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限られた生の中で育まれた愛と葛藤『風立ちぬ』堀辰雄 朗読ノートvol.5

堀辰雄『風立ちぬ』を朗読しました。
3本ほどのシリーズになる予定です。まずは「序曲」から「春」まで。
主人公と節子がサナトリウムに行くまでです。

サナトリウムというのは、例えば結核のような長期療養をする人のための施設のこと。作中にあるように、こういった施設では独特な人間性が生まれてくるのかもしれません。

私は、熊本にある菊池恵楓園に子供の頃に両親といったことがあります。あれは療養所と名がついていますが、実質的には収容所だったわけで、やはりそこでも文学をはじめとする様々な芸術が生まれていました。

また、当時の結核がどれほど恐ろしい病気であったことか。作者の堀辰雄、節子のモデルとなった矢野綾子、2人とも結核に罹り、若くに亡くなっています。堀辰雄は48歳で亡くなったけど、やっぱり早いですよね。

朗読後記

ジブリの映画『風立ちぬ』は、この小説と堀越二郎の半生を組み合わせたものですが、なぜその発想が出て来るのか・・・

名前の「堀」と生まれた年が近いくらいしか似ているところがないような。よくあれだけの映画にまとめたものだと思います。

またまた長い作品で・・・今回は分割することにしました。

それではまた!

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