多趣味ライターは「多趣味=好奇心の皿回し説」を唱える~持続可能な趣味目標
「趣味は何ですか?」と聞かれて、
答えに困ったことはありませんか?
私は、しょっちゅう困っています。
なぜなら、多すぎて、制限時間内(そんなのあるのか?)に
答えきれないからです(笑)。
大体の場合は、
「読書と音楽と映画、それに旅行ですね」
とか答えてお茶を濁します。
別に、多趣味選手権に出場しているわけではありませんし、
記録係がいるわけでもないので、
ムキになって趣味を羅列する必要はないわけです。
だけど、ほんとは、あれもこれも言いたい。
もういっそ、「趣味は多趣味です」とか言い切りたい!
今日は多趣味=「皿回し」説と、
持続可能な趣味のための17の目標についてお話します。
ずっと続けていなくても趣味は趣味
多趣味を国内外にアピールしている私ですが、
ひとつ言えるのは、
全部の趣味をずっと続けてるわけじゃないってことです。
私の場合、1年に3、4回しかやらない「趣味」もあります。
もっとひどい(?)のになると、
5年振りとか10年振りとかに登場する趣味もあったりして。
「5年ぶり3回めの出場!」って、
紅白歌合戦か高校野球みたいですが……。
でも、それでいいんです。
趣味って、続けなきゃいけないものじゃない。
思い出したらまたやる。飽きたら休む。
忘れてたら、忘れたままでもOK。
そういう関係性が、ちょうどいい。
事例①:水族館に時々行きたくなる
一時期、水族館にハマって、全国の有名な水族館を訪れました。
魚やエビ・カニなんかもいいんですが、
私のお目当ては、もっぱら、イルカやアシカなどのショー。
特に、アシカは芸達者なので、
ストーリー仕立てになっているショーもあるんです。
アシカが生徒に扮する「学校もの」や、
アシカが刑事役をつとめる「本格刑事ドラマ」まで。
他にも、
腹筋するセイウチとか、
園内を歩き回るペンギンとか、
あざとかわいいラッコのメイちゃんとか(😍)……。
まさに、会いにいけるアイドルたちです。
そういえば、もう国内のラッコは2頭になってしまいました…。
水族館には、毎年行っているわけではないんですが、
定期的に行きたくなるんですね。
こんなに好きなのに、最近行ってないからといって、
趣味の座から陥落、とか、そんなことあるわけないじゃないですか!
事例②:◯◯彗星なみの趣味もある
小学生の頃、昆虫クラブに入っていました。
自然のあるところに出かけ、昆虫採集する。
近所で捕まえた虫を家で飼ってみる。
ああ、それなのに、大人になるにつれ、
知らない間に昆虫への興味は薄れていき、
どちらかといえば、気持ち悪い、うっとうしい存在となり……
ところが、です。
子どもが生まれてから、また感じ方が変わりました。
子どもと一緒に遊ぶうち、暮らしの中に昆虫が戻ってきたのです。
庭に来る蝶の幼虫を育てて羽化させたり、
大量に発生するテントウムシを羽化させたり、
(それだけアブラムシも大量に発生しているわけですが)
夏の夕暮れ、セミの幼虫を捕まえてきて室内で羽化させたり……
羽化ばっかりですが、羽化って本物の「ドラマ」なんですよね。
眼の前で繰り広げられる「ドラマ」に感動しかありませんでした。
それも、子どもの成長に伴い、「思い出」化していたのですが、
最近、家庭菜園を再開したことで、
昆虫との距離が、また近くなったように思います。
これなんか、だいたい20年周期の趣味ともいえます。
ハレー彗星まではいきませんが。
多趣味=「好奇心の皿回し」説
多趣味って、「皿回し」みたいなものではないか、と思うんです。
いろんな「好奇心」がのった皿が何枚かあって、
それを順番に回している状態。
……といっても、曲芸師のように、
全部の皿を全力で回し続けているわけではありません。
ある皿はずっと回っているけど、
ある皿はしばらく放置されていたり。
でも不思議と、久しぶりにその皿に手を伸ばすと、
「あれ?まだ回ってたんだ」となることがあるんですよね。
それはきっと、“趣味には再燃性がある”からだと思います。
熱が冷めたように見えても、心の奥でくすぶっていて、
何かの拍子にまた回りだす——
たとえば、昔ちょっとかじっていた手芸を、
数年後に再開してみたり。
子どものころ好きだったプラネタリウムに、
大人になってまた観に行ったり。
「そういえば私、これ好きだったんだ」
と思い出す瞬間って、ありますよね。
だから、大事なのは、「皿を落とさないこと」じゃなくて、
まずは好奇心の皿を回してみる=“やってみる”ことだと思っています。
うまく回せなくてもいい。すぐ飽きたっていい。
でも一度回し始めた「皿」は、普段意識していないだけで、
きっとあなたの中で、ずっと回り続けています。
多趣味って、そういう“回転する好奇心”を
たくさん持っている人のことなんじゃないでしょうか。
🎯 SEGs:Sustainable Enjoyment Goals
多趣味であること、続けられないこと、再燃すること。
さらには、趣味がないこと、始められないこと——
それらをまるごと肯定する、
“やさしい指針”があってもいいんじゃないか。
そのような思いから、
「SDGs」=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
にならって、
「SEGs」= Sustainable Enjoyment Goals(持続可能な趣味目標)
という考え方を提唱します!
