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『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』を読んで──心とお腹がほぐれる物語


今、ある一冊の小説にすっかりはまってしまいました。

それが、友井羊さんの『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』。
ミステリーといっても、そこに流れるのは優しい時間。
人が死なない、日常の中にある“静かな謎”が、心にじんわり沁みてくる。
まさに私が理想とするミステリーの形でした。

物語の舞台は、都会にあるスープと煮込み料理の専門店「しずく」。
店主の麻野さんが、訪れる人たちの小さな悩みや人間関係のすれ違いを、
スープとともにほどいていく様子が、本当に心地よいんですよ。
そして何より、登場するスープの描写がですね、
もうたまらなくおいしそうなんです!

読んでいるうちに、気がつけば私もスープづくりに夢中に。
今では冷凍庫にスープのストックがぎっしり(笑)。

「こんなスープ屋さんがあったら、私も絶対に常連になる!」
と妄想しながら、毎日のようにページをめくっています。

物語を読み進めるうちに、
ふと「これ、映像化されたらどんな俳優さんが演じるんだろう?」
なんて妄想も。
静かな店主の麻野さんを演じるのは、あの人かな……
なんて想像するのもまた楽しみのひとつ。

実は、私自身もミステリー小説を現在執筆中です。
ただ、私も人が亡くなるような物語は描きたくないんで。
誰かの日常に潜む不思議や謎を、
丁寧に紐解くような。
優しくて温かい物語を目指しています。

現在書いている作品の舞台は、
北鎌倉にある、ちょっと寂れて、でも味のある商店街。
実際に足を運んだときにひらめいたお話です。
これが初めての長編ミステリーで、まだまだ試行錯誤の連続ですが……
5月末の小説コンクールに向けて、毎日言葉を紡いでいます。

いつかこの作品も、誰かの心にスープのようにじんわり届いて、
「映像化してほしい」なんて思ってもらえるような作品になれば。
そんな夢を抱きながら思いっきり奮闘します。


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