半身付随 回復記 最終回【ミディアム】
事前に申し上げておきます、この記事「思いが重〜い」です。心の弱い方や気持ちの落ちやすい方はご注意下さい。
「現実は小説よりも奇なり」
全て実話です。いやマジで…
んじゃ、行きます
「最終回〈悟り〜心の動き〜誤ち?〉
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「記憶喪失・半身不随」とは17〜18歳の僕には、な〜かなかなかなかな〜り厳しかったです。
なぜ頑張れたのか?なぜ諦めなかったのか?
「さっちゃんが居てくれた」これに尽きます。
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〈さっちゃん〉
さっちゃんはね♪さつきっていうんだほんとはね〜♫
記憶喪失(自覚)から覚めた日の夕方頃、さっちゃんが病室に来た事には本当のホントにびっくりしました!
だって地元近隣では噂の可愛い子!同じ高校の一つ下の学年でファンクラブがいくつもあった子です。時代背景もありますが、
タレ目じゃない「工藤静香」さんですね。
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そんな子が何故ここに?
短期記憶と言うのは忘れ易いもので、事故の前日に一度会っていて、その日に告白された事を暫く思い出せなかった為でした。
正直、2026年未だに「生きてて良かった」と思えた事は、さっちゃんが会いに来てくれた事。だけです。半年間。毎日。
ICUは基本的に親族しか入れませんが、僕の両親はさっちゃんが毎日来るので親戚と言う事にして入れてくれたそうです。
「記憶喪失 回復 記ACT.1」でも書きましたが、若き頃の僕は「諸星和己」さん。
※今はドラえもんだもん
「諸星和己」と「工藤静香」で
老人の巣窟「脳外科フロア」爆上げ
だったらしいです。
外から見たら幸せそう。
でも
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当時の本人の心の中と発言は、
思い出せない「死にたい」身体動かない「死にたい」とか言ってたら「可愛いね」「付き合いたい」とか言って、治らないかも「死にたい」歩けないかも「死にたい」といいつつ「大好きだよ」「結婚しよ〜」…
「死にたい」。
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こんな僕にさっちゃんはずっと隣にいてくれました。
介護職に就き、今思うと認知症や鬱気味なご老人の「死にたい」を仕事としては聞きますが、毎日お見舞いに行くほどの好きな人から「死にたい」なんて聞いたら、、、、。
さっちゃんありがとう!ごめんね。
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〈誤ち?〉
月日は少し流れ、顔面麻痺の手術が終わって退院しました。
さっちゃんは相変わらず毎日うちに来てくれて、ご飯やオヤツを作ってくれてました。
が、やっぱり自宅に帰っても心のモヤモヤは取れません。
最近の診断で言えば「外傷性うつ病/PTSD」で後遺障害ですね。
退院から10日くらいたったある日、さっちゃんはオヤツを作ってくれてます。
今、思い返してもなんでだっけ?
と、理由がわからないけど突然と猛烈に死にたくなって台所にあるナイフを持ち出しました。
2階に上がり、手首にしようか?頸動脈にしようか?とか考えてたと思います。
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カッカッカッカッ…(階段を上がる音)
さつき: 「じゅん?」
僕:「ごめん、死ぬわ。」
さつき: 「うん、わかった。私も死にたいから先に刺して♪」
と、完璧な笑顔でこぼれた言葉に、、、、
僕は泣き崩れました。
、、、馬鹿だ俺はなんて奴だ、、、
冷静に考えれば、さっちゃんが気づくのは明白だし、かまってちゃんだったのかな?
ってか、女って強ぇぇぇぇ〜勝てない。
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涙とは不思議な物で、デトックスされたのかモヤモヤが一気に晴れて、後日とある事に気づきました。
「俺、自分に嘘をついていた!」
俺、本当は「正義の味方」になりたかったんじゃん!その為に空手やってたし、バイクも乗ったしダンスもやってたし!!
そのクセにガキの頃から親とか周りの顔を見て「教師になりたい」「保育士になりたい」
って、
僕は常識って枠の中で普通の人です。
安心して下さい。
と、
「正義の味方になりたい!」とは恥ずかしくて言えなかった。
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命なんて、自分の意思とは関係なく簡単に終わる。
「生きてりゃ、人生なんとかなるよ」だと?
「なんとかなる。は、死んでもなるよ!
生きてなけりゃ、何にもなれない」だけだよ
やりたい事やらないで、何が幸せな人生?(とガキの自分が言ってました。)
「生きてりゃ、誰かの人生を幸せにできる」って事までは気づかないガキの僕ちゃん。
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〈真の誤ち〉
もう〜止まりません。勝手にワガママに、さっちゃんは理解してくれるハズだと!
僕:「俺、夢を叶える為に東京行く!でも、
さつきまで迷惑かけられない。待っててくれないか?」
さつき:「え?なんで?結婚しようよ!私も行くよ!」
僕:「さつきはまだ17歳だし、なつきさん(兄)や親が許さないだろう?」
さつき:「私が重荷なの?もう知らない!」
と、そこで2人の関係は終わりました。
あっけなく、と言うのは失礼だろう。
「さつきずっと一緒だよ!結婚しよね」
「俺、彼女にも嘘をついていた。」
彼女の期待に「裏切り」と言うナイフで心臓(ハート)を突き刺したのだから後悔させて貰う資格もない。
彼女は俺の夢の為に身を引いたのに…
B'z:「東京」を聞くと泣きます。
歌詞の内容と状況は違うけど上京(東京)の魅力と魔力は人を狂わせる。
〈The end〉
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〈エピローグ〉
僕が東京に行って1年くらいかな?
親:「さつきちゃん結婚したよ!川村君と」
僕:「……(俺の兄の親友じゃねぇか…)」
2026年4人の子どもに孫もいるらしい。
素直に良かった、おめでとうと思います。
羨ましいとか後悔はありません。
ただ、情けないのはその後に出会う女の子は、どこか何かを?さつきと比べてる。
(失礼ですよね、わかりますでもさ…)
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「コンプレックス」とは、心理学用語では無意識に抑圧された感情や欲求が複雑に絡み合った心の状態を指します。」(Gemiナイ)
ん〜これだにゃ〜。
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事故の示談金を元手に、ピュアな夢と希望に胸を膨らませて〜〜〜いざ上京。
こんな未来↓がある事は全く想像できていませんでしたとさ…
・阪神淡路大震災芦屋市にて目前の地獄。
・キャバクラ社長に騙される。
・警察で23日留置。
・ホスト後輩に裏切られ893に売られる。
・893に拉致られる。
・彼女とお客様が自殺(未遂)2日連続。
・ODで救急搬送
・ホスト親友が行方不明に。
僕の誰かに話せる限界ギリギリつらい経験ですが、そりゃ〜病みますよ!
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統合失調症、双極性障害、鬱のフルセットからの寛解なう。
とりま、人生満喫中としておきなう。
Bye for now.
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