100年後も、コメダ珈琲店でくつろぎのひとときを。
100年は大袈裟すぎるって?
しょうがないだろ、コメダがそう言ってるんだ。

コメダオタクたる私は、戦いに明け暮れる日々を送っている。新メニューと対戦したり、他店にバーガー勝負を挑んだり。
しかし今回は、争わなくて済むテーマをnote側が提示してくれた。

推したい会社?私の推しである株式会社コメダホールディングスを思う存分に語ってもいいってことですか?そんなそんな、私のためにあるようなテーマじゃないですか。どうもありがとうございます。
コメダはサステナビリティ活動に励んでいるのだが、これまで紹介する機会がなかった。
お題という大義名分を得た今こそ、この活動を語る時!
●サステナビリティ活動とは?
私と同年代の方々は、学校で「持続可能な開発」などと習ったはずだ。それが今じゃサステナビリティ?カタカナを使って賢ぶるんじゃないよ、なんて思っちゃうね。しかし、どうやら私たちが習った時から内容が進化しているそうで。
サステナビリティは元々環境保護の文脈で用いられる言葉でしたが、近年は企業が果たすべき社会的責任と結び付けて語られることが増えています。企業には、自社における目先の利益だけでなく、環境や経済等に与える影響を考慮した事業活動が求められているのです。
かつては自然環境を保護する意味合いだったが、今では生活環境や労働環境も含んでおり、より広い意味を持つ言葉となったらしい。
さて、コメダはそんなサステナビリティ活動を3つのテーマに分けている。テーマごとに紹介していこう。
●テーマその1「品質とお客様」
コメダのサステナビリティ活動、第一のテーマ。これは、消費者ニーズ対応や地域貢献など、お客様へのアプローチだ。子どもたちに向けた教室なんかは他の大手コーヒーチェーンだってやっている。せっかくなので、コメダにしかない取り組みを紹介しよう。
・とろみコーヒー
幅広い層のお客様に対応したい。そんな思いから生まれた商品が、とろみコーヒーである。

加齢や疾患で嚥下機能が低下すると、液体を飲みにくくなり、誤嚥性肺炎に繋がることも。しかし液体にとろみを付けることで、飲み込みがしやすくなるのだ。
私も飲んでみたが、コメダブレンドの味がよく再現されていた。私はカフェオーレが好きなので、将来とろみカフェオーレが登場すると嬉しいな。
・コミュニティバス
コメダは最近こそ駅ビルに進出しているが、もともとは郊外に広い駐車場を持つ店舗が基本だった。そんな広い駐車場を、コミュニティバスの停留所に活用している店舗があるという。
高齢者に免許返納を促す声は大きくなっているが、それなら車を運転せずとも移動できる交通網を整備しないと。スーパーや住宅街なんかは、最寄りのバス停から歩いても意外と遠かったりする。生活に必要な道をコミュニティバスで対応して、コメダがそこに参加できたら素敵じゃないですか。
まあ、コミュニティバスが拡充されたらエリートペーパードライバーの私も助かるってのが本音なんですけどね。
●テーマその2「人と働きがい」
ここで言う「人」とは人財。第二のテーマにおける活動は、コメダから働き手へのアプローチを指している。
コーヒー生産者の権利を守る、女性や若者が活躍できるように……この辺は他のコーヒーチェーンだってやっている。この場で私が注目したいのは、コメダならではの活動や課題。
・技能実習生の受け入れ
コメダは決してリーズナブルな飲食店ではない。その分、店内の快適さや食事の質は高くあってほしい。それらは店員さんに左右されるところだ。コメダもそれを分かっているから、コメダ流おもてなしと銘打って、接客を重んじている。
その一方で、コメダはミャンマーの日本語学校と連携し、技能実習生の受け入れを行っている。コメダ専用クラスを設け、店舗で働くための研修も実施しているのだ。果たして外国人を受け入れてもコメダ流おもてなしは保証されるのだろうか?そんな不安があるのが正直な気持ち。
でも、日本語が通じないヤバい日本人だっていますからね。日本で働きたくて努力なさっている外国人こそ、真摯に接客して下さるかもしれない。
・オーナーと従業員
コメダは1000店舗以上を展開するが、直営店の割合はわずか3%ほど。ほとんどはオーナーがフランチャイズ契約して、会社が食材や備品などを卸しているのだ。
昨年の株主総会では、従業員として働く株主から「オーナーが現場の事情を分かってくれない」との直訴があった。社長も具体的なことを言えず苦笑いだったが、フランチャイズ展開を続ける限り、この問題はついて回る。両者の関係が良好であるほど、お店も運営しやすいんじゃないかな。
●テーマその3「環境」
第三のテーマは、自然環境へのアプローチ。皆さんが想像するサステナビリティ活動は、これに該当することだろう。
私は、環境に対する「本末転倒な配慮」が嫌いだ。例えば、レジ袋を使わないようにと言っても、結局エコバッグを作る方が負担になるとか。
あと、結果的に本来の用途を妨げるケースも嫌い。口当たりが悪くってフニャフニャになる紙ストロー、お前のことだよ。
こうも捲し立てると環境保護アンチに見えるだろうが、要は環境に配慮するなら合理的であってほしいのだ。とにかくプラスチックを減らせばいいんでしょ?という曖昧な目標でやるんじゃなく、根拠とデータに基づいてやってほしい。
・コメダの森
他のコーヒーチェーンにはない、コメダ珈琲店ならではの取り組み。しかも本末転倒にならない、真に持続可能な活動。これは「コメダの森」に他ならない。
コメダは「マイ森林」を有しており、保全活動で生じた間伐材を店舗の壁やテーブルに利用しているのだ。用途がピッタリで、実に無駄がないと言えよう。

さらに「コメダの森」がどれだけの二酸化炭素を吸収しているかを測定・算出している。これこそ私が大好きなデータに繋がる活動です。興味のある方は下のリンクからどうぞ。
・長持ちする内装
コメダのテーブルは、天板を削ることで修繕できる。ソファも、中綿や表布を替えることで、全てを廃棄しなくて済むのだ。

私の行きつけ店舗は開店して10年が経とうとしている。さすがにソファもヘタったものがいくつか出ている。私はそこに座らないように場所を覚えているのだが、いつか修繕に出してくれるといいなぁ。
●活動の先に待つもの
コメダのサステナビリティ活動を語るにあたり、私は他のコーヒーチェーンのサイトもチェックした。だが、サステナビリティ活動のアピールに関してはコメダが一番充実していると思う。ホームページのデザインや記事の更新頻度を見れば、熱量が伝わってくる。SDGsとかそういう系が好きな人は、ぜひサイトを訪れて頂きたい。
コメダがこんなにもサステナビリティ活動を頑張るのは何故だろう。企業としての社会的責任もあるだろうが、私は「お客様のため」に帰結するのではないかと考えている。
カフェでひと息つくというのは、人々の生活にある程度の余裕がないとできないことだ。今の社会基盤や自然環境が崩壊しては、コーヒーなんて飲んでる場合じゃなくなってしまう。だからコメダは、人々がコーヒーを飲んでひと息つけるような環境を維持できるように頑張っているのではなかろうか。
私は大好きなコメダに通い続けたい。そしてコメダに通うための環境を、コメダ自身がつくってくれている。
だったら応援するっきゃないでしょ。株で。

コメダはこれからも、サステナビリティ活動を続けていくことだろう。
今のお客様が、末永くコメダでくつろげるように。
そして、100年後もお客様をお迎えするために。

