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【保存版】初代ポケモン151匹の対戦Tierランキングと寸評まとめ

― 急所・特殊・ふぶき…
“歪んだ初代環境”を読み解く ―

はじめに

初代ポケモンの対戦環境は、今振り返ると“バランス崩壊”と言ってもいいほど歪んでいた。
特殊は特攻・特防に分かれておらず、急所率は素早さ依存、ふぶきは命中90%で3割こおり。はかいこうせんで敵を倒したら反動なし。

そんな“めちゃくちゃ”な環境の中で、151匹のポケモンたちはそれぞれ独自の役割と存在感を持っていた。
子ども時代の僕らが抱いていた印象と、実際の対戦での強さは大きく違うことも多い。

この記事では、初代対戦の視点から151匹(進化後中心)の強さをS〜CのTierで再評価し、
それぞれに短い寸評を添えてまとめた。

「ケンタロスはなぜ“初代の王”と呼ばれるのか?」
「友達が使ってたあのポケモン強かったなぁ…」
「子どもの頃の最強候補が、実は…?」

そんな“思い出と現実のギャップ”を楽しんでもらえたら嬉しい。

初代対戦環境の前提

初代の強さを語る上で、
まず押さえておきたい仕様がある。
上記と重複するがしっかり頭に入れておこう。

特殊が一本化

今で言う「特攻」と「特防」が同じ数値。
→ スターミーやフーディンが異常に硬くて強い

急所率は素早さ依存

素早いポケモンほど急所に当てやすい。
→ ケンタロスやサンダースが“暴力的な急所マシーン”に。

ふぶきの命中90%+3割こおりで即死

ふぶきの性能が異常。
初代のこおり状態は絶対に溶けないため、
今でいう「ぜったいれいど」に威力120がついてる感じ。
控えめに言ってヤバすぎる。
(一応ほのお技を受けると溶けるけどそんなこと起きない)

タイプ不一致でも十分すぎるほど強いが、
氷タイプが使うふぶきはさらに強力。
→ フリーザー、ラプラス、パルシェン等が優秀。

エスパータイプが最強

バグによりゴースト技が無効、虫技なんてほぼ飛んでこない、そもそも虫技撃たれる前に勝てる、などにより事実上弱点なしと言って良い。

そして悪タイプや鋼タイプも存在しないため、エスパー技を半減できるのはエスパーのみという強すぎるタイプであった。

ノーマルタイプも強い

相手を倒すと反動を受けない「はかいこうせん」をタイプ一致で撃つことができる。

唯一の弱点である格闘タイプはエスパーが強すぎるおかげで存在しないと言って良いレベル。つまり実質弱点なし。

→ ケンタロスが“初代の王”に君臨。

この“歪み”こそが、初代対戦の魅力であり、
151匹の評価を大きく左右している。

Tierランキング(S~C)

S Tier:環境の王者

初代対戦の中心。構築の軸であり、対策必須の存在。

ケンタロス

.360 52本 134打点くらいの成績。
間違いなく彼が最も輝いていた時代である。

初代の絶対王者。
高い素早さ+高火力ノーマル技+ふぶき+じしん
急所率も高く、弱点らしい弱点がない。
間違いなくケンタロス選手の全盛期と言って良いだろう。

● スターミー

とにかく汎用性が高いポケモン。
走攻守全てを兼ね備え、トリプルスリーを達成した感じ。

万能すぎる特殊型オールラウンダー。
広い技範囲を誇る高速アタッカーであり、特殊耐久もかなり高い。
ケンタロスが物理エース、スターミーは特殊のエース格。

ケンタロスやゲンガーより少し速いのが大きく、
サイコキネシス、ふぶき、10まんボルトといった特殊技で的確に弱点を突いていくスタイル。通称小学生型とも言う

● フーディン

器用なイメージがあるかもしれないが
サイキネの剛速球だけで抑える脳筋。

最強の「サイコキネシス」マシーン。
スターミー同様、当時最強のエスパータイプであり、
タイプ一致の「サイコキネシス」は全ポケモン最高クラスの火力を誇る。
サブウェポンは乏しいが、サイキネを撃ってるだけで仕事ができる環境であったため問題はない。

高速アタッカーの皆さんよりもさらに速い素早さ120族であり、
特防も135あってめちゃくちゃ硬い。
特殊技を撃ち合うバトルが多発するため、その撃ち合いに強いフーディンはどう考えても強いのである。

ちなみに進化前のユンゲラーも素早さ・特殊がかなり高く、
フーディンが使えないルールではかなりの採用率を誇った。
友達がいなくても安心だね!

