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障害児を育ててきて思うこと

29歳 重度知的障害者
特別支援学級~支援学校高等部
就B3ヵ所通所
24歳 グル-プホ-ム入居
26歳 一般就労

多くの出会いに支えられた


障害から学んだこと

障害児の親になって「かわいそう」という言葉を考えさせられた
当事者でなかった時、障害児者を見て「かわいそうだから、助けてあげよう」と思っていた
違った

自分の中の偏見がわかった
自分の偏見を取り払うことから育児が始まった

障害を知る
我が子の障害は否応なしにわかる
障害児教育の勉強会に通うことで
様々な障害の特性を知っていくと
特性ではなく「違い」「それぞれの普通の違い」に思えてきた

見え方
聞こえ方
あらゆる感覚の過敏さ・鈍感さ
思考
自分の感覚が普通と思っていた
思い込み、無知だった
知っていくことで「障害」ではないという捉え方になっていった

当事者からの話しを聴いた時は
当事者の言葉、表現、表情から暮らし辛さが伝わってきた

例えば、カレンダ-にいろんな形がある
一般的な月単位の週並びは見にくい
1日~末日まで横並びでないとわからない
衣替えがわからないから、野球のシーズンに合わせて服を変える
空気が読めないと言われるけど
空気を感じ過ぎて、どうしたらいいかわからなくなる
突然、記憶を思い出す、笑いや怒りが溢れて止まらなくなる…とか

健常者の耳は、無意識に聴き分けて必要な音を聴いている
周囲の全ての音が聞こえてしまう人もいる

視覚障害にしても見え方は千差万別
見えていても光に敏感であったり、色によって見え辛さがあったり

様々な障害・マイノリティの人が、戸惑いながら、つまづきながら生活している
学力的な問題はなく、仕事もできる
普通に見えても、不自由さを抱えている人がいる

障害は特別ではない
誰しも、細かく診れば、何らかの障害名に当てはまるように思う

自然界に同じものはない
植物にしても、種類はあっても、全く同じはない
当然、人間も同じ人はいない

知的障害の子の成長をみていて
普通というレベルに追いつくことはない
複雑なことも理解できない
判断力も浅はかで弱い
けれど、自分の持つ力で社会に貢献できることはある

社会は、世界を動かすような能力の人のもとで
それぞれが自分の持つ力で支え合って成り立っている
底辺でも、弱くても
何かしら貢献できて
歓びを感じて
生まれてきて良かったと思えればいいと思う


「障害」について考えることもない親だったら
世間体に生きて「勝ち負け」にこだわり
生きる歓びについて考えることもなかったと思う

「私の未知」を知りたい

認知症医療の第一人者・長谷川和夫さんが認知症になられ
「ぼくはやっと認知症のことがわかった」という本を出版されている

私は、障害児の親になり辛苦を味わい、障害児者のことがわかるようになった
DVを経験して、女性の人権、暴力による支配構造、ジェンダー問題について考えるようになり
弱者問題を考え続けていきたいと思うようになった
いくら立派な本を読んでも学習できないことを身をもって学んだ

京大生が「京大生の特徴は、人のことを考えないこと」と笑ってた
自分の研究で頭がいっぱいで、誰も人のことなんて考えてないらしい

何の実力もなく、弱く、人に振り回されてるけど
共感できる

人は違うもの、理解し合える人と、理解できない人がいる
養老孟司さんが説かれたように壁のようなものがある
言語は関係ない、ある種の特性
理解できない人と関わる時間は、もったいない
時間は「私の未知を知ること」に使いたい

田舎町の講演、隣町の講演に足を運ぶ
自分の無知がわかる
頭をアップデートする
世界が広がる、繋がる
新しい扉が見つかる

ノーベル生理学医学賞を受賞された利根川進教授、87歳
現在、マサチューセッツ工科大学で脳科学の研究をされている
学びに終わりはないと教えてくれる

"Stay hungry, stay foolish. "      (Steve Jobs )

叡智を備えた人達が人生を費やし
世界・地球・宇宙全ての未知の分野を突き詰め、新しい発見、理論を築き上げ
未来の人類の可能性、幸福に貢献している

私の小さな器の中の「私の未知」を突き詰めたい
今の最大の研究テーマ「自分の心」「トラウマ」
カウンセラーに支えられながら自分の心を見直す
トラウマの整理
パニック、涙、落ち込み、全身で臨床中
そして「DV被害者の真の心の回復」「障害者の自立」「きょうだいの人生・幸福」「障害者の親の自立・最期」~「ジェンダー問題」「外国人の人権」
私にしかできないテーマ

障害児を育てて
お金で買えない、誰にも奪われない財産を授かることができた
苦しみからの深い感動、学び

傷めつけられたことで「人権」がわかった
弱者を育てたことで「尊厳」がわかった
人間の根幹がわかった


草の根の中で、もがきながら
一隅を照らせるような生き方をしていきたい



図書館で見つけた
読み始めて、子ども達の小学校のM校長を思い出した
(後に、教育長になられた)
校長室に呼ばれ、教育についての思いを話してくださった
あの時の話し「アドラー心理学」やった!と
今わかった
自分に落とし込んでいくのに時間かかるけど
力をもらえる本に出会えた♡









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みひろ お会いできたご縁に感謝します! 小さなお応援・励ましが私の大きな力になります♪