二回目は「わかる!」が面白かった北海道開拓の村~『ゴールデンカムイ』聖地と建物の本来の目的も楽しむ~
5月に、札幌にある「開拓の村」に行ってきた。
札幌市厚別区厚別町小野幌という所にある。
私たちの行き方は、地下鉄東西線の新さっぽろ駅で降りて、そこからバスで30分近く揺られてちょっとした山に向かう。
北海道博物館横をぐるっと折り返してから、林の中を通り抜けて開拓の村に到着。
漫画「ゴールデンカムイ」にはここの建物が多く描かれており、実写のロケ地にも使われている。
楽しみだ! と思って中に入った途端。
「どれもそれっぽくてよくわからない」がすぐに押し寄せてきた。
noteで詳しく書かれていた人がいたけど、ああどなたのどのページだっけ。と思っていたら、「ゴールデンカムイ」大好き仲間がそのページを送って下さった。
でも結局スマホで見ながら歩くには頭や目が追い付かないとすぐに悟る羽目に。
簡単で良いから自分だけのガイドを作りたい! と思った。ほとんど記憶だけを頼りに回ることになったし、場所が広大過ぎて脚も身体全体も疲れてしまい、途中でクタクタになる。
もう少し当たり前に歩けるようになりたい。
更年期で以前以上に弱った体を少しずつ回復させているけど、まだまだなんだなと思った。老化かもしれないけど、弱っていく前に一度回復するはずだから。
そんな風に決意をした今年の5月。
こちらに戻ってきてから、何度も体調を崩して横になる日も多かったし、暑い日々で、たくさん歩けなかった。
でもできるだけ以前より早寝早起きをし、歩くのが短い時間でも良いからとにかく何日も何週間も休みきらないことだけを心掛け。膝のストレッチやもみほぐしもなるべく毎晩。
更年期症状が一番重かった5年前の半年間を思えば、週に何度も10分以上連続して歩けるようになるなんて夢のよう。
そして漫画のチェック。何人かのnoterさんや他のブログで載せている方のページを参考にしながら、私は文字にすることにした。
文字であっても、そのページを調べてチェックすることで、頭に入っていったみたいだ。

ここに載せるつもりはありませんでした
全部で7ページになった
あと案内地図の番号が、老眼には小さすぎるので、歩きながらでもわかるように、コピーし、番号の所だけ大きくした。

4か月ぶりに訪れてみると、その建物や内装が「ああほんとだ!」とわかる! 前回よりあきらかに面白い。
入口の建物は元駅舎。この建物が入口で、入場券を払い、通り抜けて振り返ったところ。

この絵は、駅舎として漫画のあちこちに出てくる。例えば24巻240話で。
こうやって比べるといかに建物たちが生かされて描かれているかを見るのが楽しいのだけど、載せても良いのかどうか。私はちょっと判断しかねたので、このシーンを載せるだけであとは言葉での説明にしたい。
とにかく建物の外側も中も楽しめた。

中には野田サトルさんのサインがあった。別の部屋には実写でロケに来た俳優たちのサインも並んでいたよ。


お昼には食堂で「やん衆セット」を食べた。
やん衆とはニシン漁などで働く北海道の漁師のことらしい。

もう少し味わいながら食べるんだったと思うくらいがっついてしまった。ほぐれたニシンの香りとわかめの香りが、ご飯にほどよく合った。
今回はあまりにも大量に写真を撮ったので、中でも気に入った場所だけを載せておきたい。
鶴見中尉が見えてくる。

尾形も見えるよね。

説明書きがいちいち興味深い
鶴見中尉、ソフィア、アシリパさんが見えてくる。

アシリパさんと杉元が小屋の下で隠れていたところ!

杉元の実家。実直で優しいお父さんや杉元の思いを感じる。

勇作殿の影がちらつく!

ごく序盤で白石が隠れていた場所。

みんな大好きラッコ鍋エピソードのあった建物。

写真館でのエピソードは、私がアニメ「ゴールデンカムイ」を観ながら、声をあげてしまったところ。
耐えきれずに「ゴールデンカムイ」仲間にその場で連絡した。
実際のこの場所はとても広くて、広さに声をあげた。

するとガイドのおじさんが色々と話しかけてきてくれた。前回、ガイドのおじさんの説明が面白かったのは辺見エピソードとなったニシン番屋(旧青山家漁家住宅)で。
今回はこの写真館だった。
全国各地から北海道に住む場所を移した人々の話。どこから来たのかそのつながりを資料にしてくれていて、その話も面白かった。


この中に含まれているのかな
今回心がけたのは、「ゴールデンカムイ」の画を思い浮かべて楽しむのと、その建物が本来何だったのかを知りながらめぐるということ。
どんな目的で使われていたのか、その説明書きなども読んでおきたかった。
漫画では誰が触っていた物、座っていた場所、であっても、実際に人々が暮らし、使っていた物なのだ。
例えば

これは有島武郎の家だったし、松橋家のお屋敷は大きかった。

描かれたのは西洋間
岡山の祖母の故郷を想う。
こんな風な大きな家だった。特に名家とかでもないし、女中さんがいるわけでもないから女中部屋もないけど、田舎の、大きめの家ってこんな感じ。

きっと最小限の荷物で寝泊まりするだけだったんだな
女中同士は仲が良かったのかな
幸せを感じられたら良いななどと思いをめぐらせる
奥の旧河西家米倉や樋口家農家住宅の辺りには、稲もちゃんと植わって育っている。

当時の暮らしを想像するのは面白い。

撮影で使われたという上のソリだけど、こんな風に作っていたらしい。前の部分は、どうしたらあんなに美しいカーブを作れるのだろう。

終盤はどうしても疲れちゃって、投げやりになりそうだったけど、どうにか自分を奮い立たせながら歩いた。
見て回った建物全部、外側も中も興味深くて面白かった。
この日は、遠足か体験学習か、子供たちがいた。私たちの学校は「転地学習」と言って、4年生の頃に修学旅行でもない少年自然の家のようなところで1泊くらいを楽しんだのだけど、そういうのなのかな。
全部見終わってから、開拓の村の食堂にもう一度入って休憩すると、「〇〇学校」とテーブルに札が立ててあった。
夫が小学生の頃に開拓の村に来たと懐かしんでいた。
「もう50年前か」と言って笑っていたけど、私の見たいままについて来て楽しんでくれてありがとうね。
いいなと思ったら応援しよう!
読んでいただいて、ありがとうございます!
心に残る記事をまた書きたいです。