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ドイツ一人旅_カリーブルストと白ワイン_05_03【海外旅行】

前の話  プロローグ  5日目01

1999年冬 5日目 ベルリン

時刻は12時を過ぎていた。

昼飯は露店のベルリン名物『カリーブルスト』にすることにした。

注文すると店員は左手に持った紙皿を筒状の機械の下に構え、焼きあがった表面がパリパリの細長いソーセージを上から投入する。すると、筒のなかで乱切りにされたソーセージが落ちてくる仕組みだ。

乱切りされたソーセージにケチャップをたっぷりかけて、カレー粉を振りかけると『カリーブルスト』の完成だ。

そこでふっと気づいた。ドイツではビールが有名だが、白ワインも有名なのだ。折角なのでワインも飲んでみたい。

そう思ったとき、目の前に小さなビンに入った白ワインが置いてあった。僕はその白ワインも注文した。

『カリーブルスト』をフォークに刺して口に運んだ。なんだこれは!うまいじゃないか!酸味の効いたケチャップにカレー粉のパンチが飛んでくる。これならいくらでも食べれる気がした。

『カリーブルスト』をつまみながら白ワインを飲んだ。ワインはそんなに詳しくないため味わいはよくわからないが至って普通な感じがした。

そして落胆した…

白ワインのラベルを見ると「フランス」と記載されていたからだ。ドイツ産ではないのか…

お酒は余り強くないので一度の食事で飲めるお酒の量には限りがある。つまり何種類もお酒が飲めないので慎重に選んで飲んでいるのだ。

その貴重なお酒が「フランス」産とは…。しかも飲みなれないワインを昼間から飲んだせいでいつもより酔っ払ってしまい頭痛すら感じる次第だ。

フラフラ歩きながら地下鉄に乗り、ベルリンの壁の跡地に向かった。



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