ハイソなパスタと、カジュアルなパスタ(新百合ヶ丘「ミラ・フォレスタ」、柿生「ベルソリーゾ」)
前説
まあ、パスタなんてものは、わしの子供の時分はなかった。
スパゲチーというのは、あったがのう。ケチャップとラードをベタベタ使ったような。
ピーマンとウインナと、グリンピースが入っておった。
ちなみに、ワインも、赤玉ポートワインしか知らんかった。
大人になっても、パスタなんつーのは「OL」が食うシャラくさい食いもんじゃと思っとった。
日本人なら、箸で食えるもんを食え、と。
昔、普通の日本人は、フォークでスパゲチーを食う食い方を知らんかった。
空中でフォークをくるくる巻いて、いつまでもスパゲチーが切れないから、みんな困っていた。
「食いにくい。箸を持ってきてくれ。たのむから箸で食わせてくれ」となった。
フォークの先を皿に付けて巻き取る、というやり方を、伊丹十三のエッセー(たしか『ヨーロッパ退屈日記』)で初めて知った、という昭和人は多かったはずだ(わしもそうじゃった)。
まあ、そんなパスタじゃが、年寄りになると、あれがちょうどいい感じの食いもんになる。
皮肉なもんじゃ。
手軽で、間違いがなく、年寄りの胃袋にもちょうどいい。
今回は、うちの近所のパスタ店を2軒紹介したい。
ハイソなパスタ 新百合ヶ丘「ミラ・フォレスタ」
まあ、新ユリのハイソなパスタ屋といえば、以前「BONDIS(ボンダイズ)」を紹介しましたが。
その次くらいにハイソだ、とオレが思っているのが、「ミラ・フォレスタ」ですね。
なにしろ、昭和音楽大学の中にある。気分は音楽の都、ミラノかウィーンです。
芸術の街、新百合ヶ丘が世界に誇る昭和音楽大学↓



店内は、音楽大学の先生と学生と、お上品な感じの高齢女性が多い。
ハイソな方と芸術家っぽい方が多い。
ドレスコードはないと思うけど、あんまりドカタ作業中に泥だらけで来れる感じではない。
そういう方は、私もよく行く、すぐ近くの家系ラーメン町田家なら、いくらでも泥だらけで大丈夫ですから。

この日は、「帆立と明太子マヨネーズソース」のセット(サラダ・飲み物つき)税込1350円にしました。


アルデンテにこだわってる感じの麺でした。
おいしかったです。
なお、最初気付かなかったけど、離れたところにオリーブオイルが置いてあります。
このあと、コーヒーが出たけど、撮るの忘れた。
まあ、私のような魂が芸術家の人間には、いい雰囲気ですね。
ハイソな雰囲気のわりに、値段は高くない。
学生食堂を兼ねている、ということもあるんでしょうが、意外に庶民的。
1000円でスタンプ1個のスタンプカードももらいました(スタンプ10個で1000円引き)。
店内は、4人がけテーブルと2人がけテーブルで、40人くらい入るかな。
この日は12時時点でほぼ満員でした。
隠れた人気店です。
店の周囲には、こんな学生や卒業生の音楽会ポスターが掲示されてます↓

カジュアルなパスタ 柿生「ベルソリーゾ」
で、対照的にカジュアルなパスタ屋さんが、柿生駅前にある「ベルソリーゾ」。
私の地元で、「普段使い」的なお店です。

店内は、カウンターと二人がけテーブルと、逆側に掘りごたつ式の「座敷」があります。
一人でも、グループでも使いやすい。
大型テレビでスポーツ流してるのがカジュアルでしょ。


この日は、魚介のピリ辛クリームソース(スパゲティ)税込1200円(ランチサービスでサラダ・飲み物付き)にしました。

ここのサラダ、コーンのドレッシングがおいしい。
それだけに、量が少ないのが残念。

ここのパスタは、麺の種類を、スパゲティ、ペンネ、フェットチーネから選べます。

ここがカジュアルだと思うのは、テーブルに、フォーク・スプーンとともに「箸」を置いているところですね。
うれしい気遣いじゃないですか。庶民の店はこうあるべきですね。
これに、年寄り用のよだれかけ、というか、紙エプロンみたいなのが使えたら、もっといい。
味は、バッチリです。おいしい。

下は、別の日に食べた角煮カルボナーラ(税込1500円)

この店に行くのは、私はたいがい平日の昼間ですが、だいたい空いてますね。
週末は混むらしい。
今度は夜に来てみようと思います。
<参考>
