【支援事例】文具・家具のコクヨがなぜ「HR」領域に? 組織成長ソリューションTEAMUSのねらい
みなさんこんにちは、株式会社K.I.D.S.代表の吉江彰洋です。
K.I.D.S.では、大企業からスタートアップまで、さまざまなクライアント様の支援をさせてもらっています。
おかげさまで、2026年3月から4期目に入ります。これもひとえに、ご依頼いただいているクライアントの皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
今回は許可をいただき、弊社顧客の1つであるコクヨ株式会社様の事例をご紹介します。
コクヨ様は2025年5月から組織成長ソリューション「TEAMUS(チームアス)」の提供をスタートしました。K.I.D.S.が初期段階から支援させていただいています。
領域を広げるコクヨ
「コクヨ」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?
やはりキャンパスノートや学習机、オフィス家具などでしょうか。
コクヨの創業は1905年。最初は帳簿の表紙づくりの会社でした。
その後、1914年から文具事業、1960年からオフィス家具事業が始まっています。
自宅・学校・オフィス。日本人の「学ぶ」「働く」にとって、身近な商品をたくさん世に送り出してきました。
でも、いまコクヨがつくっているのは「モノ」だけじゃないんです。
さらなる成長のため、この「学ぶ」や「働く」の分野で、さまざまな新規事業に取り組んでいます。
「TEAMUS」もその1つです。
働きやすく、成果が出るオフィス環境とはなにかを考え抜いた結果、デスクやチェアといった「ハード」だけでなく、仕組みという「ソフト」を売るHR周辺領域の新規事業が生まれたのです。
TEAMUSの特徴
TEAMUSは、「チーム」という単位に着目したソリューションです。
①チームの実態・実力値を可視化するサーベイツール
②専門スタッフや外部のプロによる分析・コーチング
という2本柱、3ステップで構成されています。

「人的資本経営」といったバズワードもあり、世の中にはさまざまなHR系サーベイツールが存在します。
しかし、ただの満足度調査で終わっていることが少なくありません。皆さんも思い当たる節はありませんか?
この点を解決しようと、コクヨ様はサーベイツールでの新規事業を検討されていました。
ただ、先行する競合がたくさんありますから、どうやって違いを出すかがポイントでした。
K.I.D.S.では、こうした事業構想段階から支援に入らせていただきました。
ここでポイントになったのが「チーム」という単位へのこだわりでした。
チームとは不思議な存在です。半分は自分自身でありながら、半分は自分ではない。この絶妙な距離感が、個人の思いと企業の方針の目線を合わせ、主観と客観を交えた対話を生み出します。
さらに、チームは事業と直結した業務推進の単位でもあります。チームが成長すれば、企業の競争力向上に直接寄与するのです。
本記事では競合との違いの詳細を語ることはできませんが、以下で概略をご紹介したいと思います。
「全社」でも「個人」でもなく「チーム」
組織のマネジメントには大きく、トップダウンとボトムアップという考え方があります。
スタートアップなど、小さな企業であれば、トップダウンでスピード感ある決定ができます。
しかし、組織が大きくなるにつれ、スピードは失われ、現場にはやらされ感が出てきたりします。
一方、個人を重視したボトムアップだと、全員の目線を揃えるのが大変です。好き勝手されると組織の意味をなしません。

そして、そんな状況にもかかわらず、マネージャーには十分な支援・教育が提供されていないという現実があります。
現在、多くの中間管理職が、「経営層からの厳しい目標」と「自由を求める部下」の板挟みになり、疲弊していると言われています。

全社(トップダウン)と個人(ボトムアップ)をブリッジすることができないか――。
そこから、中間の単位である「チーム」に着目したTEAMUSの開発がはじまりました。
中間にあるからこそ、チームには経営と個人、双方の視点が混在しています。
だからこそ、チームの成長はイコール個人と企業双方の成長になり、職場に活気が生まれます。

成長できるチームになるためには、
①現状を知り
②変化する
必要があります。そこをサポートするのがTEAMUSです。
今後AIが普及すれば、一人でできる範囲が広がります。しかし、一人では多様な視点をぶつけあい、刺激を交換することは困難です。
以前、noteにも書きましたが、今後ホワイトカラーの組織は少しずつ、小さなチームごとに再編されていく可能性が高いと考えられています。
個の力と、複数の人間が集まるからこそ生まれる化学反応――。そんなチームでの働き方が主流になる時代に、TEAMUSはうってつけのツールだと考えています。
次回は、そんなコクヨ様の事業担当者との対話を通しながら、TEAMUSや新規事業開発の魅力を深掘りできればと思っています。
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