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【金銀クリスタル】第2世代ポケモン対戦の最強Tierランキング&寸評まとめ

はじめに

ポケモンの歴史を振り返るとき、
どうしても“初代ポケモン”が特別扱いされがちだ。
正直僕も一番好きです

あの衝撃、あの熱狂、あのカオス。
でも、僕らの記憶の中で静かに息づいているのは、
実は第2世代(金銀クリスタル)の世界だったりする。

初代の延長線上にありながら、タイプ追加や技の調整、耐性の見直しなど、
“ポケモン対戦”という文化が形になり始めたのがこの世代だ。
まだ特性はないし、持ち物のバリエーションも少ない。
でも、だからこそポケモンの素の強さがハッキリと出る。
「このポケモンは何ができて、何ができないのか」
その本質が、2世代では驚くほど鮮明に浮かび上がる。

そして何より、2世代の対戦環境は“キャラが立っている”
カビゴンの圧倒的な存在感。
サンダー選手が本領発揮。
ガラガラの異次元パワー。
初代とは違う意味で、「環境の中心が誰なのか」が明確で、
その上で「どう対策するか」という構築の面白さが生まれている。

今回はそんな2世代のポケモンたちを、
初代記事と同じく Tier(S+〜C)形式で評価していく。
強さだけでなく、当時の空気感や役割、環境での立ち位置まで含めて、
“あの頃の金銀対戦”を思い出しながら読んでもらえたら嬉しい。

ちなみに、30年近く経った
現在も2世代の対戦環境は動いているが、
基本的にはリアルタイムの思い出話として書いていく。

それでは、2世代という独特の世界を支配したポケモンたちを見ていこう。

2世代対戦環境の前提

2世代のポケモンバトルは、
初代の流れを踏襲しながらも大きく変化した。
2世代を語る上でおさえておきたい部分を
しっかり頭に入れておこう。

特殊が分割された

「特殊」が「特攻」と「特防」へと分割された。
これによって初代の151匹は大きく使用感が変わった。
例:パルシェンの特防が85→45となり電気ショックで致命傷に。

新タイプ「あく」「はがね」が追加

初代最強タイプであったエスパーやこおりタイプへの対抗策なのか
悪と鋼が追加され合計17タイプとなった。
→猛威を振るっていたエスパーが大幅に弱体化された。

持ち物システムの導入

現在まで続く「もちもの」システムが導入された。
アイテムの種類自体は多くないが、
バトルの戦略性が大きく引きあがった。

急所率の変更

初代では素早さ依存で急所率が決まっていたため、
素早いポケモンが圧倒的に有利だったが
2世代では約6%で一律になった。
初代のサンダースが25%急所とかマジでおかしかった

ふぶきの大幅弱体化

初代最強技のひとつである「ふぶき」が大幅に弱体化された。
→どこからでもふぶきが飛んでくる環境ではなくなった。
フリーザーは頭を抱えていた

“受け”が強すぎる

現在のシングルバトルにも繋がることだが、
耐久力の高いポケモンが強すぎる環境であった。
「のろい」「ねむる」「ねごと」の存在や、
急所率の変更、こおりの仕様変更などにより
実質“詰み”の状況が多発した。
→冗談じゃなく100ターン経過とかあった。ヤベェ。

ちなみに当時は「ねごと」で「ねむる」が出たら
普通に回復してしまう。最悪の仕様である。

S+:環境を支配した“絶対王者”たち

Sの中でもトップオブトップのポケモン。
ここにいるポケモンを使わない理由はほぼないレベル。

カビゴン

特殊分割の恩恵を大きく受け、
間違いなく2世代の王に君臨していた。

2世代の象徴にして“絶対王者”
特殊が分割され、特防が65→110へと大幅アップ。
これにより今と同じ特殊受けポケモンとして確立された。

タイプ一致のすてみタックル、じしん、のろい、ねむる、ねごと、はらだいこ、じばく…
そしてエアームド対策のだいもんじも完備。
型が多すぎて対策が成立しない文字通り最強のポケモンであった。

受けても崩され、放置しても崩される圧倒的な存在感。
この世代の構築は、カビゴンをどう扱うかから始まる。

サンダー

本領を発揮し始めたサンダー選手。
ここから20年連続200安打を達成する。

電気+飛行の耐性が優秀すぎる万能アタッカー。
初代から特防は下がってしまったが、火力は健在。
ふぶきが弱体化されたことによって弱点をつかれにくいのが強い。
初代のふぶきが異常だっただけ

電気タイプの最大の懸念点である「じしん」を透かせ、
台頭してきたヘラクロス等の格闘を受けることができる
飛行タイプの価値が大幅に上がったため、
驚異の採用率へとつながった。

