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独り暮らしを支えるもの

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

資格勉強に四苦八苦する日々も終わり、最近は夜寝る前に気兼ねなく本を読むことができる。

でも、こうして自室で読書を楽しむ気概になれるのは、資格勉強で夜遅い時間まで机に向かっていたのもある。

これも、時間を無駄にしないモードに入っているおかげだよなと思いつつ。この世界では、時間は有限なのだから。

それはさておき、先ほど、村上春樹さんの「街とその不確かな壁を読み終えた。

「物語が単調すぎて、途中で読むのを止めた」って感想を聞いたこともあるが、「どうして?」と思うほど、時間を忘れて引き込まれた。

作品全体の読書感想文は後日書くとして、今回はその中でも、ちょっと横道に逸れるような部分について書く。

※ 2025年12月15日追記

本作の中で、主人公と、コーヒーショップの「彼女」が会話するシーン。独身者のささやかな儀式について。

「私だけのちょっとした秘密の儀式なの。一日に一本の薄荷入り煙草と、一杯のシングル・モルト。ときどきはワインになるけど」
「独身者にはそういうささやかな儀式が必要になる。一日いちにちをうまく送り出していくために」

同著 537頁より抜粋

かれこれ一人暮らしを始めて5年になる。初心者・・・ではないけれども、ベテラン・・・・と呼べるほどでもない。

私の場合、そんな風に、ささやかだけれども、自分の生活を支えるものは何だろう。

例えば、森茉莉さんの「贅沢貧乏の中では、三つの嗜好品として「タバコ・お酒・チョコレート」を挙げていた。

お酒は強くないけれども、ときおり洋酒を飲みたくなる。日々の合間に、チヨコレイトを口に入れる。

そういった、独身者の儀式のようなもの(もっとも、別に独身者に限る必要はないかもしれないが)。

私自身も、晩酌は一つの儀式となる。とは言え、毎日飲むわけではない。

平日ならば、水曜日と金曜日。毎日飲もうと思えば飲めるけれども、生活にメリハリを出すためにも、あえて飲まない日を設けたほうが、気分がいい。

あとは珈琲。これは毎日一杯は欠かさずに飲む。

休日は自分で淹れるときもあれば、最寄りのブックカフェで飲むこともある。やっぱり粉よりも豆を挽いた方が美味しい。

こだわりはないけれども、酸味よりも苦味が強いほうが好きだ。珈琲を飲んでいる気がする(どんな珈琲でも珈琲に違いないのだが)。

甘いものを挙げるとしたら、ドーナツが好き。絶対にチョコオールドファッションは買う。

先日も試験前の腹ごしらえに、試験会場前で(人目を気にせず)ドーナツを食していた。おかげでちゃんと脳に血が回ったと思う。

なんだか、食べることばかり思いつく。でも、独り暮らしの贅沢なんて、そんなに思い浮かぶものもない。

ブランド品を求めるわけでもなく、大抵のものは、ささやかな給料と、そこそこの貯蓄でまかなえる。

であれば、毎日美味しいものを食べるってのも、一種の儀式かもしれない。

ちゃんと食べて、頑張って生きていかなきゃならんのだから。こんなときには、ものを食べることです。それはささやかなことですが、助けになります。

レイモンド・カーヴァー
ささやかだけど、役にたつこと

それはささやかなことだが、助けになる。

今夜は無性にパスタが食べたかった。村上春樹さんの作品を読んでいると、高い確率でパスタが食べたくなる。

マッシュルームと冷凍のシーフードミックス、エビドリアのソースで、ホワイトソース風のパスタ。美味しかった。

どれだけ続くかわからないにしても、それでも、そういう儀式が必要なんだろう。それではまた次回!

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川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家 今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。