アスファルトに描かれた呪いの「絵」に気づいてしまったんです
ジャストローの図形として知られる『アヒルとウサギ』は、誰もが一度は、目にしたことがある有名な「だまし絵」だ。
見方によって左向きの「アヒル」にも見えれば、右向きの「ウサギ」にも見える。

同じような「騙し絵」が、道路に描かれていることに気づいた。
最初は、小さな違和感に過ぎなかった。
自転車で走っていたときに感じた「あれっ?」という、小さな違和感。
翌日も同じ道を通った。それは「自転車で走っている後ろ姿」として、アスファルトに描かれている。
それはわかる。でも、なんだか違和感がある。
また同じ道を走った。
「もしかして、この人って、こっちを向いてない?」
あらためて見直してみる。間違いない。正面を向いてるよ。

邪念を捨てて、よく見ていただきたい。
顔はこっちを向いている。
ハンドルとして描かれた部分は、「手のひら」を広げた形にみえる。
サドル部分は「パンツ」だ。ちょっと小さい紐パン。
そしてタイヤは…
パンツを突き破って伸びてる常軌を逸した「イチモツ」。
あまりに伸びすぎて、両足が宙に浮いている。
これは「騙し絵」だ。
見方が固定されてしまうと、もう、そうとしか見えない。
なんで道路にこんな絵が…
またその道路を走った。
今度は確実に、「その男」の姿が見える。
「絵」を通り過ぎても、頭から離れない。
「あの男」はなんなんだ?
巨大なイチモツを持つ男の背景はわからない。
でも、現象をみる限り、男には「呪い」がかけられている。
考えていただきたい。
「イチモツが巨大化する」とは、どのような状況にあるのか?
「この男」は、発情している。
おそらくは目の前に愛する女性がいるのだろう。
しかし、そこで「呪い」が発動する。
「巨大化」は、イチモツに血液が集まることで行われる。
だが、身体を宙に浮かせるほどのイチモツだ。
それだけの血液が集中したら、どうなるだろうか?
考えるまでもない。
脳の急激な貧血は、「失神」をもたらす。
愛する女性を目の前にしても、決して結ばれることがない「呪い」。
「愛したい瞬間に、意識を失ってしまう」
なんて残酷な、なんて悲しい物語なのか。
結ばれることのない『美女と野獣』。
いったい彼は、なぜ、こんな目にあっているのだろう。
その理由を考えながら、今日も「この男」の上を自転車で通る。
巨大なイチモツを、自転車のタイヤが踏みつける。
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