● ゲンガー

ゴーストタイプらしく搦め手が得意なポケモン。
タイプ一致技なんてなかった。

催眠+ゆめくいの最凶コンボ。
唯一のゴーストタイプであり、
厄介なノーマル技を透かすことができるのが偉い。

最速の催眠使いであり、初代は起きたターンは行動不可
つまり上から催眠術→ゆめくいのコンボが鬼畜すぎることに。

当時のゴースト技はクソすぎるためタイプ一致の技は皆無だが、
サイコキネシス、10万ボルトを扱え、
爆発や催眠・混乱によって常にワンチャンスを残せるのが大きな特徴。

● サンダース

とにかく足が速い。そして火力も十分。
打てるようになってきた周東って感じかな?

素早さ130族の安定電気タイプ。
ほぼ確実に先行で動くことができるのが最大の特徴。
技としては10万ボルトだけという感じだったが、
地面タイプなんてほぼ存在しないため問題なし。

逆に技スペースが余るため、「でんじは」や「かげぶんしん」「どくどく」などの搦め手を上から使えるのも素晴らしい。素早さは正義である。

「ミサイルばり」を覚えるため、当時まともに使えるポケモンがいなかった虫技を現実的に使える稀有な存在でもあった。

● フリーザー

最高火力のふぶきを扱う伝説の鳥ポケモン。
この頃は三鳥の中で最強だったなぁ…

最強のふぶき使い。
今となっては面影がないが、初代のフリーザーは超強力なアタッカー。
特殊125から繰り出されるタイプ一致「ふぶき」は強烈。
というよりふぶき以外を撃つ必要がないくらいである。

良くも悪くもふぶきが全てなので、
ラプラス等には簡単に受けられてしまうのが痛く、
素早さも高いわけではないので留意が必要。

● ラッキー

友達をなくす覚悟さえあれば強すぎる存在。
防御率0点台の守護神といったところか。

今思うと最強だったのでは?
今でも特殊受けとして立ちはだかる壁。
特殊一本化の初代では特攻・特防105と十分すぎる数値であり、
ノーマルタイプの器用さ故、「ふぶき」も使えるため攻撃面も悪くない。

格闘技が飛んでくることはほぼありえない環境であり、
「たまごうみ」「かげぶんしん」で難攻不落のポケモンとなる。
「でんじは」「どくどく」等ももちろん習得できるため、
今考えると間違いなく最強クラスと言って良いだろう。
友達はいなくなるだろうけど

当時は厳選の難易度がエグすぎたため、
使用率としてはあまり伸びなかったイメージだが、
30年経った今、冷静に考えるとめっっっちゃ強い

A Tier:構築の主軸になれる強者

Sには届かないが、明確な役割を持つ強ポケたち。

● ラプラス

ふぶきを受けられる個性が光る。
ビジュも良くて人気あるよね。

当時最強の「ふぶき」を受けることができるのが最大の特徴。
自身はこおり状態になることがなく、タイプ一致でふぶきを扱える。

本来は弱点が多い水・氷タイプだが、
当時は電気タイプくらいしか弱点を突かれることがなかったのが大きい。

耐久・火力・技範囲のバランスが非常に優秀であり、
「うたう」「あやしいひかり」による運ゲーも地味に強い。

● ダグトリオ

超貴重な地面タイプ。
じわれが使えるのもポイント。

素早さ120族はシンプルに優秀。
ゲンガーやサンダースを狩れる稀有な存在であった。
(もちろん当時のゲンガーは浮遊なんてなかった)

タイプ一致の地震がメインウェポンだが、
確定急所の「きりさく」や
素早さ依存の「じわれ」も扱うことができたため、
常にワンチャンス残せるのも大きい。
(一撃必殺技は素早さが上回っていないと絶対に当たらない)

