多趣味ライターは、趣味の「百姓」を目指す
「いったい何をやっている人なんですか?」
そう聞かれて、一言で答えるのが難しいタイプの人間がいます。
私もその一人です。
FP(ファイナンシャル・プランナー)であり、司書であり、投資家であり、元プログラマー。
そして最近は現代アートと家庭菜園に夢中になっていたりして……。
かと思えば、落語を聞きながらこだわりのチョコをかじり、
夜はジャズを聴きながらミステリを読む。etc、etc ——
そんなことを話すと、
「すごい多趣味ですね」と言われることがあります。
でも、実のところ、それは褒め言葉でもあり、
少し困った言葉でもあります。
私はただ、思いついたことを手当たり次第やっているわけではありません。
むしろ、「多趣味な生き方」を意識的に選んでいるのです。
今日は、リスク管理の観点から「多趣味」についてお話します。
「百姓」を目指すということ
もともと多趣味なところはあったのですが、
「多趣味を生き方として目指すべき」と思ったきっかけの1つは、
菜園生活風来を経営する西田栄喜氏の
「農家ではなく百姓を目指せ」という言葉です。
「百姓」の本来の意味は、「百の姓」=「百の名字を持つ」ということ。
つまり、いろいろな仕事ができるという意味です。
昔の農家では、
「田んぼをするなら畑もしろ」
「空いている時間は漁に出ろ」
「冬は縄を編め」
などと言われてきました。
自然相手の農は、天候次第で何がおこるかわかりません。
「百姓」の2文字には、そんな自然のリスクを分散しろという教えが埋め込まれているように思います。
この言葉に出会ったとき、
「あ、これだ!」と思いました。
私が多趣味をアイデンティティだと考えている理由の核心を、
まさにこの「百姓」という言葉が見事に言い表してくれていたのです。
「百趣味」というリスク分散
現代は「VUCAの時代」と言われています。
先が読めない。
変化が激しい。
何が起こるかわからない。
そんな時代に、たった一つの肩書きやスキルだけに頼って生きることは、
農民が「米作り一本」に命を賭けるようなものといえるかもしれません。
昔の農民が「百姓」としてリスクを分散したように。
私も、「百姓」ならぬ「百趣味」を目指したいと思います。
趣味の中に「仕事の種」があり、「収入の芽」が潜み、
「心の糧」が育っていく……。
多彩な趣味は、人生のリスクを分散することにつながります。
趣味が人生の「保険」になる
趣味は、単なる遊びや余暇ではなく、
いざというときに支えてくれる“保険”にもなる、
としたらどうでしょう。
もちろん、単なる趣味だから、
何かの役に立たなくても全然かまいません。
でも、趣味が変われば、出会う人も変わりますし、
気づきが広がり、新しい世界が開けます。
そうして自分の世界が広がることで、
いつか収入につながるかもしれないし、
何より、心の支えにもなってくれます。
今は役に立ってないかもしれないけど、きっとどこかでつながる。
いろんな趣味が、未来の自分を助けてくれるかもしれない。
私にとって、そんな風に妄想するのは、とても楽しいことです。
楽しくって、いつか役に立つかもしれないって最高じゃないですか!?
だから、今日も好奇心にまかせて、
いつか、何かにつながるかもしれない新たな楽しみに手を伸ばすのです。
「百趣味ライター」という生き方
私は「マルチ・ポテンシャライター」を名乗っています。
簡単にいうと「多趣味ライター」です。
あるときはFPとして働く。
あるときは、書評を書き、投資をし、野菜を育てる。
すべての根っこには、「好き」がある。
そして「好き」は、思っている以上に強い。
「多趣味ライター」の進化系が「百趣味ライター」です。
私の「マルチ・ポテンシャライター」という肩書きの中に、
「百姓の精神」と「多趣味の実践」を掛け合わせた、
このうえなく欲張りで、このうえなく楽しいライフスタイル。
好きが高じて、好きをこじらせ、どこまで行ってしまうのか……。
「百」というのは“たくさん”の象徴ですが、
そのうち本当に「百趣味」になるかもしれないと本気で思いながら、
今日も「百趣味プロジェクト」を遂行中です。
・「明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。」
——マハトマ・ガンジー
・「明日死ぬかのように趣味を楽しめ。
永遠に生きるかのように趣味を増やせ。」
——きのころ
「この先、生きのころー!」
何が起きるか分からない時代でも、
どんなに計画が崩れても、
好きなことを、いくつも抱えておけば、生きのこる道は残るはず。
百姓が縄を編むように。
漁に出るように。
私は原稿を書き、土をいじり、本を語る——
何があっても「この先、生きのころー!」
このフレーズは、私にとって、
「百趣味ライター」=「趣味の百姓」宣言でもあるのです。
<きのころワンポイントアドバイス>
あなたはいくつ趣味がありますか?
好きなこと。
楽しみにしていること。
今すぐ100個挙げるのは難しくても、
10個、20個と書き出していくうちに、
意外なところに「趣味の芽」が眠っていることに気づくかも。
昔ハマっていたこと、やってみたいと思っていたことでもOK!
思いついたら、ノートでもスマホでも、どんどんメモしていきましょう。
それが未来の「百趣味」への第一歩になるかもしれませんよ!
あなたの“趣味”を数えましょう!(小柳ゆきかな?)
きっと、あなたの未来に必要なものが眠っているはずです。
【追伸】
続編として、「趣味を数える話」を書きました。
ぜひご覧ください。
たくさんのnoteの中から、私の記事を見つけて読んでいただき、
ありがとうございました。
「なんかいいかも」と感じていただけたら、
スキやフォローで合図を送ってもらえると、とても励みになります。
どうぞ、よろしくお願いします。
