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フジテレビ問題検証番組を見て思ったこと

去る2025年7月6日、中居なかい正広まさひろ氏に端を発したフジテレビ問題について、自己検証番組『検証 フジテレビ問題 ~反省と再生・改革~』が全国ネットで放送、TVerでも放送と同時に配信されました。
今回は、番組を見て思ったことを率直に記します。


フジテレビ問題検証番組…日刊スポーツによるまとめ

これについては、日刊スポーツによる記事がリンクでまとめられています。
ただ、記事のリンクの見出しがバラバラになってますので、こちらで、当事者別に分けてみました。リンク見出し文言は、まとめるにあたり、そのまま掲載するのではなく、一部修正しました。各記事は上記リンク先からお読みください。

【現社長・清水しみず賢治けんじ氏】…スタジオ生出演
番組冒頭2分、2度頭下げ被害女性に謝罪

【元社長・みなと浩一こういち氏】…VTR出演
「謝りたいです、女性の気持ちに寄り添いきれず…」
女性社員証言…「港会」のメンバーは「見た目重視」「口外禁止」、出席女性「異常な会」「蔑視、バカに」に「意外でした」
中居正広氏出演番組の終了は10月改編を理由に「厳しかった」

【元専務・大多おおたりょう氏】…VTR出演
「被害女性事案をなぜプライベートと判断?」と聞かれ言葉詰まる
「女性アナは上質なキャバ嬢」発言の真意問われる
「中居正広氏を守ったつもりはないけど、そう見られても仕方がない」

【アナウンス部長・佐々木ささき恭子きょうこアナウンサー】…VTR出演
相談窓口一本化に「もう無理ですと言っていれば…」
被害女性に番組降板伝え「生きる望みを…」当時回想し苦悶
被害女性退社に感じた感情「一方相手は…これは何だろうと」

【元取締役相談役・日枝ひえだひさし氏】…番組の取材を3回拒否、出演せず
元社長が指摘「日枝久氏とその他役員に権力格差が存在」ガバナンス機能せず
絶対権力の日枝久氏が持ち合わせていた「経営者の3条件」遠藤えんどう龍之介りゅうのすけ氏指摘
日枝久氏自ら予言!?社内クーデター後発した言葉「企業を私物化しては…」
遠藤龍之介氏から辞任迫られていた「10時間会見」前日に説得も
退任前の本音「諸悪の元凶っていう世論の動きには…」元監査役証言

【その他】
カメラなし会見を伝えるテロップを「謝罪」から「説明」に変更、経営陣意向
元編成局長、被害女性と中居正広氏の情報入ってきたが「万が一の事態恐れ…」
元編成部長は中居正広氏と麻雀仲間でプライベートでも積極対応、社員証言

なお、検証番組はゲストに、石戸いしどさとる氏(ノンフィクションライター)、矢守やもり亜夕美あゆみ氏(オウルズコンサルティンググループ執行役員)を迎え、司会は宮司みやじ愛海まなみアナウンサー・木村きむら拓也たくやアナウンサーが担当しました。この番組には清水社長もスタジオ出演しました。

既に、いろんな方が意見を述べられてますが、ここでは、私の意見を…。一部、過去に記したことと重複する部分が出てきますが、ご了承ください。

放送前にふと思い出だしたこと

もう10数年前の話になりますが、私が都内でタクシー乗務員をやってた頃、同社社員と見られる客の男から、無礼な態度を取られたことがあります。以降、同社に対しては他局以上に厳しい目で見ています。検証番組では何を「検証」するのだろうか、注目して見ました。

