人当たりがいい、らしい
今日は歯科検診だった。
(最近、歯科の話ばかりしている気が…(笑) #なんの歯なしですか )
いつも担当してくれる歯科衛生士さんが、こんなことを言った。
カオラさんって本当に人当たりいいですよねー!すごく話しやすいです!
仕事一緒にしてたら、絶対やりやすいと思うんですよね!
一瞬、言葉の意味がわからなかった。
「人当たり」がいい?
この私が?
正直に言えば、その歯科衛生士さんがとても話しやすい人で、私はただ楽しく歯科検診を受けているだけ、という感覚で通っている。
自分が「人当たりがいい側」だなんて、思ったことはこれまで生きてきて一度もなかった。
私の自己認識としては…
たぶんヒトが好きではない。
大人数は大キライ。
初対面の人とはできれば話したくない。
そして筋金入りの出不精だ。
こんなやつのどこに「人当たりがいい」要素があるのだ??
謎でしかなかった。
でも、少し考え直してみる。
残念ながら奥二重の目に生まれてしまい(歳とともに完全二重に移行)、昔は「目つきが悪い」と言われたし、自分でも思っていた。
「近づくなオーラが出てる」と言われたこともあるし、時には出していたことも否定しない。
体格も大きいゆえ、威圧感がにじみ出るのもわかっている。
それが大人になって、仕事をするようになり、子どもも生まれ、社会で生きていくには、少し角を削がなきゃいけない場合も増えた。
自分が率先してそうしたかどうかは別にして、気が進まなくても、「そうしなきゃ回らない場面」には出くわしてきたわけだ。
人は、社会に出て生きていこうとすると、ある程度丸くなるし、それは時には処世術でもある。
***
もうひとつ、よく言われることがある。
「自分の得意なことほど、自分では気づかない」という話だ。
「なんでこの人、これができないんだろう」と思うこと。
それは大抵、自分が無意識に「できている」ことであり、つまりはそれが自分の “得意” だということ。
じゃあ私は、他人を見て
「この人、人当たり悪いな」と思っているだろうか。
……考えてみたけれど、特に思い当たらない。
でももしかしたら気づかないうちに、「人当たりよく」振る舞えるように “成長していた” のかもしれない。
それでもやっぱり、自覚はない。
今も「人当たりがいい」自分を実感できない。
でも。
自覚はなくても、誰かがそう言ってくれたならありがたく受け取っておこう。
「ありがとう〜」って、素直に頂戴しておこう。
もしかしたら私は、苦手だと思っていたことも、実はちゃんと頑張れていたのかもしれない。
ヒトがキライで、集団が苦手で、外に出るのも億劫で。
それでも社会の中で、誰かと関わる場面ではそれなりに折り合いをつけて生きてきた。
自覚がなくてもいいじゃないか。
「頑張ってるんじゃない?」
そんな言葉を、今日は自分にもかけてみようと思う。
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