Illumina(ILMN)vs Thermo Fisher Scientific(TMO)— 事業成長力を徹底比較する
【ゲノム解析の専門王者か、ライフサイエンス総合プラットフォームか ― 研究・診断インフラ2社を比べる】
記録日:2026年7月2日
本記事では、ゲノム解析装置・試薬に特化した Illumina と、分析機器、試薬、診断、ラボ用品、CDMO・臨床試験支援まで広く展開する Thermo Fisher Scientific を比較します。
IlluminaはNasdaq上場、ティッカーILMN。Thermo Fisher ScientificはNYSE上場、ティッカーTMOです。いずれも米国会計基準(US GAAP)、12月決算です。
Illuminaは、NovaSeq X、NextSeq、MiSeq、DRAGEN、Connected Multiomicsなどを軸に、NGS(次世代シーケンシング)とマルチオミクスへ展開する企業です。2026年1月にはSomaLogic買収を完了し、プロテオミクス領域も取り込みました。
Thermo Fisher Scientificは、Life Sciences Solutions、Analytical Instruments、Specialty Diagnostics、Laboratory Products and Biopharma Servicesの4セグメントを持つ、ライフサイエンス業界の総合インフラ企業です。2026年3月にはClario買収を完了し、臨床試験データ・エンドポイント支援も強化しています。
株価・時価総額・PERは、2026年7月2日UTC前後に確認できた市場データをもとにしています。市場規模は、出典が確認できた数値のみ記載します。
筆者の注目ポイント
注目度:Illumina ★★★★☆ / Thermo Fisher Scientific ★★★★☆
筆者は今回は Thermo Fisher Scientificにやや強い関心 を持っています。
理由は、IlluminaのNGSにおけるポジションは非常に強い一方、Thermo Fisherは研究・診断・製薬開発・分析機器・ラボ消耗品・CDMO・CROまで広く押さえ、顧客の研究開発バリューチェーン全体に入り込んでいるためです。
ただし、Illuminaもかなり面白い局面です。GRAIL分離後に本業へ集中し、SomaLogic買収でマルチオミクスへ広げ、NovaSeq Xの需要拡大と中国以外の成長が見えています。
ざっくり言うと、
Illumina:NGS・ゲノム解析の専門王者
Thermo Fisher:ライフサイエンスの総合プラットフォーム
という比較です。
① 現在の株価・バリュエーション比較
Illumina
ティッカー:ILMN
上場市場:Nasdaq
株価:183.89ドル
時価総額:約283億ドル
PER:33.0倍前後
EPS:5.58ドル前後
配当利回り:なし
決算期:12月
会計基準:US GAAP
Illuminaは、配当ではなく成長投資・自社株買いで見る銘柄です。2026年1Qでは、取締役会が追加で15億ドルの自社株買いを承認しています。
PERはThermo Fisherよりやや高い水準です。これは、NGS市場の高成長、SomaLogic買収によるマルチオミクス展開、GRAIL分離後の利益率改善期待を織り込んでいる面があります。
Thermo Fisher Scientific
ティッカー:TMO
上場市場:NYSE
株価:513.33ドル
時価総額:約1,915億ドル
PER:28.2倍前後
EPS:18.19ドル前後
配当利回り:低め
決算期:12月
会計基準:US GAAP
Thermo Fisherは、時価総額でIlluminaの約7倍規模の巨大企業です。成長株というより、ライフサイエンス業界全体の設備投資・研究開発・製薬開発需要を広く取り込む「研究インフラ株」に近い存在です。
配当利回りは高くありません。資本配分の中心は、M&A、自社株買い、事業ポートフォリオの組み替えです。
② 直近決算の比較
Illumina:2026年12月期 第1四半期
Illuminaの2026年1Qは、売上・利益率ともに改善しました。
売上高:10.91億ドル
前年同期比:4.8%増
GAAP粗利益率:66.1%
Non-GAAP粗利益率:68.2%
GAAP営業利益:2.09億ドル
GAAP営業利益率:19.2%
Non-GAAP営業利益:2.39億ドル
Non-GAAP営業利益率:21.9%
GAAP希薄化後EPS:0.87ドル
Non-GAAP希薄化後EPS:1.15ドル
営業キャッシュフロー:2.89億ドル
フリーキャッシュフロー:2.51億ドル
