私たちは、大日本除虫菊株式会社 KINCHOです~その2 鶏口となるも牛後となるなかれ
KINCHOのトレードマークは、ご存じ「ニワトリ」。115年前に商標登録されました。
鶏口となるも牛後となるなかれ
明治43年(1910年)、初代のニワトリがKINCHOの商標として登録されました。中国の歴史書「史記」の一節、「鶏口となるも牛後となるなかれ」がその由来です。業界の創始者として、品質、信用、経営どの角度から見ても常に最先端でありたい、という創業者の決意の表れなのです。

除虫菊とピレスロイド
明治19年、紀州有田のミカン農家の出身である上山英一郎が、ミカンの苗を贈ったお礼として、アメリカの種苗会社社長アモア氏から手に入れた除虫菊の種。KINCHOはこの白菊と共に、殺虫剤に関する科学や製品開発の世界で最先端を歩んできました。
除虫菊の花には、人にはきわめて安全で、いろんな虫に優れた殺虫効力を発揮する物質「ピレトリン」があります。これは、除虫菊が悠久の歳月をかけて、飽くなき虫との戦いの末に獲得した奇跡の物質でした。
植物は虫から身を守るため、トゲや化学物質など様々な防御機構を進化させていますが、除虫菊は「ピレトリン」を花に蓄え、虫から種を守る戦略を取ったのです。

第二次世界大戦後、除虫菊のピレトリンの化学構造をもとに、殺虫効力のある化学物質「ピレスロイド」が次々と誕生しました。ピレスロイドは、人はもちろん哺乳類、鳥類などの恒温動物に安全ながら、いろんな害虫に強い効きめを示します。
世界中で競うように研究が進められましたが、この分野でもKINCHOは中央研究所長であった勝田純郎博士を中心に世界をリードする存在となり、フラメトリン、プラレトリン、フルバリネートなどのピレスロイドや、ピレスロイド類似物質のシラフルオフェンを発明しました。同時に、各種ピレスロイドの特徴を生かした製品を次々と開発し、業界をけん引しました。

「大日本除虫菊」という社名は、私たちの決意表明
今年創業140年を迎えたKINCHOは、たゆまぬ研究努力によって人々の清潔で快適な暮らしを支えてきました。
私たちKINCHOがめざすものは、決して害虫の絶滅や根絶などではありません。虫との関係をコントロールする専門集団として、虫の生態を良く知り、人々に快適な生活を過ごしていただくこと、虫と人とが上手にすみわけ、虫と人と地球が共生できる暮らしを実現することを目指しています。
殺虫効力のある除虫菊が人畜には無害であるように、家庭で広く使われる製品は人に対して安全なものであるべき。効き目と安全は絶対に切り離さない。KINCHOの品質は、常に科学と愛情に根差しています。
ニワトリのマーク、KINCHOという商標で皆様におなじみですが、私たちの正式名称は「大日本除虫菊株式会社」です。
除虫菊が感染症や作物の虫害から人々を守ったように、自然の力に対抗できるのは、自然の力。この発見が原点であり、新しい時代の価値も、ここから生まれるーーー
「大日本除虫菊株式会社」という社名は、私たちの決意表明です。
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