見終わって先ず思ったこと

「中居正広氏擁護の人間には納得いかない内容なんだろうな」ということを思いました。これについて、その非を問わなければならないのは、フジテレビではなく、中居正広氏擁護派です。
そもそも、この検証は「これまでのフジテレビは、何がどういけなかったのか」「これから、いち企業としてあるべき姿は何か」を問うものでもあると思います。そこは勘違いしてはなりません。
また、放送前に、中居氏側は代理人を通じて、また要らぬ声明を出したようですが…そんなことよりも(以前も記しましたが)まず中居正広氏本人が、弁護士を同伴させても良いので、公の場で、話せる範囲のことは全て自分の口で話すことと、被害女性に誹謗中傷する中居正広擁護派の人間の非行を抑止させることが重要で、それすらやらずして反論することなどできないはずです。そんなことで、本当に信用されるとでも思っているのか…そもそも、事件の発端となっているのは、中居正広氏自身なのです。非がないとするなら引退する必要もないわけで、これでは「卑怯者」と思われても仕方ないでしょう。

中居氏が見習うべきこと

島田しまだ紳助しんすけさんは、自身が反社の人間と関わっていた事実が明らかとなったあと、すぐに会見を開き、自身の言葉できちんと話してから芸能界を退かれました。あの姿が、本来あるべき姿ではないでしょうか。
一方、中居氏はどうか…全てを弁護士に丸投げし、自身は文書を出しただけで芸能界を引退してしまったのです。「被害女性とは示談が成立したからハイ、終わり」って…。あなたは、多くの関係者にも迷惑をかけ、ファンも不安にさせたのです。誠意の欠片も一切感じません。
また、中居氏を擁護する人間も「事の発端は中居氏にあること」「事件以来、文書以外で一切発言していないこと」を、なぜ問題視できないのかと…逆に、被害女性を悪人だと思っていそう…そんな印象を持っています。いまも誹謗中傷が続くくらいだから尚更です。中居氏擁護派も同罪だと思っています。

この事件は、1人の人間の尊厳を傷つけた「基本的人権」を侵害するもの…つまり「違憲事案」なのです。そのことを理解している人は、果たして、どれだけ居るのでしょうか?日本に住む人は、誰もが必ず理解していなければならないことです。

掘り下げて考えるべき論点(AI)
中居正広氏の責任範囲:
中居氏がどこまで責任を負うべきか、具体的な範囲を明確にする必要があります。示談成立後の道義的責任、擁護派の暴走に対する責任など、様々な側面から議論が必要です。

フジテレビの姿は「日本人の本当の姿」を表すものだ

今回の検証番組では、その「基本的人権」を侵害するような行為が社内で展開されていたことも明るみになりました。やはり、以前から人権意識に欠けた会社だったんだなと。
フジテレビに限りません。業種を問わず、日本の企業は、ほとんどがそういうところだと言ってよいかもしれない…そういう国民性だということを、今回の検証番組で改めて思いました。
日本の多くの企業や人は、企業規模の大小を問わず、その役職・立場を問わず、今回の問題を他人事にしていそうな印象を強く持っています。被害に遭った女性は、いまも誹謗中傷の被害に遭っているのです。このことから、「多くの日本人は、人権意識に欠けている」と言わざるを得ません。未だに「男尊女卑」の考え方が蔓延している証拠です。それのみならず、「部落差別」「村八分」も、いまでも行われてしまっているくらいですから、尚更です。

こんな上司が全てを駄目にする

「仕事はできるがハラスメント気質がある上司」…フジテレビでも例外ではなく、今回の検証番組では、BSフジ「プライムニュース」元キャスターの反町そりまちおさむ氏のパワーハラスメント問題についても言及しました。

…これは私個人的な経験による話ですが、派遣社員だったころ、某自動車メーカーの配送センターにいた、外部契約の会社所属の女性リーダーが、まさにそんな感じでした。自分の気に入らないことが起これば、いつもヒステリックになっていたのです。番組を見ていて、そんなことを思い出しました。
つまり、男女関係なく、そういう気質の人間は存在するということ。なぜ、こういう人間が生まれるのか…一度権力を持ってしまうと、周囲のことが見えなくなるのは、本当のようです。私自身、人の上に立ちたくない…それは、自分自身が、そんな人間になりたくないからなのです。
こういう人間ほど、なぜ上の立場に立ちたがるのか…思考回路が子供のまま、まったく成長していないということかもしれません。