現金・短期投資:11.6億ドル
会社側は2026年通期見通しとして、売上高45.2億〜46.2億ドル、Non-GAAP営業利益率23.4〜23.6%、Non-GAAP希薄化後EPS5.15〜5.30ドルを示しています。
出典:Illumina「First Quarter 2026 Financial Results」
Thermo Fisher Scientific:2026年12月期 第1四半期
Thermo Fisherの2026年1Qは、Clarioの取り込みもあり、売上が増加しました。
売上高:110.1億ドル
前年同期比:6%増
オーガニック売上成長率:1%
GAAP希薄化後EPS:4.43ドル
Adjusted EPS:5.44ドル
GAAP営業利益:18.6億ドル
GAAP営業利益率:16.9%
Adjusted営業利益:24.0億ドル
Adjusted営業利益率:21.8%
Thermo Fisherのポイントは、単なる売上規模だけではありません。Life Sciences Solutions、Analytical Instruments、Specialty Diagnostics、Laboratory Products and Biopharma Servicesの4セグメントを通じて、研究初期から臨床試験、診断、製造まで幅広くカバーしています。
出典:Thermo Fisher Scientific「First Quarter 2026 Results」
③ 事業構造・中期計画の比較
Illuminaの事業構造
Illuminaは、DNA・RNA解析の中核技術であるシーケンシングに強い企業です。
主な製品・サービスは以下です。
NovaSeq Xシリーズ
NovaSeq 6000
NextSeqシリーズ
MiSeqシリーズ
iSeq
シーケンシング試薬・フローセル
Infiniumアレイ
DRAGEN Bio-IT Platform
Illumina Connected Multiomics
StrataMap Spatial Solution
SomaLogic由来のSomaScanプロテオミクス技術
Illuminaの収益は、装置販売だけでなく、装置稼働後に継続的に発生する消耗品・試薬・データ解析ソフトウェアに支えられています。
2026年1月にはSomaLogic買収を完了しました。これにより、ゲノムだけでなく、タンパク質解析を含むマルチオミクスへ領域を広げています。
Thermo Fisher Scientificの事業構造
Thermo Fisherは、ライフサイエンス業界の総合商社・メーカー・サービス企業を合わせたような存在です。
主な4セグメントは以下です。
Life Sciences Solutions
Analytical Instruments
Specialty Diagnostics
Laboratory Products and Biopharma Services
代表的なブランド・事業群は以下です。
Thermo Scientific
Applied Biosystems
Invitrogen
Gibco
Ion Torrent
Fisher Scientific
Unity Lab Services
PPD
Patheon
Clario
Thermo Fisherは、試薬、分析機器、質量分析、クロマトグラフィー、電子顕微鏡、診断キット、ラボ用品、バイオ医薬品製造支援、臨床試験支援まで広く展開します。
2026年3月にClario買収を完了したことで、臨床試験におけるエンドポイントデータ、患者データ取得、試験効率化の領域も強化されました。
④ 2社のビジネス戦略の違い
Illumina:NGSの深掘りからマルチオミクスへ
Illuminaの戦略は、NGSの圧倒的な installed base を活かしながら、用途を研究から臨床、創薬、がん、MRD、空間解析、プロテオミクスへ広げることです。
強みは、シーケンサー、消耗品、解析ソフトウェア、データ互換性、既存顧客基盤が一体化している点です。
一方で、Roche、Oxford Nanopore、PacBio、MGI/BGI、Thermo Fisherなどが周辺から競争を仕掛けています。特に、ロングリードや低コストシーケンス、臨床向けワークフローでは競争が強まっています。
Thermo Fisher:研究開発バリューチェーン全体を押さえる
Thermo Fisherの戦略は、顧客の研究・開発・製造・診断のあらゆる場面に入り込むことです。
研究者が試薬を買う、製薬会社がバイオプロセス材料を使う、分析機器を導入する、臨床試験を外部委託する、CDMOで製造する。こうした流れの複数地点で収益機会を持っています。
