「もうあなたとは働けない」。そう言われた俺が、最初にやったこと
今晩は。
家に帰ると娘が勉強していて、
「おっ、50点満点中38点なんだ。
すごいね」
…と賞賛したとたん
「……100点満点中なんだけど。」
ちょっとだけ気まずい空気を感じた松田です。
さて、昨日は私の一番恥ずかしい失敗を書きました。
傲慢度100%の店長が、チームを壊した話。
今日は、その続きです。
壊れかけたチームを、俺がどうやって立て直したか。
そして、
傲慢だった俺と、遠慮しすぎているあなたの、
共通点。
その話をさせてください。
全員の前で頭を下げた日
昨日の記事で、私がチームを壊した話を書きました。
「黙って俺の言う通りにやれ」
……そう言い放った日から、チームは静かに崩れていった。
誰も、自分から動かない。
誰も、声を上げない。
売上は下がり続ける。
「なんでやらないんだ」と、
毎日イライラしていました。
でもね、
やらなかったんじゃないんです。
俺が、やれなくしていたんですよね。
とうとう来るべき時が来ました。
あるスタッフが、
5人くらいだったと思いますが、
私の上司(エリアマネジャー)に陳情を行ったんです。
「もう、店長とは仕事ができない。
別の店長に変えてほしい」
これはさすがに参りました。
だって存在を否定されましたもんね。
今まであった……いや、
少しずつ崩れていった「万能感」。
正直、心が崩れていきました。
今度、詳しく書きますが、
エリアマネジャーのおかげで、スタッフ全員と話し合いを行い、
誰一人欠けることなく(自身も含め)
一から出直すことができたんですよね。
でもね、「出直すっ」て言ったって、
何をすればいいかわからなかった。
わかっていたのは一つだけ。
この人たちのことを、何も知らなかったことが、「分かった」んですよね。
俺は、何も知らなかった
出直す。
そう決めて、最初にやったこと。
「できていないこと」を探すのをやめて、
「優れていること」だけを探すことにしたんです。
「○○さんってテーブルの片付けが音なしで早く綺麗にするよね」
「○○君は料理の盛り付けがとってもきれいだね」
見つけたら、
メモして、
さりげなく伝える。
それだけ。
……最初は全員、怪しんでました。
昨日まで「黙ってやれ」って言ってた店長が、
急に褒め始めるんですから。
気持ち悪いですよね(笑)
でも、続けたんです。
そしたらね、
ぽつぽつ出てきたんですよ。
「店長、ここやっときましょうか?」って声が。
問題点を探すのをやめて、良いところを探し、伝えた。
……ただね、実はこれだけじゃなかったんです。
もう2つ、徹底したことがあります。
次の機会に伝えますね。
結局。根っこは俺もあなたも一緒ってこと。
昨日の記事で書いたことですが、
真逆に見えて、根っこは一緒ってこと。
相手のことを知らないのに、
わかった気になって指摘している。
俺は知らないから、強引に言い切りました。
あなたは、
知らないからリスクを大事にして、一歩引いた感じで接している。
ここで立ち止まってほしいんだけど……
相手のことを知ったら。
あるいは知ろうとしたら……どう思うと思いますか?
私だったら、正直嬉しいです。
あなたもそうじゃないですか?
それをようやく理解した私は、
相手の胸ぐらを押さえつける必要がなくなった。
辞められるリスクを考える必要もなくなった。
相手のことを知ると、言葉が変わる。
相手のことを知ると、沈黙が気にならない。
相手のことを知ると、相手も俺のことを理解しようとしてくれる。
小手先のテクニックじゃないんですよね。
知ることが、全部の土台だったんです。
俺は力で押して、チームを壊した。
でもね、壊した後に気づいたんです。
相手を知るって、
特別なスキルじゃないんですよね。
ちゃんと聞いて、ちゃんと見て、
そして必ず忘れないように「記録」を残す。
それをするだけで、
個人面談の前日の寝不足がなくなりました。
部下が、
自分から話し始める瞬間が来た。
家に帰ったあとの夕食の時に
「あの言い方、まずかったかな」
とぐるぐる考える日が、なくなった。
……ね。
なんだ、そんなことか、って思いましたか?
でも、このシンプルなことが、
できていなかったんですよ。
少なくとも俺は。
だから、あなたにも伝えたい。
具体的な方法(テンプレート等)を、近いうちにお届けしますね。
あなたが明日やる面談が、
あなたにとっても、相手にとっても、
お互いを知るための穏やかな時間に変わりますように。
大丈夫ですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
学生時代からたくさんの人生の失敗ばかりしてきました。
でも失敗した数だけ成功したこともたくさんできました。
だから一つだけ確信していることがあります。
人は何歳からでも変われます。
私が20代の頃は、
誰にも負けないくらいネガティブ思考でした。
多くのトラブルを経験し、そして多くのノウハウを習得できました。
これからも私のノウハウをお伝えし、
ひとりでも多くの方が「元気」になっていただき、
この国が元気な人でいっぱいになるように。
深刻にならず、真剣に取り組んでいきます(笑)
少しでもポジティブに行動できるきっかけになれば嬉しいです。
松田海都
▼ 松田海都の自己紹介とこれまでの話
▼ 前回の記事「黙って俺の言う通りにやれ」と言った日、私はチームを壊した。
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