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飛べなくなってから、空が見えた。

空を高く飛び続けたあの日、
羽がしばらく動かなくなった。

夢とは、
空を高く飛ぶことだと、
ずっと思っていた。

けれど、
地面の上で、羽を休めてから、
空模様のように、夢の形も変わっていった。

ある日、自分が自分でいられる高さを、
飛ぶことこそ、
夢なのかもしれないと思った。

雲の切れ目から、
急に薄い光が差し込むように。

それは、高く飛ばないことでも、低く飛び続けることでもない。

高く飛ぶ日も、低く飛ぶ日もある。もちろん、どちらでもない日も。

そうやって、軽やかに飛んでみる。

そよ風。木々の青さ。花々の香り。鳥のさえずり。

ずっと手の届く場所にあった、
色とりどりの世界を、
心と体全体で感じながら。

今は、そんな高さなら、飛んでいける気がする。

きっと。




夢は、
人を高く飛ばせることもあるし、
静かに沈めることもある。

昨夜の投稿と、
どこかで繋がっている話かもしれません。


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