攻撃面でも大きく強化されており、
「あまごい」によって「かみなり」が必中となり、
「めざめるパワー」が登場したのが追い風。
もちろんめざパこおりが相性抜群であり、
苦手なじめん・くさ・ドラゴンに抜群を取れるのが偉すぎる。

ガラガラ

専用アイテム「ふといホネ」によって大化けした。
ホームラン60発くらい打てそう。

専用アイテム「ふといホネ」を持たせると
攻撃種族値210
相当の化け物アタッカー。
特性も何もないこの時代の火力としてはまさに異次元であった。

タイプ一致の「じしん」とサブウェポンの「いわなだれ」、エアームド対策の「だいもんじ」も使うことができる。
さらにクリスタルで「つるぎのまい」も習得しため、
もう誰でも止まらないほどの突破力を手に入れてしまった。

もちろん強さの大半をふといホネに依存しているため
アイテムを何とかすれば対策できるのだが、
この時代で持ち物をなんとかできる技は「どろぼう」程度。
物理アタッカー対策のやけども「おにび」なんて存在しないため難しい。

ほかのポケモンが木の実を持って頑張っている中、
破格の専用アイテムを与えられた
ガラガラが強いのは当たり前っちゃ当たり前である。

S:構築の軸になる“安定の強さ”

2世代の対戦の中心にいたポケモンたち。

ヘラクロス

むし!による
きしかいせいは有名すぎる。

種族値配分は完璧に近いむし×かくとうのアタッカー。
メガホーンもあり火力は十分、サブウェポンのじしんも完備。
そしてなにより「こらえる+きしかいせい」の爆発力は試合をひっくり返すほど。

耐久面も優秀であり、弱点であるエスパーは弱体化され、炎技も高い特防で耐えやすいのが偉い。
ひこう4倍はさすがに痛いが、めざパ以外で飛行技が飛んでくることはほぼないのも追い風であった。

総じて物理アタッカーとして
あまりにも完成度の高いポケモンとなっており、
総合力の高さを見せつけた。

エアームド

今でも健在の物理受け。
こいつは一生硬いんだよなぁ。

はがね×ひこうの優秀な複合タイプをもつ
物理受けとして完成されすぎている鉄壁の存在。

カビゴン、ヘラクロス、ガラガラ等を止める“受け構築の守護神”
ノーマル技+じめん技という
物理アタッカーの基本装備を涼しい顔をして受けきっていた。

「のろい」でさらに耐久力を底上げすることもでき、
物理での突破はほぼ不可能という意味不明な鳥。
あまりにも突破不可能なため、
エアームド対策の「だいもんじ」を搭載したアタッカーが爆増した。

特性の「がんじょう」がないため、
一撃必殺技で突破することは可能なのがまだマシな点か。

ケンタロス

初代の王。
2世代でもなんだかんだ強かった。

初代ポケモンバトルの王に君臨していたケンタロス。
2世代の特殊分割の影響で特攻が壊滅的になってしまい弱体化。
また、格闘タイプの台頭によって弱点も突かれやすくなったが…

反動踏み倒し「はかいこうせん」は失ったが、
一致すてみタックルが非常に強力。
サブウェポンの「じしん」は健在であり、
カビゴン同様「ノーマル+じめん」の技範囲で
ほとんど対応できるのが魅力。

積み技として「のろい」を習得し、
一撃技の「じわれ」や「ねむる+ねごと」を考えると
初代ほどではないがどう考えても強かった。
カビゴンがヤバすぎるだけとも言える

A:構築次第でS級にも化ける“実力派”

スイクン

耐久型といえばのヤツ。
パッケージにもなって優遇されてたなぁ。

“崩れない”という言葉が最も似合うポケモン。
ねむる+ねごとで粘りながら、じわじわと相手を追い詰める。
長期戦になればなるほど強さが光る。

ブラッキー

サンダース1強時代を終わらせたブイズ。

防御110、特防130という凄まじい耐久力を持つブイズ。
いわゆる数値受けが十分成立してしまうのが強い。
補助技も豊富で相手にしたら厄介なポケモンである。

虫技はヘラクロス以外怖くないし、
格闘技に気を使っていれば
そう簡単には崩されない安定感を誇った。

ライコウ

安定感のある伝説ポケモン。
昆布戦法の肝とされていた。

クリスタル発売に伴い使用率を大きく上げた伝説ポケモン。
(10まんボルトを覚えられるようになった)

