コバルトブルーの姫に招かれて【秋田県仙北市:たざわ湖・龍神まつり①】
この週末、東日本の天候は大きな傘マーク。
かく言うこちら北東北も、朝からずっと御機嫌斜めの夏空である。
ちょいとつついたら一気に崩壊しそうな曇り空・・・さてどうしたものか。
実は本日、昨年に行きそびれたイベントがあるのですよ。

リベンジしたいけど、メンドいな・・・でもこのまま降らなかったらあるいは。
こんな感じで昼までゴロゴロしていましたが、ここで「途中まで行ってメンドくなったら帰って来ればいいじゃん理論」で決着がつく。
そんな感じで昼下がりにやっと重い腰を上げましたよ。
田沢湖(たざわこ)とは
田沢湖(たざわこ)は、日本一深い水深423.4メートルを誇る、秋田県仙北市にある周囲約20キロメートルの円形の湖。

コバルトブルーの美しい湖面と「辰子(たつこ)姫伝説」で知られる人気の観光地です。
またその全域が田沢湖抱返り県立自然公園に指定されており、日本百景にも選ばれている景勝地なのです。
辰子(たつこ)姫伝説とは
その昔、田沢湖畔の院内に「辰子」という大変美しい娘が住んでいました。
彼女は自身の美しさと若さを永遠に保ちたいと願い、村の観音堂に百日百夜の祈願をかけました。
満願の夜、「北の山にある泉の水を飲めば願いが叶う」とお告げを受け、辰子は山奥の泉へ向かいました。
泉の水を手にすくって飲むと、なぜかますます喉の渇きが激しくなり、こらえきれずに泉の水をすべて飲み干してしまいます。
すると、辰子の体はいつの間にか大きな龍の姿へと変わってしまい、そのまま田沢湖の主(龍神)となって湖底深く沈んでいきました。

悲しみの母と魚
辰子がいなくなったことを心配した母が湖を探し回りましたが、娘が龍になったことを知り悲しみのあまり松明(木の尻)を湖に投げ入れました。
すると、その松明が魚に姿を変えて泳ぎ出し、これが田沢湖の固有種である「クニマス」になったという言い伝えも残されています。
恋人・八郎太郎との物語
辰子には、「三湖伝説」で知られる男鹿半島の八郎潟に住む龍神・八郎太郎という恋人がいました。
冬になると八郎太郎が田沢湖へやってきて辰子と一緒に過ごすため、二匹の龍がいる田沢湖は厳冬期でも決して凍ることはないと言われています。

※余談ですがこの「三湖伝説」(上記の2つに十和田湖を加えた物語)もめっちゃ面白い話なのですが、長くなるので今回は割愛します
それにつけても辰子さんや、ルッキズムに翻弄されてはいかんざき。
永遠の若さだと?・・・アナタまずはAYUKOさまの記事を100回読みなさい。
という訳で、気の向くまま秋田方面に向かってみるダスよ。
仙岩峠の茶屋
まずは国道46号線を西へ向かいます。
岩手県雫石町から秋田県仙北市の境目は「仙岩峠(せんがんとうげ)」と呼ばれ、山が多くカーブが続く場所です。
・・・とネットには書いてますが、道幅も広く意外と走りやすい。
そしてこの峠には、名物スポットがあるのですよ。





ここの名物のおでんも食べたかったけど、それはまた今度でいいかな。

田沢湖に到着






以前、横手市の「まんが美術館」レポの際にも書きましたが・・・秋田みやげと言えば「秋田犬」「なまはげ」「比内地鶏」「稲庭うどん」「いぶりがっこ」が有名ですね。

この餅は主に秋田県北部にて、マタギの保存食として用いられてきたそうです。

秋田名物「きりたんぽ」を串に刺して、甘味噌を塗って焼いたモノです。

では腹ごしらえも済ませたので、湖畔をのんびりドライブします。





やはり湖の主さまには挨拶しとかなきゃだね。
うだうだ言いながらも何となくここまで来てしまいました、よろしくお願いしマッシュルーム。
さて祭りのメインとなる祈願祭、そして2体の巨大な龍神御輿が湖へ繰り出す「双龍の出会い」まではまだ時間がある。
土地神さまにもお参りしたいので、次は神社へ向かうとしよう。
こうやって私の長い1日は幕を開けたのだった。(つづく)
