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退職後は「ワーク・ライフ・バランス」から「ライフワーク(生涯取り組むテーマ)・バランス」へ!

「ライフワーク・バランス」という言葉を聞いたことがありますか?

「聞いたことあるよ」という方、
多分、それは「ワーク・ライフ・バランス」だと思います。

試しに検索してみたら、「ワーク・ライフ・バランス」についてのWebページが大量に出てきましたが、「ライフワーク・バランス」を解説したサイトは見つかりませんでした。

言葉遊びではありません。

私は、「ライフワーク・バランス」という言葉こそ、退職後の人生を充実させるために重要な概念だと思っています。


「ワーク・ライフ・バランス」の根本的な問題

「ワーク・ライフ・バランス(Work-Life Balance)」は、仕事と私生活の調和を取るための概念ですが、そもそもこの言葉がことさらに強調されるのは、多くの人が仕事にウェイトを置かざるを得ない働き方をしているからです。

「バランス」と言いつつ、実際には「私生活をもっと重視したい」という意味合いで使われることが多いですよね。

長時間労働や過重な責任に追われるなかで、せめて家族や趣味の時間を確保したい——
そんな思いが背景にあるのだと思います。

では、もしこの「仕事」を限りなくゼロに近づけたら、どうなるでしょう?

極端に言えば、「私生活を重視したい」を追求していくとFIRE(経済的自立と早期リタイア)に行き着くのです。

しかし、ここで大きな問題が発生します。

「ワーク・ライフ・バランス」では、「ワーク」が前提として存在するためバランスを取ることができました。

ところが、FIREによって「ワーク」が消えてしまうと、バランスを取る相手がいなくなってしまうのです。

もちろん、サイドFIRE(仕事を続けつつ、経済的自立を果たすスタイル)を選ぶ道もありますが、フルFIREを選んだ場合、最初は自由な時間を満喫できても、次第に「趣味の時間が増えすぎることで、飽きてしまう」という問題に直面します。

退職後に必要なのは「ライフワーク・バランス」

ここで登場するのが、「ライフワーク・バランス」という考え方です。

退職後の人生においては、「仕事と生活のバランス」ではなく、「ライフワーク」のバランスを取ることが重要になります。

ここで言う「ライフワーク」とは、生涯を通じて取り組みたいテーマのことです。

仕事に縛られず、自分の好きなことや情熱を注げるものを探求すること。それが退職後の生活を充実させる鍵になります。

ただし、ライフワークは1つに固定しない方がいい

なぜなら、たとえ情熱を持って取り組めることでも、長年続けると飽きが来ることがあるからです。

だからこそ、複数の「ライフワーク」を持ち、それらをバランスしながら生きることが重要なのです。

ちなみに、「ライフワーク」は「ライスワーク」(※)と違い、お金を稼げるかどうかは重要ではありません。
※「ライスワーク」とは「ご飯を食べるため」の仕事、つまり、生活を維持するために必要な収入を得るための仕事です。

「ライフワーク・バランス」を実践するには?

ライフワーク・バランスを整えるためには、生涯探求できるテーマを複数持ち、それらをポートフォリオのように組み合わせるのが理想的です。
例えば、
✅ 投資をしながら、趣味のガーデニングで季節を楽しむ
✅ ボランティア活動をしつつ、旅をしながら現地の文化を学ぶ
✅ 自分の経験を活かして、ブログや書籍、動画などで発信する
✅ 趣味の延長で、小規模な事業を始める(カフェ経営など)

このように、ライフワークを複数持つことで、飽きることなく、柔軟に人生を楽しめるのです。

FIRE後や定年後だけの話ではない

「ライフワーク・バランス」は、FIRE後や定年後の人だけのものではありません。

むしろ、FIREを目指している人や、定年を意識し始めた人こそ、この考え方を取り入れるべきだと思います。

退職した後に、「さて、何をしよう?」と考えるのでは遅い。

「ライフワーク・バランス」を意識しておけば、退職した瞬間から充実した生活をスタートできる。

だからこそ、今からでも「自分のライフワークは何か?」を考え、育てていくことが大切です。

まとめ

✔ 「ワーク・ライフ・バランス」は、
 仕事と生活を調和させるための考え方
✔ しかし、退職後には「ワーク」がなくなるため、
 このバランスは成り立たなくなる
✔ そこで必要なのが、「ライフワーク・バランス」
 ——生涯探求できるテーマを複数持ち、
 それをポートフォリオのように組み合わせること
✔ これにより、退職後の飽きや燃え尽きを防ぎ、
 充実した人生を送ることができる

「ワーク・ライフ・バランス」から「ライフワーク・バランス」へ。

これが、退職後の人生をより豊かにするための、新しい発想なのです。


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