これは非常に強い一方で、事業範囲が広すぎるため、景気、バイオテック資金調達、製薬R&D、政府研究予算、M&A統合、為替、規制の影響を幅広く受けます。
ざっくり言うと
Illumina:1つの巨大技術プラットフォームを深く掘る
Thermo Fisher:研究・診断・製造のサプライチェーン全体を広く押さえる
という違いです。
⑤ 市場規模(TAM)と成長性
市場の拡大がそのまま各社の業績や株価に結びつくわけではありません。
NGS市場
Grand View Researchによると、世界の次世代シーケンシング市場は、2025年に113億ドル、2026年に133億ドル、2033年に423億ドルへ拡大すると見込まれています。2026〜2033年のCAGRは18.0%です。
対象範囲は、NGSプラットフォーム、消耗品、アプリケーション、ワークフロー、エンドユーザーなどです。
Illuminaにとって、これは主戦場そのものです。特に、がん、臨床検査、創薬、希少疾患、MRD、感染症、農業・食品などへの応用拡大が成長ドライバーになります。
ライフサイエンスツール市場
Grand View Researchによると、世界のライフサイエンスツール市場は、2025年に1,843億ドル、2026年に2,026億ドル、2033年に4,010億ドルへ拡大すると見込まれています。2026〜2033年のCAGRは10.2%です。
対象範囲は、細胞生物学、プロテオミクス、PCR/qPCR、細胞培養、液体クロマトグラフィー、政府・大学、医療などです。
Thermo Fisherは、この広い市場の中心プレイヤーです。さらに、分析機器市場では、Grand View Researchが2026年606億ドル、2033年905億ドル、CAGR5.9%と推計しています。
両社の市場ポジション
Illuminaは、NGSという高成長市場の中核企業です。市場が伸びるほど、装置更新、消耗品、データ解析需要を取り込みやすい構造です。
Thermo Fisherは、NGSだけでなく、ライフサイエンスツール、分析機器、診断、ラボ用品、製薬開発支援まで含む、より広いTAMを持ちます。
⑥ 各社の優位性と参入障壁
Illuminaの優位性
Illuminaの優位性は、NGSのエコシステムです。
高いシーケンサー設置基盤
NovaSeq Xを中心とした高スループット製品
試薬・消耗品の継続収益
DRAGENによる解析ソフトウェア
研究者・臨床検査機関における標準性
SomaLogic買収によるプロテオミクス拡張
NGSワークフロー全体の使い慣れた環境
参入障壁は、技術、精度、顧客のワークフロー、データ互換性、規制対応、消耗品の継続利用です。
ただし、Rocheの新型シーケンサー投入、ロングリード勢の拡大、低コスト化の進展により、以前ほど“完全に一強”とは言いにくくなっています。
Thermo Fisherの優位性
Thermo Fisherの優位性は、規模と品揃えです。
年間売上450億ドル超の規模
4つの主要セグメント
研究・診断・製薬開発・製造を横断する顧客接点
Fisher Scientificの販売チャネル
Applied Biosystems、Invitrogen、Gibco、Thermo Scientificなどのブランド群
PPI Business Systemによる継続改善
M&Aによる周辺領域の取り込み
PPD、Patheon、Clarioを通じた製薬開発支援
参入障壁は、販売網、製品ポートフォリオ、顧客との購買関係、サービス体制、規制対応、M&A統合力です。
単一技術の爆発力ではIlluminaに劣りますが、顧客の研究開発予算の複数項目を取り込める点が強いです。
どちらの堀が深いか
堀の性質が違います。
Illumina:NGS技術・ワークフロー・消耗品の堀
Thermo Fisher:規模・販売網・総合提案・M&A統合の堀
深さだけで見るとIlluminaも強いですが、広さと耐久性ではThermo Fisherに分があると感じます。
⑦ 今後3年間の事業環境シナリオ
あくまで事業環境の整理であり、株価予測ではありません。
追い風シナリオ
Illuminaでは、NovaSeq Xの更新需要、臨床シーケンス、MRD、がん領域、SomaLogic由来のプロテオミクス、空間解析が伸びるケースです。中国以外の地域で成長が続けば、利益率改善も進みやすくなります。
Thermo Fisherでは、バイオテック資金調達が回復し、製薬R&D、バイオプロセス、分析機器、臨床試験支援、CDMO需要が同時に改善するケースです。Clario統合が進めば、臨床開発支援の幅も広がります。
基本シナリオ
