ムカデの駆除と侵入対策の3ステップ ~過保護なムカデの生態も
ムカデ対策は「侵入させない」「見つけたら駆除」「家の周りを整える」の3つが基本。鎧のような外皮とたくさんの脚を持ち、咬まれると非常に痛い「害虫界最恐の生き物」は、春の早いうちから出没します!
一方でムカデには、子煩悩でストイックな一面もあったりするのです。
ムカデの対策と生態を解説します。
ムカデはなぜ家に入る?侵入する理由
ムカデは夜行性です。餌となる「生きた虫」を求めて家の中に入り込んできます。動くモノに思わず咬み付く性質があります。咬まれると非常に痛く、腫れが何日も引きません。
昼間は、落ち葉の下や石垣のスキマなど、狭くて暗いジメジメしたところでじっとしています。夜に家の中に侵入したムカデが、家具の裏や、靴やスリッパの中に潜んで被害を受けることもあります!
日本の住宅で問題になるムカデの多くは、トビズムカデと呼ばれる大型種です。越冬からの目覚めは意外と早く、4月ごろから動き出すので、早めの対策が必要です。
春から夏にかけて、ムカデに咬まれる事例が多く報告されます。乾燥が苦手なので真夏は被害が減りますが、若いムカデが独り立ちして分散を始める秋に再び増えてきます。
家の中でムカデを見つけた場合、叩いてもすぐに退治できないことが多く、反撃されると危険なので、物理的手段よりも、できるだけ殺虫剤で駆除しましょう!

ムカデの駆除と対策 ~家に入れない3つの方法
1.できるだけムカデを家に入らせない
ムカデが侵入してきそうなドアや窓枠に、ムカデ駆除スプレー「ムカデキンチョール」を噴霧塗布しておくと、最大4週間のムカデの侵入防止効果もあります。
また、家の周りにぐるりと粉タイプの駆除剤「イヤな虫がいなくなるパウダー」を撒いておくと、そこでムカデが死んだり、嫌がって近づかなくなる効果があります。2-3週間効果は持続します。

2.それでもムカデが家に入ってきたら、咬まれる前に駆除
ムカデを見かけたら、「ムカデキンチョール」で直接噴射!家の中でも外でも、ムカデを瞬撃駆除できます。
部屋のどこにいるのか分からないムカデを退治するには、部屋全体を駆除できる「ムカデムエンダー」。ムカデが入ってきたけど見失ってしまった場合や、直撃噴射するとムカデが暴れるのが怖いという人にも最適。お部屋の広さに合わせてプッシュするだけでスキマも含めお部屋全体に届き、ムカデを駆除します。

3.家の周りのムカデを減らす
家の周りのムカデを減らすには、生息場所となる草むらや落ち葉などを取り除いて、じめじめした場所をなるべくなくすことが大事です。
また、ムカデ専用の毒エサタイプの殺虫剤「置くだけ見なくなる ムカデハンター」を使って数を減らすのも効果的です。

ムカデの意外な生態 ~卵を守る母親の行動
「ムカデがつがいで行動する、というのは本当?」とよく聞かれますが、ムカデは雄雌ペアで一緒にいる習性はありません。昔からあるこの噂は「ここはムカデが住みやすい環境なのでまた出ますよ」という警告の意味と思われます。
それよりも、ムカデの育児は、すさまじいほど母の愛に溢れています。
日本で代表的な種であるトビズムカデのメスは5-6月に産卵します。20-50個の卵の塊を、地面に触れないよう自分の体で丸く包み込み、絶えず卵を舐めながら、約1カ月間飲まず食わずで卵を乾燥やカビから守ります。
母親は卵のふ化後も赤ちゃんを抱き続けます。幼ムカデが自力で餌の狩りができる2か月後まで外敵から保護するのです。
なお、秋にひとり立ちした小さなムカデも、立派なあごを持っており咬まれるととても痛いので、侮るなかれ!

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