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【言語化シリーズ 最終回】言語化とは何だったのか。ここまでの総まとめ

あなたは

「言語化」って何だと思いますか?

これまでnoteでもリアルでも、
「言語化が苦手」
「言語化って何?」
「言語化はできてる気がするけど…」
なんて声を
たくさん耳にしてきました。

本屋に行けば「言語化の教科書」や
「伝える技術」といったビジネス書もたくさんあって、
SNSでは洗練された言葉を
操る人たちが輝いて見えたりします。

そんな世界の中で、
「自分の気持ちをうまく言葉にできない」
「伝えたいことが伝わらない」
と、モヤモヤを抱え、
自分を責めてしまっている人も
いらっしゃるように感じております。



◇ 言語化はきっとみんな苦手

ここで、記念すべき最終回を迎えたこの
「言語化シリーズ」のラストとして、
みなさんにどうしても伝えたい、
一つの不都合であり、
だけど救いにもなるかもしれない「真実」があります。

それは、
元PM(プロジェクトマネージャー)であり、
この連載の筆者である私自身、
「言語化が得意ではない」ということです。

「ここまで60回も言語化について
 語ってきたのに苦手なの!?」と
思われるかもしれません。
しかし、
これは謙遜でもなんでもなく、
構造的な事実なんです。

なぜなら、
「言語化」とは一つの単純なスキルではないからです。


◇ 言語化が得意ではない理由

辞書での意味ではなく、
最近使われている「言語化」という言葉の意味は、
私が分解してみた範囲では
「58の工程」が詰まった言葉でした。

※58工程についてコチラの記事をご参照ください。

相手の呼吸に気づくことから始まり、
相手と自分の知識や心のピントを合わせ、
たくさんある「言い方」から最適な1ピースを選び出し、
相手の受け取りやすいタイミングで
適切な表現方法でお渡しすること……。

私たちが日常で「言語化」と
一口に言っているものは、
実は脳内でこれほどまでに膨大で、
グラデーション(0か100では語れない)豊かな、
緻密な思考を
一瞬のうちに回している状態を指しているんじゃないかな、
と考えています。

私は元チームリーダー(PM)として、
全体の構造を整理したり、
論理的な言葉を選んだりする工程は
人より少し多く経験しているかもしれません。

58工程全てを完璧に、
100点満点で回せる人間なんて、
この世に一人もいないように思っています。
相手や状況や時代、タイミングや関係性 等々で変わりますし、
「私は言語化が得意だ!」って思ってることが
ズレに繋がってしまうこともあるように思います。

ですので、
「ほとんどの人が、言語化は苦手なはず」
と思っていますし、
苦手で当然なんじゃないかなと思っています。


◇ 言語化が得意な方

「私は言語化が得意」とおっしゃってる方は、
とても前向きで素敵だと思います。

でも、そういった方の言葉が眩しく感じたなら
「言語化が得意」なのではなく、
「58工程のうちの、一部の工程
 (たとえば、強い言葉で言い切る、論理的に断言するなど)
 が得意なのであって、他の工程は評価していない」
ということなのかもしれません。

ですから、
言語化が得意とおっしゃってる方の言葉が
あなたに正しく届かないとしても、
どちらが問題というわけではなく、
「言語化」とはそれだけ難しい
作業なんじゃないかなと
思うんです。


◇ 「言語化が苦手」に思うなら

一方で、「自分は言語化が苦手だ……」と
悩んでいる方も多くいるように思います。

でもそれは、当たり前であり、
そして、改善の種でもあるので
ポジティブに捉えて良いものかと思っています。

言語化が苦手ということは、
あなたが
「言語化の複雑さ(58もの工程)に、
 気づけていて、
 ご自身が苦手ということに気づいている」ということ
なんだと思っています。

「言語化が苦手」だから、私は自信がない。
と終わってしまわずに、
「58の工程の中の、一体どこが、今の自分は苦手なのかな?」と、
少しだけ解像度を上げてみて欲しいんです。


◇ 語彙力がないから言語化が苦手な場合

そうすると、
「語彙力」がない、とか
いままであまり本を読んでないから
とおっしゃる方もいます。

でも、60回目の記事でも書きましたが
日本語は表現方法がたくさんある言語です。
ですので、他の表現方法を使ってみれば良いんじゃないかなと思います。

語彙力も大切な要素だとは思いますが、
日常会話において、
そこまで高いレベルの語彙力は
求められることは少ないんじゃないかなと思っています。

ですので、
本当に「語彙力だけが問題なのかな?」 と、
一度見直してみて欲しいと思ってます。


◇ さいごに

いままでに何度も書いてきましたが
人にはスタイルというのがあります。

ですので、「これが正解」というのは
ご自身の中にしかない場合だってけっこうあると思うんです。

「あなたの言語化」を
大切にしていってくださいな。

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

【🐸から一言】

ということで、

「言語化シリーズ」これにて完結です!!


長かった~!
と、私の感想とかは、明日投稿予定のあとがきで笑

「相手に想いを伝える」ということは
とっても難しいと、
特にスクールに通い始めてからは
日々痛感しています。

それだけに「言語化」とは
複雑になりすぎないように58工程としましたが、
もっともっと多くの要素が絡んでいるように感じています。

だからこそ、
「伝えたい」と思ったら
伝えて欲しいと思っています🐸

おたま吉:
最後までお読みいただき、
ありがとうございましたじゃくし!
次回もオタマしみ(お楽しみ)に~

ここぱ:
「言語化が苦手」という人は、
「どこが苦手なのかな」って考えてみることは大切そうよね。

そして
「言語化が得意」という人は、
「どこが得意なのかな」って考えてみてもいいかもしれないわね。
その「得意」をノウハウにすれば
欲しい誰かに届くと思うしね。

でも、人によって「言語化」の意味も違うってことでもあると思うから
「苦手と思うことが良い」
「得意と思わない方が良い」
っていうことでもないと思うの。

それぞれの思う「言語化」があって、
それをどう思うかだって
結局「その人のスタイル」ってものだと思うわ。


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