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はじめてのnote 【自己紹介】 河口家具製作所です。

はじめまして。

福岡県の家具メーカー、河口家具製作所です。

今日からnoteをはじめます。
※正直に言うと、はじめてのnoteの存在を1本公開したあとに気づきました😅
なので、この記事は2本目です。

1本目の記事はこちら


私たちは普段、オンラインショップを中心に家具をお届けしています。商品ページでは、サイズや素材、価格といった情報をできるだけ丁寧にお伝えしているつもりです。

でも、商品ページだけでは伝えきれないことがあります。

この家具が生まれた背景。つくっている人たちの顔。大川という家具の町の空気。そして、家具が届いた先にある暮らしの風景。

そういうものを、ここで少しずつお届けしていきたいと思っています。

大川の家具産地で、67年。

河口家具製作所の創業は、昭和34年。1959年のことです。

創業者の河口三男は、15歳のときに福岡県大川市へ丁稚奉公に出ました。大川は、古くから日本有数の家具産地として知られる町です。木の香りが漂う工場の間を縫うように、職人たちが技を磨いてきた場所。三男は、その中で家具づくりの基礎を一から叩き込まれました。

そして20歳で独立。河口木工所として、食器棚の製造からこの会社ははじまりました。

最初は小さな工場でした。大きな設備があったわけでもありません。ただ、「自分の手でつくった家具を、誰かの暮らしに届けたい」という想いだけは、最初から変わらなかったと聞いています。

1970年に法人化し、「株式会社 河口家具製作所」へ。2007年には二代目の河口健が代表を引き継ぎ、今に至ります。

創業から67年。変わったこともたくさんありますが、変わらないこともあります。

「目くばり、気くばり、心くばり」。

これは、河口家具製作所がずっと大切にしてきた言葉です。家具をつくるときも、お客様と接するときも、この精神が根っこにあります。

「淡色インテリア」を家具の世界に持ち込んだ理由


河口家具の家具を見たことがある方は、最初にこう思ったかもしれません。

「家具なのに、こんな色があるんだ」

グレージュ、トープ、ペールホワイト。私たちがつくる家具には、いわゆる「家具らしい色」とは少し違う、淡くてやさしい色合いのものが多くあります。

家具といえばダークブラウンやナチュラル。それが当たり前だった時代に、私たちはグレーやグレージュを基調にした家具をつくりはじめました。

きっかけは、暮らしの中の光でした。

朝、カーテン越しにやわらかな光が入ってくる。その光がテーブルの天板に落ちたとき、部屋全体の空気がふわっと明るくなる。そういう家具をつくりたい、と考えたんです。

2021年に誕生した「taupe series」は、その想いを形にしたシリーズです。淡色インテリアという言葉がまだ一般的でなかった頃から、私たちはこの方向を信じていました。

万人に受ける家具ではないかもしれません。でも、「100人に1人でもファンがいるような個性」を持った家具でありたい。それが、私たちのブランドコンセプトでもあります。

開発から塗装まで。「フルライン工場」のこと。

家具メーカーと一口に言っても、その形はさまざまです。設計だけを行い製造は外注する会社もあれば、特定の工程だけを担う会社もあります。

河口家具製作所は、大川家具の産地でも数少ない「フルライン工場」を持つメーカーです。

開発、設計、木材の加工、組み立て、そして塗装。家具が生まれるまでのすべての工程を、自社の中で一貫して手がけています。

なぜそこまでやるのか。

理由はシンプルで、すべての工程が手の届く場所にないと、「あと少し」の調整ができないからです。

たとえば、天板の色。グレージュという色は、ほんのわずかな塗装の違いで印象がまったく変わります。「もう少しだけ温かみがほしい」「この木目にはもう半トーン落ち着いた色のほうが合う」。そうした微妙な判断は、塗装の現場で実物を見ながらでないとできません。

開発の人間と塗装の人間が同じ工場にいる。顔を合わせて「ここ、どう思う?」と聞ける。そういう距離感が、河口家具の家具づくりを支えています。


「家族みんなの"いいね"をカタチに。」

私たちのブランドコンセプトは、「家族みんなの"いいね"をカタチに。」です。

家具を選ぶとき、家族の中で意見が分かれることは珍しくありません。お父さんは機能性を重視する。お母さんはデザインにこだわりたい。子どもは「自分の場所」がほしい。

全員の「いいね」を一台の家具で叶えるのは、簡単なことではありません。

でも、できるだけそこに近づきたい。

メラミン天板を使えば、子どもが飲み物をこぼしても拭くだけで大丈夫。淡い色合いを選べば、お母さんが大切にしているインテリアの雰囲気を壊さない。しっかりした脚と天板の厚みがあれば、お父さんも安心して長く使える。

そういう「みんなのいいね」が重なる場所を、家具でつくりたいと思っています。

夕方、子どもが宿題を広げているダイニングテーブルの隣で、お母さんが紅茶を飲んでいる。お父さんが帰ってきて、そのまま同じテーブルで夕食がはじまる。

そんな何気ない風景の真ん中に、私たちの家具があったらいいなと。

このnoteで届けていくこと

このnoteでは、こんなことを書いていく予定です。

  • 新商品やシリーズの紹介(商品ページでは伝えきれない開発の裏話も)

  • 大川という家具の町のこと

  • 職人やスタッフの日常

  • 家具選びに役立つ豆知識

  • イベントやキャンペーンのお知らせ

更新は不定期ですが、できるだけ定期的にお届けしたいと思っています。

ECサイトでは「情報」をお伝えしていますが、このnoteでは「温度」を届けたい。そんなふうに考えています。

最後に

河口家具製作所は、大きな会社ではありません。

テレビCMを流しているわけでもなく、全国に店舗があるわけでもない。でも、大川の産地で67年間、家具をつくり続けてきました。

「よき家具はよき創り手を生み、よき創り手はよき家具を生む」

これは、私たちが大切にしているもう一つの言葉です。

いい家具をつくることが、つくる人を育てる。育った人が、またいい家具をつくる。その循環を、これからも大川の地で続けていきたいと思っています。

このnoteが、河口家具製作所を知るきっかけになれたら嬉しいです。

「もう少し、この会社のことを知りたいな」と思っていただけたら、フォローしていただけると励みになります。

ここでまた、お会いしましょう。

★河口家具製作所について

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