以下が、「趣味の持続可能性」を見つめ直す17の目標です。
01. 🌱 興味の芽を育てよう
「なんとなく気になる」は、趣味のはじまり。
芽生えた興味を見逃さず、大事に育てていこう。
02. 🐣 「下手の横好き」に誇りを
上手じゃなくてもいい、途中でやめたっていい。
好きだった事実は、ちゃんとあなたの中に残っている。
03. 📅 三日坊主は“始めた証”
三日続いたって、すごいこと。
三日やったら、あなたはもう立派な「経験者」。
04. 🗄️ 趣味の引き出し、たまに開けてみよう
ハマった過去は宝物。
時を経て、また手に取る日が来るかもしれない。
05. 🐢 自分のペースが、正解です
人と比べず、自分のリズムで楽しもう。
SNSに出さなくても、記録に残さなくてもOK。
06. 🛟 趣味は「逃げ場所」でもいい
現実逃避じゃなくて、現実回避力。
頑張らない時間、心の避難所をつくるのも、大事なスキル。
07. 🌊 趣味のサイクルに波があってもいい
再燃・浮気・放置、ぜんぶ趣味のうち。
火が消えたように見えても、地下でくすぶってるかもしれない。
08. ❤️ 知識よりも「心が動く」が大事
調べすぎて動けなくなる前に、とにかくやってみよう。
感情の動きが、すべての原動力。
09. 🛠️ 買っただけの道具も無駄じゃない
買って満足。それもあるある。
必要なときが来たら、ちゃんと役立つかもしれない。
10. 🌈 趣味の幅、ぐんと広げよう
趣味の幅って、好奇心のアンテナの感度で決まる。
少しずつ「自分の好き」の幅を広げていこう。
11. 👂 誰かの趣味話を、ちゃんと聞く
聞くだけでも、世界は広がる。
自分の“好き”を語るヒントになる。
12. ⏳ 忙しいときこそ、小さな趣味タイムを
5分でできることだってある。
やらない日が続いたからこそ、久々の一回が効く。
13. 🧭 自分の「趣味MAP」を持っておこう
何をしたいかわからないときのために、
「自分が好きなこと」リストを見返せるようにしておこう。
14. 🏷️ 日常の行動に新しい名前をつけよう
「散歩」→「探検」、「昼寝」→「脳内メンテナンス」。
見方を変えるだけで、新しい趣味として出会い直せる。
15. 🎨 あなたの“人生ストーリー”に彩りを
趣味の一つひとつが、あなたの物語のワンシーン。
あのときハマったあれこれが、今の自分を作っている。
16. 💼 趣味が仕事になっても、ならなくてもいい
活かしても、寝かせても、どちらでも価値がある。
趣味は「収益化されない自由」を持っている。
17. 📖 趣味は、いつでも“続き”が書ける物語
途中で終わっても、白紙のままでも大丈夫。
また手に取れば、そこからページがめくれる。
趣味の形は人それぞれ
「SEGs」17の目標、いかがだったでしょうか。
趣味って、ほんとうにいろんな形があります。
毎日やってる人もいれば、
何年も触ってない人もいる。
でも、どちらも趣味として「有効」であり続けるためには、
自分自身に対する“OK”を出す、小さな目標があってもいい。
SEGsは、そんな「自分とのゆるやかな約束」です。
続けなくてもいい。
飽きても、飽きたことすら忘れてもいい。
でも、ふと思い出してまたやってみたくなったら、
きっとそれは大切な「趣味」なんだ!
この17の目標の中に、今のあなたにしっくりくる言葉が、
ひとつでも見つかれば嬉しいです。
<あとがき>
今回の「持続可能な趣味目標」のアイデアは、
「視力(未来を視る力)を守る17の目標(SVGs)」を考えていたときに、
「趣味の目標があってもいいんじゃね?」
というノリで思いつきました。
サンキュー、「近眼で老眼で緑内障の司書」の私!(笑)
たくさんのnoteの中から、私の記事を見つけて読んでいただき、
ありがとうございました。
「なんかいいかも」と感じていただけたら、
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どうぞ、よろしくお願いします。
