で「マンションの営業です!」って開き直るパターンは、
確かにありかな、って思った。大阪だと特に。w

 田中がやった逆ギレ案件、あれは本当に謎。
「で、そのあとどうやって営業につなげるおつもりで?」
ってマジで思った。

 ま、ほぼほぼ迷惑なだけの電話なんだけどね。
忙しい時に電話してきたら、本当にうっとうしいから。
ただ、それでも引っかかってしまう人がいるんだろうなぁ。
成果が0ではないから、やってるんだろうし。

 最後の立場逆転だけは、さすがに想像である。
こんな展開あったら面白いよね?と。


 この話は、バランスを取るのに苦労した。
不動産営業=悪、と決めつけるのもどうか、と思って書いたけど、
かといって、おすすめできるか、というとそんな訳もないので。
 だから、最終的に成功してどうこう、という話にはできない。
主人公が成長する話でもないしなぁ。

 最終的には、こういう「心が削れる仕事」の在り方、みたいな話にしようかな、と。やりたくなくても、仕事だからね。

 こんな話、需要有るのかなぁ?とは思うけど。ただ、ほぼほぼ誰も書いていないであろうことは間違いないので。別の要素を組み合わせれば、もっと長い話にできるかもしれない。


いいなと思ったら応援しよう!