Illuminaは、NGS市場の成長を取り込みながらも、中国・競争・価格低下の影響を受けつつ、NovaSeq Xと消耗品で堅調に伸ばす展開です。
Thermo Fisherは、オーガニック成長は緩やかでも、M&A、PPIによる効率化、製薬・診断・研究予算の分散された需要で安定成長を目指す展開です。
逆風シナリオ
Illuminaでは、新規競合の台頭、装置更新の遅れ、価格下落、臨床用途の規制・償還の遅れ、中国需要の弱さが逆風になります。
Thermo Fisherでは、バイオテック資金調達の低迷、政府研究予算の抑制、製薬会社のR&D慎重化、M&A統合負担、為替・金利・地政学リスクが重くなります。
⑧ 筆者がThermo Fisher Scientificに注目する理由
1. 顧客の研究開発バリューチェーン全体に入り込んでいる
Thermo Fisherは、研究者が試薬を買うところから、分析機器、診断、臨床試験、製薬製造支援まで広く関与します。
1つの製品が外れても、別の領域で顧客接点を維持できる点が強みです。
2. M&Aで周辺領域を広げ続けている
Thermo Fisherは、PPD、Patheon、Olink、Clarioなど、研究・臨床・製造の周辺領域をM&Aで取り込んできました。
2026年3月のClario買収は、臨床試験のエンドポイントデータ領域を強化する動きです。製薬会社の臨床開発に深く入り込めるほど、顧客との関係は強くなります。
3. 単一技術リスクが低い
IlluminaはNGSに強く、そこが魅力です。ただし、NGS内の競争や技術転換の影響を受けやすい構造でもあります。
Thermo Fisherは幅広い領域に分散しているため、特定技術の陳腐化リスクを抑えやすいです。
反論ポイント:Illuminaの専門特化は強烈
とはいえ、IlluminaのNGSにおける存在感は非常に大きいです。
ゲノム解析が臨床・創薬・がん・希少疾患へ広がるほど、Illuminaの装置・消耗品・解析基盤の価値は増します。
高成長テーマをピンポイントで取りたいなら、Illuminaのほうがわかりやすい銘柄です。
⑨ 両社の競合マップ(6社)
直接競合
Roche
新型シーケンサーや診断領域でIllumina、Thermo Fisher双方と重なる。
Danaher
Cytiva、Beckman Coulter、SCIEXなどを通じてライフサイエンス・診断・分析機器で競合。
広義の競合
Agilent Technologies
分析機器、診断、ライフサイエンス試薬でThermo Fisherと競合。Illumina CEOの前職企業でもある。
Bruker
質量分析、ライフサイエンス機器、プロテオミクス周辺で競合。
海外 or 代替競合
Oxford Nanopore Technologies
ロングリード・リアルタイムシーケンスでIlluminaの代替技術を提供。
PacBio
高精度ロングリード領域でIlluminaと競合。
⑩ それぞれのリスク要因
Illuminaのリスク
NGS競争の激化
Roche、Oxford Nanopore、PacBio、MGI/BGIなどの台頭
中国市場の弱さ
装置更新サイクルの遅れ
研究予算・臨床検査予算の変動
価格低下と消耗品マージンへの圧力
SomaLogic統合とマルチオミクス展開の不確実性
GRAIL分離後の成長ストーリー再構築
Thermo Fisher Scientificのリスク
バイオテック資金調達の低迷
政府研究予算の抑制
製薬会社のR&D投資減速
M&A統合リスク
Clario買収後の収益化・統合負担
為替変動
中国・欧州・米国規制の変化
事業が広いことによる複雑性
共通のリスク
ライフサイエンス研究予算の変動
医療・診断規制
データ・個人情報保護
サイバーセキュリティ
価格競争
サプライチェーン混乱
地政学リスク
M&A後の統合失敗
⑪ 読者の関心軸別まとめ
特定の投資行動を推奨するものではありません。
成長性重視
成長性重視なら、Illuminaのほうがテーマ性は強いです。NGS市場のCAGR18.0%、臨床応用、マルチオミクス、NovaSeq Xの更新需要が見どころです。
安定性重視
安定性重視なら、Thermo Fisherです。事業分散、顧客基盤、販売網、M&A統合力により、単一技術リスクを抑えやすい構造です。
配当重視
配当重視では、どちらも高配当株ではありません。Illuminaは無配、Thermo Fisherも利回りは低めです。両社とも配当より、成長投資、M&A、自社株買いを重視する銘柄です。
バリュー重視
PERだけ見るとThermo FisherのほうがIlluminaより低めです。ただし、Thermo Fisherは巨大企業で成長率はややマイルド、Illuminaは専門特化で成長期待が大きい分、評価の揺れも大きいです。
