ゴキブリは本当に飛ぶの?「こっちに向かってきた!」の正体を解説
ゴキブリは、基本的には、飛べません。
「こっちに向かって飛んできた!」と感じてしまう人も多くいますが、できるのはせいぜい数メートル滑空する程度なのです。
ゴキブリは「飛ぶ」のではなく「滑空する」
ゴキブリには光沢のある立派な「はね」を持っていますが、飛行能力はあまりない虫です。自分の力で空中へ飛び上がることはほとんどできません。
しかし、臆病なゴキブリは、追い詰められたときに、高いところから低いところへバタバタと派手に滑空することがあります。
・滑空できる距離:せいぜい数メートル
・滑空の動き:不格好でコントロール不可
・滑空の頻度:かなりレア(基本は走って逃げる。なお走った方が速い)
ゴキブリの滑空は、落下するときの補助程度であり、チョウやトンボなどの優雅な「飛翔」とはまったく別物です。

種類による違い ~でもやっぱり飛べない
日本の家庭や建物によく出没するゴキブリでは、
・クロゴキブリ/ワモンゴキブリ
→ 高いところからの数メートルの滑空は可能。
・チャバネゴキブリ(店舗に出る小さなゴキブリ)
→飛べない。 滑空すらほぼ無理。
・ヤマトゴキブリ(寒冷地に出る日本固有種)
→飛べない。 そもそもメスは翅が短く退化しているので無理
どの種類でも共通しているのは、羽を使って低いところから高いところへ飛び上がることはほぼできないという点です。
(それぞれのゴキブリの写真はこのリンクからご覧ください↓↓↓)
なぜゴキブリは飛べないのか
ゴキブリの体をよく見ると、その理由が分かります。
・脚が太く、非常に発達している
・重心が低く、走行に適した体型
・体が重く、飛翔に向いていない。
ゴキブリの太い脚をハエや蚊、チョウのような細い足と比べると一目瞭然です。ゴキブリは「走ること」に全振りした進化をしているのです。
「こっちに飛んできた!」「向かってきた!」の正体 ~薬を浴びて暴れていることも
「ゴキブリがこっちに向かってきた!」「飛んで攻撃してきた」という体験談、よく聞きます。ですが実際は、
・ゴキブリは人間以上にパニック状態に陥っている
・逃げる方向を見失っている
・結果的に人の方へ来てしまった
というケースがほとんどです。人を攻撃しているわけではありません。
さらに、殺虫剤(ピレスロイド系など)を浴びたゴキブリは、動きの制御ができなくなります。その結果、バタバタともがく中で高いところから落ちてきたり、一時的に暴れたり、方向感覚を見失ったりすることがあります。
これが「飛んできた!」「向かってきた!」と感じる原因になることもあります。

例外 ~野外にはちょっと飛ぶゴキブリもいる
草むらなどによくいる小型の「モリチャバネゴキブリ」は例外です。驚かせると、翅を使ってパタパタと低空を飛びます(とはいえ、それほど長い距離は飛べない)。
屋内性で飛べないチャバネゴキブリとは見た目がほぼ同じなので、よく混同されますが、屋外に居て飛べるのがモリチャバネゴキブリです。

その他のゴキブリのよくある誤解まとめ ~かむ?汚い?
家の中で不意にゴキブリを見るとびっくりしてしまいますが、とりあえず落ち着きましょう。直ちに恐ろしいものではありません。
・ゴキブリは、人をかんだり刺したりしない
ゴキブリの足にとげがたくさんあるので、触れるとチクチクすることはあるのですが、人をかんだり刺したりする器官はありません。
・ゴキブリのバイキンは、過度に警戒しなくていい
ゴキブリは感染症の原因菌・ウイルスの運び屋になることは事実ですが、水洗トイレが普及し、世界でも有数の衛生的な環境である現代の日本では、ゴキブリが直ちに恐ろしい病原菌を持っている、と必ずしも考えなくても良いでしょう(病院内など環境によってはしっかり警戒は必要。また、フンや死体、抜け殻がアレルギーの原因になることはあります)。
ゴキブリはしょっちゅう触角や足をなめてキレイにしているし、自ら抗菌物質を出して体に塗りつけているキレイ好きなのです。

まとめ ~ゴキブリは、走る生き物。
ゴキブリの行動の中心はあくまで「走る」。
ゴキブリがもし突然現れても、「飛んで襲ってくる」と思わず、まずは落ち着いて対処しましょう。
ゴキブリ駆除剤の「ゴキブリムエンダー」なら、走ってどこへ行ってしまったか分からなくなったゴキブリも、いるかいないか分からないゴキブリも、お部屋丸ごとリセット。
「ゴキブリムエンダー」で、ゴキブリと無縁だ!

駆除と対策 | ゴキブリ | ウルトラ害虫(がいちゅう)大百科 | KINCHO
生態と種類を知る | ゴキブリ | ウルトラ害虫(がいちゅう)大百科 | KINCHO
ゴキブリムエンダー | ゴキブリの駆除・対策 | KINCHO 大日本除虫菊株式会社
