見出し画像

夏の俳句~肌は出し心は閉じる夏休み

 子どもの頃、自転車を飛ばして遠くの田んぼまで蛍を見に行っていた。一人で暗い道を走っていた。
 大人になり、蛍を増やしている秘密の場所を知り、誰かを誘っては行っていた。大人になってからは、蛍には、誰かと一緒の思い出がある。
 今年は一人で蛍を見に行った。
 神戸でも蛍が見られる。
 有名な場所ではないけど、何人かはいつも見に来ている場所なのだが、今年は誰もいなかった

やみ彷徨さまよたましいほたる



 ナツフジを知っているだろうか。フジよりも小ぶりの白い花が咲く。鮮やかな藤棚とは違い、つつましやかな野生の花を咲かせる。
 コロナ禍でもなんでも関係なく、堂々と花は咲く。

夏藤なつふじの花咲き夢の夏きた



 白い花が夏の太陽にはよく似合う。ヒマワリのように艶やかではないけれども、白い花が夏に咲く。
 外来種のタカサゴユリも、夏空の下で他の草を見下ろしながら一面に花を咲かせている。

てん高砂百合たかさごゆりや草の中


 創作は難しい。自分では創れなくても、人の作品の解説をしています。



鶴亀杯に参加します。


いいなと思ったら応援しよう!