⑫ この比較の面白さ
この比較の面白さは、同じライフサイエンス領域でも、ビジネスモデルがかなり違う点です。
Illuminaは、ゲノム解析の中核技術を押さえる専門企業です。シーケンサー、消耗品、解析基盤の連動が強みです。
Thermo Fisherは、研究・診断・製造・臨床試験のインフラを広く押さえる総合企業です。顧客の研究開発予算の複数箇所から収益を得ます。
専門技術に賭けるIlluminaか、研究インフラ全体を押さえるThermo Fisherか。
この2社を比べると、ライフサイエンス投資の「尖った成長」と「広い安定」の違いがかなり見えやすくなります。
記録データ
Illumina
ティッカー:ILMN
上場市場:Nasdaq
決算期:12月
会計基準:US GAAP
代表者:Chief Executive Officer Jacob Thaysen
直近決算:2026年12月期 第1四半期
株価:183.89ドル
時価総額:約283億ドル
PER:33.0倍前後
1Q売上高:10.91億ドル
1Q売上成長率:4.8%
GAAP営業利益率:19.2%
Non-GAAP営業利益率:21.9%
GAAP希薄化後EPS:0.87ドル
Non-GAAP希薄化後EPS:1.15ドル
2026年通期売上見通し:45.2億〜46.2億ドル
2026年通期Non-GAAP EPS見通し:5.15〜5.30ドル
2026年1月:SomaLogic買収完了
Thermo Fisher Scientific
ティッカー:TMO
上場市場:NYSE
決算期:12月
会計基準:US GAAP
代表者:Chairman and Chief Executive Officer Marc N. Casper
直近決算:2026年12月期 第1四半期
株価:513.33ドル
時価総額:約1,915億ドル
PER:28.2倍前後
1Q売上高:110.1億ドル
1Q売上成長率:6%
オーガニック売上成長率:1%
GAAP営業利益:18.6億ドル
GAAP営業利益率:16.9%
Adjusted営業利益:24.0億ドル
Adjusted営業利益率:21.8%
GAAP希薄化後EPS:4.43ドル
Adjusted EPS:5.44ドル
2026年3月:Clario買収完了
数値の出典
Illumina「First Quarter 2026 Financial Results」
Illumina「Management Team」
Illumina「SomaLogic acquisition completion」
Thermo Fisher Scientific「First Quarter 2026 Results」
Thermo Fisher Scientific「Investor FAQs」
Thermo Fisher Scientific「2025 Annual Report」
Thermo Fisher Scientific「Clario acquisition completion」
Grand View Research「Next Generation Sequencing Market, 2026-2033」
Grand View Research「Life Science Tools Market, 2026-2033」
Grand View Research「Analytical Instrumentation Market, 2026-2033」
2026年7月2日UTC前後の市場データ
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重要事項(免責事項)
本記事は、企業分析・事業比較を目的とした情報提供であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。
掲載情報は作成時点で確認できた公開情報をもとにしていますが、正確性・完全性を保証するものではありません。
投資判断は、必ずご自身の責任で行ってください。
おまけ:今日のひとこと用語解説
マルチオミクスって何?
マルチオミクスとは、DNAだけでなく、RNAやタンパク質など、体の中のいろいろな情報を組み合わせて見る考え方です。
たとえば、料理を味だけでなく、材料、作り方、栄養、香りまで見て理解するイメージです。
IlluminaがSomaLogicを買収したのは、ゲノムだけでなくタンパク質の情報も合わせて見たいからです。
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