● マルマイン

誰よりも足が速い爆弾。
急所率は約27%を誇る。

全ポケモン最速の素早さ140族。
特殊80はもう一押し足りない数値だが、
急所率は約27%あるため運次第で火力が底上げされる。

そして上からの「だいばくはつ」によって
面倒なポケモンを道連れにできるのは唯一無二の個性。
電気タイプにとって厄介なダグトリオもイージーに突破できる。

● ナッシー

超高種族値のやべぇやつ。
ねむりごなと爆発が強すぎた。

特殊125のおかげで合計種族値がめちゃくちゃ高い。
今でいう580族なので準伝説ポケモンクラスである。

眠り粉+高火力サイコキネシス+だいばくはつ
これがとにかく強く、1:1交換以上の戦果を挙げてくれる可能性が高い。
総合スペックが非常に高い存在であった。

当時は虫・ゴースト・毒技なんてまず飛んでこないし、
炎技も飛行技も意識する必要はほとんどなかったため、
弱点が多いデメリットはほとんど無かった。
ふぶきはもちろん怖いから注意しようね。

● スリーパー

通称ロリーパー。
このやらしい顔は確実にヤバい。

スターミーやフーディンとは少し毛色の違うエスパー枠。
特殊115なので実はスターミーやルージュラより火力が高い。
当然耐久も高めなので結構厄介な存在となる。

イメージ通り「さいみんじゅつ」を扱え、
タイプ一致の「ゆめくい」も凄まじい火力となる。
催眠さえ当たれば粘り強く戦うことができるだろう。

● カビゴン

いつの時代も強い位置を
キープしている印象のあるカビンゴ。

圧倒的なHPを誇るノーマルタイプ。
今と違って特殊耐久が特別高いわけではないが、
格闘技が飛んでくることがほぼないため安定度が高かった。

高い火力とタイプ一致「じばく」によって
面倒な敵と1:1交換できるのは大きな特徴であった。

● ルージュラ

「まさこ」でお馴染み。
初代最強タイプの複合はシンプルに強い。

初代最強タイプであるエスパーと氷の複合タイプという恵まれたポケモン。
タイプ一致の「サイコキネシス」と「ふぶき」を放てるのは唯一無二。

物理耐久は壊滅的であり、素早さももう一声欲しいところではあるが、
命中率の高い「あくまのキッス」もあり、間違いなく強ポケモンであった。

B Tier:一芸が光る職人枠

使い手次第で輝く“クセ者”たち。

● サンダー

30年ずっと強い伝説の鳥ポケモン。
初代でももちろんそれなりに強かった。

でんき×ひこうという30年後の現在でも優秀すぎる複合タイプを持つ伝説の鳥ポケモン。

電気タイプのライバルにサンダースとマルマインという存在がいたが、もちろんサンダーも強い部類。

特殊125から繰り出される10万ボルトは強力であり、
ドリルくちばしによって痒い所にも手が届くのがウリ。

問題は素早さ100と「ふぶき」が弱点ということ。
サンダースやマルマインより足が遅く、
多くのポケモンから飛んでくる
ふぶきによって縛られやすいのは初代において致命的。

● パルシェン

高い物理耐久は初代から頼りになる存在。
特殊一本化のおかげで普通に強い。

特殊が分けられていない恩恵を大きく受けているポケモン。
特殊85なのでそれなりの特殊耐久をもち、物理防御はもちろんNo.1

ラプラスがめちゃくちゃ強いことからわかるように
パルシェンも十分すぎるほど強い部類。
タイプ一致ふぶきの暴力は正義である。

電気技を持てないのが玉に瑕だが、
「だいばくはつ」の存在によって
苦手な相手とも1:1交換に持ち込める可能性があるのは優秀。

● ギャラドス

豊富な技を覚える器用なドラゴン(?)
口から破壊光線のイメージ強いよね。

特殊100と非常に高いため、合計種族値はトップクラス。
技範囲も優秀で敵の地震を透かせるのも偉い。

十分強い部類だが、どこからでも「10まんボルト」が飛んでくる環境が非常にキツかった。
結局ギャラドスはいつの時代も電気4倍に苦しめられる運命なのである。

● ゴローニャ

サンダースやマルマインを止めるのがお仕事。
爆発できるのも偉い。

HP80、攻撃110、防御130と上半身はとても屈強なポケモン。
貴重な地面タイプであり、敵の電気タイプを狩るのが最大のお仕事。
ダグトリオと違い、マルマインのボマーも耐えるのが強い。

