「頑張ることが美徳」は幻想だ。作業療法士16年目が実践する、疲れない働き方
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正直に言う。
「適度にサボる」が一番の答えだと思っている。
でもそれは記事には書けないので(笑)、もう少し丁寧に説明する。
疲れない働き方って、結局なんだ
16年間、作業療法士として働いてきた。特養で、機能訓練指導員として、施設唯一のOTとして。
その中で気づいたことがある。
「疲れない働き方」の本質は、いい意味で体力を温存することだ。全力を出し続けることが美徳だと思っていた時期もあった。でも今は違う考え方をしている。
仕事はマラソンだ。最初から全速力で走る人は必ずどこかで倒れる。
消耗していく人に共通すること
職場を見ていると、常に疲弊している人にはパターンがある。
タスク管理ができていないこと。そしてやるべき仕事に時間がかかりすぎていること。
ドタバタと動き回って、気づけば1日が終わっている。何をやったかは覚えているけど、何が終わったかわからない。そういう状態が続くと、身体より先に心が折れる。
消耗しない人に共通すること
一方で、アグレッシブに動いているのに消耗している感じがしない人もいる。
違いはなんだろうといつも観察している。
やりがいを持って動いているかどうか、だと思う。
義務感でこなしている人と、意味を感じて動いている人では、同じ仕事量でも消耗の度合いが全然違う。これは作業療法の「意味のある作業」という概念とも一致する。人は意味を感じて動いているとき、驚くほどエネルギーが持続する。
OTという専門知識が守ってくれること
特養にはDr.が常駐していない。
だから利用者さんが転倒したとき、呂律が回っていないとき、認知症の症状が出たとき、看護師以外だとOTに助言を求められることが多い。
施設唯一のOTとして、私はその場でアセスメントして動く。それは確かにプレッシャーだ。でも同時に、オンリーワンの専門知識を持っていることが、自分の仕事の軸になっているとも感じる。
「自分にしかできないことがある」という感覚は、疲れを和らげてくれる。消耗しない人の特徴と同じだ。自分の仕事に意味を感じられているから、踏ん張れる。
私が毎日やっている、地味だけど効く習慣
休憩時間は必ず寝る。
これだけで午後のパフォーマンスが全然違う。10〜15分でいい。目を閉じるだけでもいい。とにかく脳をリセットする時間を意識的に作ること。
トイレに行ったついでに伸びをする。
誰もいないところで壁を使って大胸筋を伸ばす。肩凝り予防のためにストレッチを細切れに入れている。デスクワークや介助で前傾姿勢が続くと、あっという間に巻き肩になる。1回1回は30秒でいい。積み重ねが身体を守る。
特別なことは何もしていない。でもこの2つを続けているだけで、16年間大きく身体を壊さずに来られた。
「頑張ることが美徳」は幻想だ
はっきり言う。
「頑張ることが美徳」なんて幻想だ。やりがい搾取されているだけだ。
仕事はあくまでも、賃金をもらう対価として労働を提供しているだけだ。確かにやりがいはある。楽しいことも山ほどある。でも私たちは必ず「定時」という時間に縛られている。
日本人は頑張りすぎだと思う。無理しなくていい。疲れるだけだから。
仕事が人生のすべてではない。もっと視野を広く持とう。
最後に、いつも読んでくれているあなたへ
人生は1回きりだ。
身体のメンテナンスを後回しにしていると、ストレートネックになったり、巻き肩になったりする。それを直すのは本当に苦労する。そして老後、必ずしんどい思いをする時が来る。
今からでも遅くない。
少しずつでいいから、自分の身体をいたわってあげてほしい。
作業療法士・16年目。特養勤務。元認知症指導管理士。HSP・ISFJ。休憩中は必ず寝ます。
この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。 「頑張らないと」と自分を追い詰めるのではなく、自分のエネルギーを上手に温存する。それが、長く健やかに働き続けるための最大のコツだと思っています。
「じゃあ、具体的に日常でどうやって消耗を防げばいいの?」と感じた方へ。私が実践している具体的な技術や習慣をまとめたこちらの記事も、ぜひ読んでみてください。
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「HSPが職場で消耗しないための具体的な技術。作業療法士16年目が実践してきたこと」
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私が毎日愛用しているストレッチポール
疲れない身体を作るために、日々のメンテナンスは欠かせません。ちなみに車の中ではハーフサイズを使用しています。
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