野川流“映画の行間” 物語の余韻を語る―音楽と役者― ~Part13~
この物語の余韻を語るー音楽と役者ーでは、その作品の物語には触れず、“音楽”と“役者”に焦点を当てて綴って参りたいと思います。
この音楽に触れてみて下さい。
私がこの作品を観たのは 1998,4/23
翌年からここでもシネコンが出来始め
比較的ミニシアター作品を多く上映していた既存の映画館も
少しずつ姿を消していった、そんな時代でもありました。
マーク・ハーマン 監督
映画 ブラス

1992年、イギリス。
石炭需要低下によって鉱山閉鎖の波は炭鉱の街
イングランド北部ヨークシャ地方
炭鉱を生活の基盤にしていたここグリムリー
にも襲いかかっていた┅

ピート・ポスルスウェイト
(1946,2/7~2011,1/2 享年64歳)
( もっともっと新作を観てみたかった役者の一人
リー・マービンもピートも60代で亡くなるには早すぎるよ
野川 )
ランカシャー州、ウォーリントン、イングランド生まれ
厳格なカトリックの労働階級の家庭の
4人の兄姉の末っ子として生まれた。
幼少期から少年時代はカトリック系の学校に通い
一時期は神父を目指していたがあきらめている。
教師を目指し“セント・メアリー校”で
体育と演劇を専攻した
その後“ロレート・カレッジ”で
英国初の男性演劇教師として教壇に立った。
しかし、ピート自身演劇の情熱を捨てきれず
板金工場で働きながら
“ブリストル・オールド・ヴィッグ演劇学校”で基礎から学ぶ
舞台俳優を経て
1993、“父の祈りに”で、冤罪で投獄される父親
“ジョゼッペ・コンロン”役が世界から絶賛される。
1995年、“ユージュアルサスペクツ”のコバヤシ役。
1997年“ロストワールド/ジュラシックパーク”に出演
スティーブン・スピルバーグ監督からは
“世界で最高の役者だ!”と称賛されている。
米アカデミー賞では
1994、“父の祈りに”で助演男優賞にノミネート
英アカデミー賞他でも数々の賞を受賞している。
2011、1月膵臓がんで64歳で亡くなっている
労働階級の生い立ち、社会の泥臭さを演じられる
数少ない、映画史に残る役者であった。
この作品に触れてみて下さい。
物語の余韻を語る―音楽と役者―~Part14~ 終わり。
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