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迷ったら、10代の情熱に立ち返れ。ゴイステが思い出させてくれた、大切なこと。

こんにちは。
喉イガイガ中の、けんくらです。

前回は、
居心地の良すぎた「ぬるま湯」を飛び出し、
プロとして立つ覚悟を決めた、
妻の決意表明のお話でした。

さて、そんな彼女が、
次に向き合うのは、
自分のロゴを作ること。

しかし、
いつもは直感で突き進む彼女が、
この時ばかりは、
珍しく「迷走」していたんです。

2022年2月。

新しいアトリエで仕事を始めた。

まず取り掛かったのは、
「Art Gift Shop Tulip」
のブランドロゴを考えること。

それは、
彼女にとっての
「人生の答え合わせ」
のような作業でした。

「プロっぽさ」という名の迷路

「Art Gift Shop Tulip」

アトリエを構え、
料金もプロとして改定した。

だから、
ロゴも「プロっぽく」なければならない。
洗練されていなければならない。

そんな目に見えないプレッシャーが、
彼女の自由な発想を、
少しずつ縛り付けていた。

机の上に書き散らされた、
いくつものロゴ案。

でも、どれを見ても
彼女がよく言う「これだ!」という
手応えがなさそうに見えた。

ぼくは隣でそれを見守りながら、
「らしくないな」と、
少しだけ心配していた。

そんな妻を救い出したのは、
音楽でした。

妻の中にはいつも
音楽が流れています。

部屋に響くゴイステと、剥き出しの原点

ある夜。
妻の作業部屋から、
重低音が漏れてきました。

いつも聴いている
エド・シーランじゃない。

それは、
ぼくらの世代にとって懐かしい、
GOING STEADY(ゴイステ)でした。

「BABY BABY」
「青春時代」
「銀河鉄道の夜」

10代の頃、
聴きまくってた。
不格好で、泥臭くて、
でも真っ直ぐなメッセージ。

妻は、
峯田さんの叫びに自分を重ねて、
ポツリと言いました。

「私、プロっぽく見せようとして、
一番大事なものを、
自分で隠そうとしてた」

上手であることより、
真っ直ぐであること。
想いを込めること。

プロの顔を作るんじゃない。

自分の想いを形にするんだ。

自分が好きなもの。
自分の感性が動いたもの。

それが、本当の自分。

とあるお店のロゴ(家紋)が
彼女の感性に触れた。

それをチューリップに見立てて、
描いた。

そうして生まれたのが、
今もアトリエの顔として輝く、
あのシンプルな
「チューリップの家紋」です。


手描きのラフ

自分という「原点」に立ち返る

上手であることより、
真っ直ぐであること。
想いを込めること。

迷った時こそ、
自分の「青春のルーツ」に立ち返る。

自分が何に震え、
何に涙してきたか。

その不格好な原点は、
どんなに時が経っても
変わることのない、
一生モノの輝きなんだと
妻は教えてくれました。

今、自分の進むべき道に
迷っているのなら。

一度、
青春時代に救われた音楽を、
爆音で聴いてみてほしい。

そこに、
あなたがずっと探し求めている、
「あなたらしさ」の正解が、
隠されているかもしれません。

次は、地元・岩沼でのマルシェ。

ただ作品を置くのではなく、
自らの世界観を空間ごと作り上げる。

妻の新たな挑戦が始まります。
次回、お話しします。

おしまい!!!


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