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蚊に刺されるとかゆくなるメカニズム ~お部屋に置くだけ「シンカトリ」を

蚊に悩まされる季節。あの「かゆみ」は、蚊の唾液が原因なのです。


かゆみの正体は、蚊の唾液に対するアレルギー反応。

蚊に刺されたときに皮膚が痒く感じるのは、蚊の唾液が原因です。
蚊は、人の毛細血管に針のような口を突き刺し、唾液を注入してから血を吸います。唾液には、刺したときに人が痛みを感じさせない麻酔作用や、血が空気に触れて固まるのを防ぐ作用などの成分が含まれています。
蚊の唾液がヒトの体の中に入るとアレルギー反応を起こし、刺された箇所付近をかゆく感じるのです。

蚊のイラスト
蚊は、まず人の毛細血管に唾液を注入してから血を吸う。

かゆみは2回やってくることも!

蚊の唾液に対するアレルギー反応は、即時型反応と遅延型反応に分かれます。
即時型反応は、刺されてすぐに出現します。かゆみを伴って皮膚表面が赤く膨れてくる症状です。
遅延型反応は、刺された翌日あたりから出現します。かゆみを伴う紅斑や丘疹、水疱が現れます。
なお、この反応は個人差がとても大きいです。人によっては強い反応が出ることもあります(腫れが長引くなど異常と思われる場合は医師の診察を受けてください)。

蚊に刺されたときの、即時型反応と、遅延型反応
即時型反応と、遅延型反応。かゆみは2種類。

蚊に刺されたときの皮膚反応は、5段階。

新生児の赤ちゃんは、蚊の唾液に対する感作が成立していないのでアレルギー反応は起こりませんが、蚊に刺される回数が増えるにつれ、皮膚の反応が変化してきます。日本では、5段階のステージが年齢と共にゆっくり進行することが多いです。
 ステージ1:無反応
 ステージ2:遅延型反応のみ
 ステージ3:遅延型反応に加えて、即時型反応がみられる
 ステージ4:遅延型反応が弱くなり、即時型反応だけになってくる
 ステージ5:即時型反応も減り、ついには無反応に
なお、個々の体質や、刺される頻度によって大きく個人差が生じます。研究員だった筆者は季節を問わず頻繁に蚊に刺されていたので、とても早いうちから無反応に近い状態になりました。

蚊に刺されたときの反応の、年齢層による違い
遅延型反応しか出ない人が就寝中に蚊に刺された場合、刺されたことに気づかないまま翌日に症状が出るので、皮膚のかゆみの原因に思い至らず悩んでしまうことも。

蚊に刺されないよう、お部屋に「シンカトリ」を

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「Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎 改訂第2版」夏秋優(著)秀潤社
虫刺され Q4 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)
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蚊と蠅の羽音の違い
ハエは「ブ~~ン」、蚊は「プ~~ン」、これは羽ばたきの回数の違いによるもの。ハエは1秒間に約330回羽ばたくが、蚊は1秒間に約600回。この違いがあの音に現れている。