当たり前だが素早さも特殊も壊滅的であるため、
ふぶきを中心とした特殊技で簡単に沈められてしまう。

敵の「はかいこうせん」に合わせて受け出して
「だいばくはつ」で1:1交換する動きも強い。
総じてピーキーなポケモンだが役割としては面白い存在。

● カイリキー

A130のパワーは普通に優秀。
現実的に格闘技を使える唯一のポケモン。

最強だったケンタロス等のノーマルタイプに
タイプ一致の格闘技を刺すことができる稀有な存在。
サブウェポンのじしんも覚えられるため、スペックは悪くなかった。

彼の不運は当時がエスパー最強時代だったということ。
どこからでもサイキネが飛んできてしまうため、
特殊の低さも相まって
どうしても扱いづらいポケモンであった。

C Tier:惜しいポケモンたち

人気どころの劣化気味だがまぁまぁ戦っていける組。

● ペルシアン

タイプ一致「きりさく」の確定急所が強かった。

高い素早さから繰り出すノーマル技が強力。
タイプ一致の「きりさく」が確定急所となり、
種族値以上の攻撃力を実現することができる。

ケンタロスの劣化に近いが、
それでも強力なノーマルタイプであった。

● ヤドラン

「ドわすれ」の性能がチート級。

特殊2段階アップの「ドわすれ」が強すぎる。
この時代の「ドわすれ」は今でいう「めいそう」2回分の効果
これにより火力と耐久を一気に引き上げることができる。

猛威をふるっていたサイキネやふぶきを半減することができ、
自分でも扱うことができるのは大きな特徴である。

● カイリュー

元祖600族の威厳はとくにない。
マルスケ実装まで冬の時代が続いた。

初代唯一のドラゴンタイプであり、600族の歴史はここから始まった。
まぁこの時代は500族なんだけど

残念ながらタイプ一致技が「りゅうのいかり」しかないという
あまりにも可哀想な仕上がりとなっている。

もちろん種族値はトップクラスに高いため
素のスペックで戦っていくことはできるが、
今度はふぶき4倍が足を引っ張る。

総じて600族としての威厳は全くなかったポケモンと言えるだろう。

● フシギバナ

どくどく&やどりぎでダメージを稼ぐのがお仕事。

初代では「どくどく」と「やどりぎのタネ」をどちらも撒くことで
宿木のダメージも倍加していくため、
そのバグ仕様を利用した戦法が得意。

また、「はっぱカッター」も確定急所となるため火力もなかなか。
「ねむりごな」も含め、相手に負荷をかけていくことができる。

特別枠:進化前・ネタ枠

Tierには入れないが、文化的に語る価値のあるポケモン。

● ピカチュウ

全世界で大人気のネズミ。
天才的なデザインだと思う。

アニメの象徴でありサトシの相棒。
「でんきだま」なんて存在しないし
「ボルテッカー」もありません。
対戦では厳しいが、存在感は151匹中トップ。

● コイル・レアコイル

約20年後に人気投票2位になる子。

この時代は電気単タイプ。
鋼が追加されて強くなるのは金銀から。
ついでに某人気投票で2位になるのは2008年。

まとめ

当時を知るおっさん世代として、結構真面目に評価してみた。
誰にも需要はないだろうが、昔話として読んでもらえたら嬉しい限りである。

初代ポケモンの対戦環境は、今の基準で見れば“めちゃくちゃ”だ。
だが、その歪みこそが魅力であり、
151匹それぞれに“初代ならではの物語”がある。

子ども時代の思い出と、対戦のリアルな強さ。
そのギャップを楽しむことこそ、初代を語る醍醐味だと思う。

初代をやっていた人もそうでない人も、
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