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余白は、二択の間にあるのかもしれない

『猫のお告げは樹の下で』を読みながら、
何度も考えたことがある。

この物語に登場する人たちは、
それぞれ悩みや迷いを抱えている。

でも読み進めるうちに気づいた。

私たちは思っている以上に、
物事を二択で考えてしまうのかもしれない、と。

白か黒か。

できるか、できないか。

幸せか、不幸せか。

私はいつも、
どちらかを選ばなければいけないような気がしていた。

でも本当は、
その間にもたくさんの色がある。

はっきり言葉にできない気持ち。

どちらとも言えない状態。

迷いながら進んでいる時間。

そんなグラデーションも、
人生の一部なのだと思う。

そして私は、
そのグラデーションこそ
「余白」なのかもしれないと思った。

余白があるから、
新しい考えが入ってくる。

今まで見えていなかった景色に気づける。

もしかしたら、
この本の中で出てくる、
「神様が入るスペース」というのも、
こういうことなのかもしれない。

私はずっと、
自分には余白が足りないと思っていた。

でもそれも、
勝手に作っていた思い込みだったのだろうか。

余白はないのではなく、
気づいていなかっただけなのかもしれない。


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