抽象画 制作ログ-描くことの中に、描かないことが入ってる-

描かないことを決める時、
私は絵を見て、
絵と対話します。
いま何がある?
リズムと方向がある。
色を足したい。
でも、必要かな?
今のシンプルな強さが薄まるかもしれない。
薄まっても、別の何かが足される。
でもそれはまた、別の行き先を目指す。
いつも同じ道を選んでいない?
だから今回は、そっちに行かない。
という感じで。
このドローイングは、あえてシンプルにしました。「線」は流れや方向やリズムを決めます。
「線」だけの絵にすると、はっきりわかりますね。
線を描くことは気持ちがいいです。
人が1番最初に描く絵って、だいたい線ですよね。
自然です。
今、この色を置かないことに決めた。
そういうことも、描くことの一部です。
色を置いていく、線を置いていくことだけが「描く」ことじゃないのです。
描かないこと
そして見ることも、
描くことの根っこです。
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長年の映像制作デザイナーとしての経験の後、抽象画を描きはじめた私のことは、こちらに書きました。
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