GARNET CROW | 20代に出会い何かを託し同時代を生きた
小学生の頃、音楽の話をする友達がいなかった。
大人にならざるを得ない小学生だから、歪だし、お友達と音楽の話は出来なかった。同世代の女子は光GENJIが好きな子もいるし、宗教2世だと思われる聡明な女子は自由を鳥に託した詩を読んでいた。
ダイエーのCDショップでナウシカとラピュタのサントラのテープを買ってもらい、ずっと聴いていた。同じお店で最初に買ったのはマイケル・ジャクソンのBadだった。
J-POP以前にポップスの入門が難しかった。
友達は有り難くて、中1になって色々教えて貰えた。彼はお兄さんがいるので、少し上の世代のTM NETWORKを教えてもらい、B'zも知った。じきにドリカムも聴くようになる。J-POPへの入門は友だちが作ってくれた。
時は流れる。飯野賢治が好きだからBeatlesとYMOへの思いは伝わっており、
NAGAなどから伝統音楽も聴いた。
小松未歩は自分で探した。
GARNET CROWもそう。
2000年。新しかった。ほぼ同世代くらいで音楽に挑戦する、強くてニューゲームな彼らが眩しかった。作曲家がアルトで歌い、作詞家はキーボーディストに徹する。さらに、編曲など実績のある2人が支えるバンド。ビーイング系が好きな私には特別なバンドだった。
椎名林檎が何かを代弁してくれる方もいるでしょう。私にとってはGARNET CROWがそう。
バンドとしてはSUPERCARも好きだけど、解散してから2006年にファンになったので、彼らの音楽を一度に楽しめた代わりに同時代にエンカウントできなかった悔恨も抱いています。
同時代を生きてきて、音楽へのあこがれはGARNET CROWに託せた。というのは、高校時代に民族音楽が好きだったと書いたけど、その頃に、コンガとか叩いてみたくて自作の方法も調べた。けど、海老名市で相模川の土手に行ったとしても、迷惑だし不審に思われるから、憧れは憧れのまま私は他のことに打ち込んでいた。町田にライブハウスがあることさえ知らなかった。
適性を考えるとそれで良かったと思う。
小松未歩の歌に励まされることはなく、ただ、敬意を持って歌詞を聴いていたと思う。
GARNET CROWは世界観も好きだけど、意味を横において歌詞に乗ったエモーションを聴いていた。
少し儚げなお姉さんがやけに歌がうまかったり、世界観ガッチリしてる系譜をおさえているのもいい。
活動期間と、解散してから、まもなく同じくらいの時間が流れる。寂しい。
彼らが頑張っているから、頑張れた日もある。
同時代のアーティストは、図書館の違う席で勉強している知らない人と、少し似ている。
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