電気単タイプのおかげで弱点が少なく、
高い特攻も相まってシンプルに優秀であった。
サンダーとはまた違った安定感がウリだった。

とくにパルシェンと組ませた通称“昆布戦法”が猛威をふるい、
吠えているだけで相手を半壊させることもあった。

パルシェン

特防はペラッペラに。
それでも新たな役割を与えられた。

特防はワーストレベルに下げられてしまったが、
物理耐久は変わらずトップクラスをキープ。
金銀だけでは存在意義を見出すのが難しかったが…

クリスタルで「まきびし」を習得したことが転機となった。
昆布戦法ではまきびし設置要因が必須であり、
吠える要因のライコウが苦手な地面に強いという
補完の良さが魅力だった。

リフレクターを覚えることもでき、大爆発もできる。
設置要因として大きな飛躍を遂げた。
現在のステロ撒いて爆発みたいな
初手要因の始祖と言って良いだろう。

エレブー

広すぎる技範囲が魅力の電気タイプ。
クロスチョップの習得が大きかった。

それなりの素早さと火力を両立する電気単タイプ。
種族値が特段高いわけではないが、
特筆すべきはその技範囲の広さ。

めざめるパワーが登場したとはいえ、
電気タイプのサブウェポンは乏しいポケモンばかりだったこの時代。
そんな中「サイコキネシス」「れいとうパンチ」「ほのおのパンチ」「クロスチョップ」
といった凄まじく豊富な技を覚えることができる。

ドククラゲ

優秀なタイプのクラゲ。
受けづらいアタッカーとして開花した。

特殊分割の影響で特攻が120→80へと大幅低下してしまった。
しかし物理技ではあるが
タイプ一致の「ヘドロばくだん」を習得したのが大きい。
水アタッカーが止まりがちな草タイプへの打点となり、
同じ水タイプにも等倍で殴りながら毒を狙えるのが極めて優秀。
「つるぎのまい」で火力を引き上げることも可能であった。

弱点である地面タイプには上から水技が撃てるし、
エスパータイプは大幅弱体化で数を減らした。
高い特防により電気技やエスパー技1発では落ちない

優秀な耐性・技範囲・種族値配分などすべてが
2世代の環境にドンピシャでマッチしていたポケモンと言えるだろう。

ピクシー

まだフェアリーではない妖精。
「アンコール+はらだいこ」が禁止コンボとなった。

2世代で特防が5上がったノーマル単タイプ。
高いHPのおかげで耐久力は物理・特殊ともまずます。
ノーマルタイプらしく器用なポケモンであり、
物理技・特殊技・補助技と数多くの技を習得できる。

2世代では「アンコール」「はらだいこ」「つきのひかり」と
優秀な補助技を習得し一気に化けた。

「アンコで縛ってはらだいこ(積み技)を決める」という
現在でも使われるようなコンボを実現でき、
凄まじい突破力をゲットした。
某SVのカイリュー的なことである

基本的にはノーマル技1ウェポンになり、
ゴーストタイプには無力だが
ゴースト以外では止めるのは難しい。

B:メタ次第で刺さるかもね枠

バンギラス

2世代の600族。
特性がなくても十分強い。

2世代で登場した岩×悪の600族。
弱点も多いが耐性も多いおもしろい複合タイプである。

タイプ一致の「いわなだれ」を使えるのが偉く、
攻撃種族値も相まって大きな負荷をかけていける。

また、特攻も低くないため当時特殊技であった
「かみくだく」や「だいもんじ」「れいとうビーム」等を
無理なく使えるのも優秀だった。

「のろい」「いやなおと」によって
受けポケモンを破壊する姿は600族の貫禄を感じる。

ファイヤー

鋭い眼光のにらみつけるさん。
2世代では大きく強化された。

特攻125の伝説ポケモン。
初代ではふぶきが弱点であったため苦しい時代を過ごしたが、
2世代でこおり弱点を克服し、
鋼の登場で相対的に地位が上がった。

天候システムの追加により
「にほんばれ」を使えるのは大きな強化となった。
弱点の水が等倍となり、自身の炎技の火力を大幅に補強できる。
晴れ+だいもんじの火力は半端なく、
カビゴンをも突破できる可能性を秘める。

ムウマ

愛くるしい見た目で
エグい戦法が大得意のハバタカナイカミ。

ゲンガー系統以来2匹目のゴーストタイプ
種族値はお世辞にも高いとは言えないが、
ゴーストらしく搦め手が得意なポケモンとなっている。

「くろいまなざし+ほろびのうた」によって
好き勝手暴れまくっていた
カビゴンを止めることができるのが最大の特徴。

ノーマル技を透かせ、サブ技に多い「じしん」も弱点にならない
ゴースト単タイプが非常に優秀であり、
ライバルのゲンガーよりも安定してカビゴンを止めることができた。

ナッシー

初代ほどの種族値ではなくなってしまったが
トップメタに強い点が評価された。

初代では実質種族値580という伝説クラスだったが
特殊分割の影響で特防が125→65へと大幅に弱体化。

タイプ自体は変わらないが、
2世代での諸々の影響で実質的に弱点が一気に増えた
(悪が登場、炎の台頭、むしやゴースト技も飛んでくるように)

