見出し画像

サービス業ど真ん中

副業先でのこと。レジに立っていると、レジ前の棚の商品入れ替えをしている担当の方がいた。
スナック菓子をこれでもか、とカゴに積み上げっている。なんなら、そのカゴを持ったまま、さらに空いている片手でまだスナック菓子を持とうとしていた。
お客様もいなかったので、私は新しいカゴを持ってぱっと走った。その担当さんはお礼を言うと、山盛りだったスナック菓子を2つのカゴにならして、運んで行った。
その様子を見ていた、もう一つのレジに入っていた先輩にこう言われた。
「吉岡さん、よく気がつくね~。前職も接客とかサービス業やった?」
「いや、全然。OLというか、デスクワークです……」
私は、一応システムエンジニアをやっていたのだが、てんで出来が悪かったので、自信を持って「エンジニアでした」という回答ができない。回答に困ったとはいえ、「OL」は我らながら時代錯誤もいいところである。
「そうは見えへんわ~。すごいね~」
真正面から人に褒められるって、恥ずかしいな。そう思いつつ、「いえいえ、そんな」と答えた。

最近つくづく思うのは、どんな仕事も究極的にはサービス業ではないか、ということ。
例えば建築業。家を建てることが仕事だが、その先には依頼主の快適な暮らしを提供する、という目的がある。
料理人も、医者も、クリーニング屋も、美容院も。
すべては、利用するお客様のために、何かを提供する人は、みんなサービス業と言えるのではないか。
BtoCだけではない。BtoBでもそうだ。自動車の部品を製造する会社のお客さんは、自動車メーカー。でも、その先には利用者が必ずいる。車という移動手段を提供するサービスでもある。

翻ってライター。
何を書けば、読者のためになるのか。
何を書けば、読者の心を動かせるか。
読者という相手に文字というツールを使って、サービスを提供している。
実は、サービス業ど真ん中なんじゃないか。
だからきっと、私はライターに向いているはず!
そうやって、自分に言い聞かせて、踏ん張っていく次第です。


こちらもおすすめです。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集