🌱太陽の光を浴びるタイミング ー不登校児でも出不精なおとなでもー
風邪をひいた。
最初は花粉症かな、黄砂かなと思っていたけれど、お風呂に入っても、雨が降っても、症状は良くなるどころかどんどん咳も増えてきた。
鼻もぐずぐずして、ああ、これは立派に風邪だな。
ところが全然熱も出ない。
出てほしいわけではない。
でも熱を出す元気もないのか、なんとも情けない。
なんて思いながら、ただただ体が怠くて、ゲホゲホしていた。
どこかのオジサンたちが書いたあの本でもゆっくり読もうかな…
そんなおやすみを計画してみた。
***
でも朝、出さなきゃいけなかった郵便物があることを思い出した。
しんどいなぁ、だるいなぁ、でも出さなきゃなぁ。
近くのポストは本当に近くて、歩いて2分程度だろうか。
ごちゃごちゃ思ってる間に、そこぐらいまでは行けるんじゃない?
テクテク歩いて、ポストを目指す。
普段はフルタイム勤務でしかも車通勤。
家の周りを朝から歩くことなんて、子供たちが小学校の時の旗当番以来だろうか。
ずーっと外は寒いと思っていたのに、季節は巡っていて、思ったよりも寒くなかった。
お、なんか気持ちいいぞ。
私は結構歩くのが早い方だ。
ゆっくり歩くよりさっさと目的を達したい。
そしてなにより、シャキッと歩いている方が、きっと「カッコイイ人」に見えるはずと勝手に信じているから。
最初こそしんどくてダラダラと玄関を出たが、やっぱりのんびり歩くよりはスタスタ歩きたくなった。
ほんのちょっとの距離だがいつものように早歩き。
できるだけ姿勢や目線は真っ直ぐに。
朝の光を浴びる。
外の空気を吸う。
あ、木の芽が膨らんでいる。
「季節を肌で感じる」
ただこれだけのことが、子供たちが不登校だった時期、子供はもちろん私ですらできなかったことを思い出す。
自分もできないくせに、「子供には太陽の光を浴びてほしい」なんて毎日のように考えていたことも、ついでに思い出した。
太陽の光は偉大だ。
もちろん、成長ホルモンだとかビタミンDを作るだとか、そんなこともあるけれども、何よりやっぱり前向きな気持ちになってしまうのは、太陽が持つ偉大な力だと言わざるを得ない。
ただ、「太陽の光を浴びてほしい」と親がいくら思ったとしても、子どもにとって良いタイミングにならないと、彼らは外に出ることなんてしない。
いや、できない。
今の私だってそうだ。
ともすれば、忙しいとか、仕事だとか、そんなことを理由にして、できるだけ家から出ないようにしているじゃないか。
今日だって、郵便物を出す用事がなければ、どうにかして家の中に潜んでいたはず。
そんな私が何を偉そうに。
今日の私は、ただ郵便物をポストに投函したかっただけ。
太陽の光を感じたくて外に出たわけじゃない。
きっと用がなければ出なかった。
「動く」ことに、大きな決意なんていらない。
きっかけなんて、そのくらいでいいんだろう。
太陽は急かさないし、なくなりもしない。
ただ、そこにある。
子ども達もきっと、「さぁ外に出よう」と決意する日がハッキリと来るわけじゃない。
何かのついでに、何かのきっかけで、ふと外に出る日が来る。
だから焦らなくていいんだ。
往復5分のポストへの道。
私の歩幅よりも速く、思考だけがぐるぐると巡っていた。
きっとそれも、太陽の光のせいだ。
家に帰ったら、この気付きを大切に噛みしめよう。
そしてまた、ゆっくり読書でもしよう。
おやすみのおともに。
オジサン達のZINEはこちら👇
**********************
こちらのシリーズはマガジンに収載しています。
**************************
サイトマップはこちら👇
*************************
他にも不登校親としての実体験も含む
ちょっと突っ込んだ内容の有料記事もございます(一部掲載)👇
**************************
忙しい「おとな」こそセルフケアが大切!
ゆるっとセルフチェックシリーズ🐱
**************************
その他のSNSでも発信しています。
X(Twitter)、 Instagram、 Threads
ゼンタングル🄬認定講師としてのアカウントはこちら👇
kaora_zentangle(Instagram)
こちらも是非👇

**************************
「NPO法人こずえのつぼみ 」で
おはなし会やZoom不登校セミナーを開催!
いいなと思ったら応援しよう!
もしお気に召しましたらサポートいただけますと、とても喜びます✨いただいたサポートは自己研鑽のために活用致します!