物理耐久は高いため、
「ギガドレイン」や「やどりぎのタネ」で
トップメタであるカビゴンやガラガラとも渡り合えたのは大きな特徴。

メガニウム

俺たちの社長。
この時代はネタ抜きでまぁまぁ優秀だった。

高い耐久力をもつジョウトの草御三家。そして社長
元祖メガシンカポケモンとも言われている

草単タイプと高い耐久のおかげで
2世代で幅を利かせていた
ガラガラやカビゴンを止めうる存在であった。

水や地面に強いのは当たり前だが、
「じしん」を覚えるのも相まって電気にも強いのが偉い。

「やどりぎのタネ」も習得できるため、
相手を流して交代先に負荷をかけることができる。

ハガネール

ミカンちゃんの相棒。
進化して攻撃力ポッポから脱却した。

はがね×じめんの複合タイプであり、2世代では固有タイプ。
防御200という異次元の数値は現代でもトップクラス。

物理方面の弱点は普通に耐えるため、
物理相手に動けないことはほぼない
炎や水に気を付けて殴り合うのが基本デザイン。

「のろい」「だいばくはつ」「じわれ」といった優秀な技も習得でき、
なかなか面白い性能を持ったポケモンである。

ガルーラ

まだ子供にバトルを強要しない時代。
母は強しである。

初代ではケンタロスに後塵を拝す存在であったが、
2世代で特防が40→80へと爆増して強化された。

ノーマルタイプ由来の器用さをもち、
さまざまな技を習得できるのが特徴。

カビゴンやケンタロス同様「のろい」を覚え、
さらに「ほえる」を使えるのが強い。
2世代は鈍いを積むポケモンが多すぎる環境であるため、
吠えるで一方的に流すことができるのは偉すぎる。

ノーマルタイプのライバルには
カビゴン、ケンタロス、ピクシー等が存在するが
劣化にならず自分の色を出すことができる優秀なポケモンである。

ミルタンク

爆乳ポケモン。
アカネのミルタンクがトラウマの人も多い。

種族値配分に無駄がないノーマル単タイプ。
ノーマルにはライバルが多いが、
専用技「ミルクのみ」のおかげで高い耐久力を実現できる。

ちなみに第2世代では
攻撃の個体値が高いポケモンは必ず♂になるため、
「メロメロ」が通りやすかったりする。

C:愛とロマンで戦う“こだわりの一匹”

ヌオー

とぼけた顔して優秀な耐性をもつおぬー。

現代でも超優秀な水×地面の複合タイプをもつ。
弱点はくさのみであり、
草技が飛んでくる可能性は極めて低い環境であったため
非常に動きやすかった。

元々遅いため「のろい」のデメリットは気にならず、
弱点を突かれにくいため耐久型として一定の役割を持てた。

カイリキー

ついにクロスチョップを習得。
初代からの飛躍度はトップクラス。

攻撃130という優れた数値をもつ格闘アタッカー。
特殊分割の恩恵で特防も底上げされ、
HP90・防御80・特防85と優秀な耐久力を手に入れた。

新タイプの悪、鋼に弱点を突くことができ、
カビゴンやケンタロス等のノーマルタイプも健在であったため
格闘タイプの地位が大きく向上した。

メインウェポンとして「クロスチョップ」を習得し、
サブに「じしん」「いわなだれ」
役割破壊の「だいもんじ」まで覚えることができる
器用な彩芽ちゃんであった。

フォレトス

「まきびし」が専用技だったって
覚えてる人はいるのだろうか…

今でも優秀なむし×はがねの複合タイプ。
弱点がほのおだけであり、体制は極めて優秀。
高い物理耐久も相まって行動できないことはほぼない。
炎技を喰らったらこんがり焼けるけど

クリスタル発売までは「まきびし」が専用技であり、
設置要因として一定の採用率を誇った。
「だいばくはつ」を使えることも素晴らしい。
基本的に現代のフォレトスとやってることは一緒である。

クリスタルでパルシェンがまきびしを習得してしまい
徐々に出番を減らしていった…

まとめ

第2世代の対戦環境は、
初代とはまったく異なる“読み合いと耐久の時代”だった。

最強Tierに入ったポケモンたちは、

  • 環境に刺さる耐性

  • 安定した回復手段

  • 崩しと受けの両立

  • メタに左右されにくい汎用性
    を兼ね備えており、どの構築でも中心的な役割を担った。

総じて、金銀クリスタルの対戦環境は
「読み合い・耐久・サイクル・メタゲーム」
が高度に絡み合う、シリーズ屈指の戦略性を持つ世代だったと言える。

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