エコに生きるという冒険~ペットボトル水耕栽培から育つエコの芽
「冒険」と聞いて、何を思い浮かべますか?
ジャングルの奥地に分け入る探検家?
無人島でサバイバルするロビンソン的な人?
それとも、火を噴くドラゴンと戦うRPGの勇者?
……いやいや。
現代の冒険者は、もっと身近なところにいます。
たとえば、「エコに生きよう」とがんばってる人たち。
そう、現代社会においてエコに生きることは、
想像以上に本格的な冒険なのです。
エコ冒険は地味だけど難易度ハード
たとえば、コンビニで買い物するとき。
「袋いりません」と言えば済む話……
のはずが、つい「お願いします」と言ってしまう。
家にマイバッグは5枚はあるのに、いつも持ってないのはなぜ?
マイボトルを持ち歩こうと決意しても、
数日後には水筒を忘れてペットボトルを購入してしまう……。
エコに生きようとすることって、
始めるよりも、続けることの方が、ずっと難しい。
しかもこの世界、「エコであろうとする人」に不親切なんです。
・ネットで注文した商品が、やたら過剰包装されて届く。
・リサイクルできそうでできない素材が、やたらと多い。
・エコな暮らしをしようとすると、お金と手間がかかる。
などなど。
正解なき時代のエコサバイバル
環境問題は、どんどん複雑化しています。
「プラごみ問題」ひとつとっても、
・ペットボトルのリサイクル率は?
・マイクロプラスチックの影響は?
・代替素材の環境コストは?
……など、考えることが多く、一筋縄ではいきません。
かと思えば、「脱プラ」の流れに対して、
「プラスチックは衛生的で、実は環境にやさしい面もある」
なんて逆の意見も。
何が正解なんだ。
——いや、そもそも「正解」ってあるのか?
もう、「正解はひとつじゃない」と思うしかありません。
でも、それって裏を返せば、
自分で考えて行動する余地があるということではないでしょうか。
大切なのは、「誰かにとっての正解」じゃなく、
「自分が納得できる選択」。
それこそが、知的なサバイバルのスキルだと思うのです。
私の場合(ペットボトル水耕栽培)
別に、新たな冒険に旅立とうとか、知的なサバイバルをしようとか
そういうきっかけで始めたわけではないのですが——
私は今、水耕栽培にはまっています。
私は、水耕栽培における「勇者の剣」として、
よくペットボトルを再利用しています。
<ペットボトル水耕栽培の実例>
エントリーNo.1、小松菜です。

エントリーNo.2、バジルです。

エントリーNo.3、ラディッシュ(はつかだいこん)です。

収穫の喜び(笑)。

ペットボトルを利用した水耕栽培には、
次のような「プチ・エコ生活」ポイントがあります。
①資源の再利用
本来捨てるはずだったペットボトルを再利用することで、
「新たな価値」を与えて、再生させることができる。
②地産地消の促進
「家産家消」、それも、かなりの小規模ですが……
物流にかかる燃料や包装資材をわずかでもカットできる。
③持続可能な生活の一歩
省スペース・低コスト・少エネルギーで、
無理なくSDGsを実践できる。
……これが正解かどうかはわかりません。
そもそも、ペットボトルを購入するのはエコじゃない、
という声があるかもしれません。
でも、消費をゼロにできないなら、せめて循環・再活用を心がけること。
それだって、立派なエコの形ではないでしょうか。
完璧にエコな生活なんて、ほとんど不可能です。
でも、だからこそ思います。
「できる範囲で、でも一歩先へ」を積み重ねていく人こそが、
この時代の冒険者なのだと。
文明社会という巨大ダンジョンを、
矛盾と誘惑のトラップをかわしながら、
自分の信じる道を探して歩く——
その姿は、RPGの勇者にも負けていません。
大事なのは「自分で納得して選び、楽しむ」ことだと思います。
冒険者として生きていきたい
「冒険」とは、必ずしも未知の土地を旅することではありません。
それは、今までの自分の当たり前を手放し、新しい選択をすること。
・ちょっと高いけど、環境に配慮された商品を選ぶ
・今まで捨てていたものを、何かに再利用してみる
・自分ひとりがやっても意味ないかも……と思いながら、
それでも「やってみる」を選ぶ
これらはすべて、“冒険的な生き方”そのものだと思います。
地球は、日々少しずつ変化しています。
気候、資源、生態系、そして人の意識。
エコに生きるというのは、
「誰よりも正しい行動をすること」ではなく、
「どんな世界に生きたいか」を自分で選ぶこと。
それは、自分なりの価値観を抱えて、
大海原に漕ぎ出すような生き方です。
私たちが今、どんな小さな行動をとるかによって、
100年後の人たちが見る風景が変わるとしたら。
——それって、ものすごくロマンのある話じゃないですか?
小さな決意、小さな選択。
その積み重ねの先に、きっと「大きな冒険の地図」が描かれていく。
だから私は、これからも水耕栽培を続けます。
それが、私なりの“小さな冒険”のしかた。
いつか、誰かの冒険マップと、
どこかでつながっていく未来を信じています。
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