ライターは、きっと何度も恋をする。
昨日は年内最後の取材に行ってきた。
店舗さんの営業風景を写真に収めたかったので、あえてにぎやかな時間に伺ったのだけれど、活気があふれていて、店主さんもお客さんも楽しそうで、心がホクホク。
店主さんは忙しいながらも質問にも答えてくれるし、積極的にお話もしてくださって、こちらもホクホク。
取材を終えるころには、すっかり取材先のファンになっている。
また来ます、と言って店舗を後にした。
先日、ライターの佐藤友美(さとゆみ)さんが毎日投稿しているコラム『今日もコレカラ』で、こう書いていた。
先週の土曜日、編集ライター養成講座の講義で、「興味を持てる話が聞けないときはどうしていますか?」と質問された時にお話ししたこと。
自分と約束していることがあるんです。
好きになるまで、帰らない。
帰るまでに、好きになる。きっと。
私は意識的に好きになるまで帰らない!とは思ったことはなかったけれど、結果として、いつも取材先のことを好きになっている。なんなら、書くときにもう一度、惚れなおしてる。
リアルの恋愛経験など数えるぐらいしかない私だが、今、人生で1番恋していると思う。取材先を知ることで、取材先を書くことで。そして、物書きの皆さんの文章を読むことでも。
ライターは、きっと、何度でも恋ができる職業だ。というか、惚れっぽくないとできないと思う。
チョロいぐらいで、ちょうどいいのかもしれない。
取材の帰路、そういえば私、店舗取材したどこの店舗でも「また来ます」って言ってるな、と思った。言っているそのとき、私は本当に「また来たい」と思っている。
ところがどっこい、とんでもない事実に気づく。実際再訪できているところと、できていないところがあるのではないか!?
これはヤバい、不義である。商売における不義は信頼を地の底に叩き込む行為だ。
急いでスケジュールを開いた。再訪できていない店舗さんはこことことと……。先方の開店日と予定と胃袋(飲食店さんは梯子できる数が決まっております)を加味して、スケジュールを埋める。年末のご挨拶がてら、お邪魔させてもらおう。もちろん客として。
年末といえば大掃除だ。今年のケジメは、今年のうちに。
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