夏休みの宿題 ~身近な虫で自由研究!観察アイデア3つ
小学生、中学生のみなさん。夏休みの自由研究で「虫」をテーマにしてみませんか?
カブトムシやクワガタなどのめずらしい虫でなくとも、身近な虫でじゅうぶん立派な研究ができます。
KINCHOが、虫の自由研究アイデアを3つ紹介します。
1.公園や庭の虫をぜんぶ記録しよう
家の庭や、近くの公園(広ければ公園の一部)の見取り図を書いて、朝まだ暑くなる前や、すずしい日に、かたっぱしから虫を探してみましょう。
「ダンゴムシ」「蚊」「アリ」「ハチ」「テントウムシ」「アブラムシ」「コバエ」など、すぐにいろいろな虫が見つかるはずです。全部記録しましょう。
見つけた虫は、地面を這っていたか、土の中にいたか、石の下にいたか、木に登っていたか、葉っぱの汁を吸っていたか、ゴミ箱のゴミの中にいたか、など、どこにいたかを地図に書くのがポイントです。
できれば、
・写真をとる
・つかまえる(テイクアウトの飲み物用フタつき紙コップが便利)
・図かんやネットで名前をしらべる
と、もっとよい研究になります。ちがう場所でも同じことをすると、虫の種類が変わっておもしろいですよ。
身近な虫が、小さな庭や公園で、ちゃんと住み分けてくらしていることがよく分かるでしょう。

2.公園にいる、アリの種類を観察しよう
ひとつの虫にしぼって調べるのもおすすめです。とくにアリは、かんたんに見つかります。
アリは、とても種類が多いのです。よく見ると、一つの公園でも、いろいろな種類のアリがいるのです。
・大きいアリと小さいアリ
・黒いアリと茶色いアリ
・丸っこいアリと、長細いアリ
・地面を歩くアリと、木にのぼるアリ
・セミの死体にたかっていたアリと、花のミツを吸っていたアリ
色んなアリを見つけて、写真や絵で記録しましょう。「どこにいたか」もいっしょに書いておきましょう。
さらに、つかまえてきて種類を調べると、とても良い研究になります。
アリは、↓のウェブサイト「日本産アリ類画像データベース」(アリの研究グループが作った信頼できるサイトです)で名前を調べることもできます。

3.夜の虫は、どの色が好き?
昼間は暑いので、虫の多い場所なら、夜にできる研究もあります。
100円均一ショップなどでLEDライトを5つ用意して、セロハンのおりがみで赤・青・緑・黄色・透明の色をつけます。
それぞれのライトを30cm以上離して虫の多い場所にならべ、どの色にどんな虫が集まるかを調べましょう。
ポイントは、
・どの色が人気かの予想をする
・時間ごとに記録する
・スマホやタブレットのカメラで寄ってきた虫の写真をとる
可能ならば色のライトを置く順番を入れかえて何日間かやってみて、どんな虫がいたのかを表にしてみましょう。
どの色がどの虫に人気があったのかを調べて、予想とどうちがったのか、どうしてそうなったのかも考えてみると、すばらしい研究になりますよ。
(なお「虫が来なかった」というのもまた、立派な研究結果です)

まとめ ~よく見て、くらべて、考える
研究とは、決してめずらしい虫を見つけることが大事ではありません。
よく見て、くらべて、考えることが大切です。
ぜひ、自分だけの発見をしてください!
すてきな夏休みをお過ごしください。
※観察をするときは、暑くない日を選んで、適度に水分をとってすずしい場所でやすんでください。熱中症には気を付けてくださいね!