なぜ「日枝久」氏はお咎めなしなのか

番組では、長くフジテレビの経営の実権を握ってきた日枝久氏の長期体制にも言及しました。
なぜ、日枝氏への処分がないのでしょうか?不思議でなりません…いちグループのトップとして。今回の問題に関して、氏は黙秘を貫いているから、尚更。
しかも、遠藤龍之介氏が辞職を進言しても「戦わずしてお前は辞めるのか?」と返す始末。そのくせ、表には一切出てこず、沈黙を貫いている…今回の検証番組にも協力することはなかったのです。
こんな状態では、フジテレビの改革などあり得ません。日枝氏は勿論、氏と関わりを持つ人間も含め、フジテレビから一掃しなければ、信頼回復はないでしょう。

掘り下げて考えるべき論点(AI)
フジテレビのガバナンス体制:
日枝久氏の長期体制が、今回の事件を招いた一因であるならば、ガバナンス体制の抜本的な見直しが不可欠です。

過去の事件も忘れていない

そういえば、「テラスハウス」出演者が第三者の誹謗中傷により自ら命を絶ってしまった事件も、ニッポン放送から転籍した塚越つかごしたかしアナウンサーがフジテレビ社屋内で自ら命を絶ってしまったことも、何一つ…。後者については、その真相は明らかになっていないままです。
それ故、今回の問題も、いずれ有耶無耶になりそうな気がしてなりません。そのため、進行役の宮司愛海アナウンサーが番組最後に述べた決意表明が、軽く聞こえてしまったのです。
今回の問題とは別件で、オンラインカジノに手を出したバラエティ番組制作スタッフの社員が逮捕された事案が、最近起きました。宮司アナウンサーの決意表明が軽く聞こえてしまった理由は、このこともあります。
フジテレビ社員は、本当に会社を変えるつもりがあるのか、本当に社員の意識改革は進んでいるのか、疑わざるを得ません。

まとめ

今回の、中居正広氏を発端とするフジテレビの問題から、人権意識の重要性を再認識しました。同時に、日本人には「人権」というものが、そこまで重要視されていない現状を見せつけられました。
特に、フジテレビ上層部のみならず、中居正広氏擁護派も、フジテレビ問題を他人事としている人も、人権意識に欠けているという印象が否めず…。そのような人間は、この世界から淘汰されなければなりません。
また、過去に記したことの繰り返しになりますが、憲法でも保障されている「基本的人権」…これを守る意識を常に持つこと、自分の利益だけを考えず他人優先で考えること。そうした意識にシフトしていかなければ、また、どこかで必ず同様の事件が起こるでしょう。絶対に他人事にしてはいけません。

掘り下げて考えるべき論点(AI)
メディアの責任:
メディアは、今回の事件を単なるスキャンダルとして扱うのではなく、人権問題として深く掘り下げ、社会に警鐘を鳴らす役割を担うべきです。
教育の重要性: 人権意識を高めるためには、学校教育や企業研修などで、人権に関する知識や倫理観を学ぶ機会を増やす必要があります。

今後の課題と提言(AI)
意識改革の必要性:
フジテレビ社員だけでなく、日本社会全体で人権意識を高める必要があります。
他人優先の思考: 自分の利益だけでなく、他者を思いやる姿勢は重要です。
「基本的人権」の尊重: 憲法で保障された「基本的人権」を守る意識を常に持つことが大事です。

あなただけの社会ではないのです。他人様がいて、始めて「自由」が生まれます。そのことを、私達は肝に銘じるべきです。



以下の投稿も合わせてお読みください。

こういう人を出してはいけないのです。ちなみに、この投稿の右側は、いまの私に近い状態です。

追記

「検証番組は期待外れだった」などとする声が多くでていますが、はじめから、そんなものに期待するほうが間違っているのです。それは「自社による検証」だから。
まず、それをやったことについては、評価すべきだと考えます。ただ、それを元に、どこまで信頼を回復させられるかについては、現状では無理だと思っています。

それより、そんなことで不満を表す前に、貴方自身、やるべきことがあるはずです。「争いの根」は、フジテレビや中居氏同様、貴方自身も持っているのです。人間とは、そういう生き物なのです。今回は、そのことも含めて記しました。


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