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健気すぎるワンコの針地獄

愛犬を病院に連れて行ったことは先ほどの記事に書きましたが

病院に行って、愛犬が健気すぎたので記録に残します。

ろぃ君は基本「爆吠え犬」。
外に出ると吠えないと気が済まない。
そのため、散歩させるのも大変。

他の犬に出会ったら、とにかく吠えまくる。
病院に連れていっても大人しくなんてしない。
じっとしていることが不得手らしく

「お前は、多動症か?」

というくらい。

そんなろぃが診察台に上って、大人しかった。
余程具合が悪いのだろう。
娘の腕に頭を預け、ひたすらじっとしている。

レントゲンを撮るときも、暴れることもなく写真を撮らせた。

快挙だ!
いや、それほど具合が悪いんだ。
もしかしたら、めちゃくちゃ悪い病気なんじゃないのか?

ろぃ君を見ていて、命に係わる病気だったら……と不安がよぎる。

レントゲンを終え、血液検査をしようと言われた。
私も娘も毎月のように血液検査をしているので

私「ちょっと痛いけど頑張って。
お母さんなんて、月に2度も3度も血液検査してるんだからね」

娘「そうだよ。私だって、毎月してるんだから」

私「アンタは、2か月に1度じゃない」

娘「あ、そうかw」

励ましているのかどうかすら怪しい会話をワンコに聞かせる飼い主。
なんて奴らだ。

こうしてやっと血液採取となったが、ここで恐ろしいことが起きた。
なんと、針を刺したが血が出てこない。

先生「変だな……」

針を抜き、またしてもさすが出てこない。
3度も同じところに刺し直したものの、出てこない。
こんなことは初めてだ。

この先生、犬が痛がるようなことは絶対にしない。
注射も上手で、血液採取に失敗するようなことはない。
それなのに、なんで?

娘「反対の腕なら?」

先生「うん、これでだめなら……」

3度目に挑戦したが、やっぱりだめで、結局反対の腕でリトライ。
その間、ヒーとも言わないろぃ君は、飼い主に顔を預け、娘に「見ないよ~」と言われて目を、手で押さえられていた。

4度目に、何とか血液が管を通ったものの、血液がなかなか出てこない。
何度も何度も、注射器で吸引するものの、なかなか血液はたまらない。
これ以上はダメだと先生も思ったらしく、

先生「少ないけど、なんとかなるかな」

ということで、結果をまった。
すると、腎臓も問題なし、心臓も大丈夫、と少ない血液で分かる範囲の結果は全て良好だった。

結局、熱があるから何かに感染はしているだろうけど、ということで様子見になったんだけど。
その間、結構な時間を要したが、まるで鳴かず、静かに耐えてくれた。
先生の動きを目で追い、先生が自分を助けてくれるんだと分かっているように、文句ひとつ言わない。

大人になったね、というより爺さんになったね、ろぃ。
という感じだ。

やっと静かになった頃には、お別れを恐れる年齢だよ。
でも、少しでも長く、元気に過ごして欲しい。
できれば、逝く時は老衰がいいよね。
苦しまずに、眠るように。

それまで、幸せに過ごそうね。


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