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AI時代で変わる「組織の単位」と「マネジメントのあり方」

日本でも「AIリストラ」が始まるんでしょうか?

みなさんこんにちは、企業を総合支援する株式会社K.I.D.S.広報です。

昨年末の話ですが、「生成AIで5年後に社内人員をどれだけ補えるか」というテーマが話題になっていました。

日経新聞(2025年11月15日)が大企業100社超にヒアリングし、

  • 半数近い50社が1~2割台と回答

  • 3割以上も9社あり

  • NTTに至っては「5割以上」と回答

などの結果が出たそうです。

2026年になっても、「アンソロピック・ショック」など、AIの進化は止まりません。いまの仕事が今後どうなっていくのか、考えると不安になることもあります。

サバイブするためには、未来予想図から逆算して動くことも大事なはず。

大企業がどうなっていくのか、代表の吉江彰洋の考えを聞いてみました。

●少数精鋭化する組織

――AIによる業務代替という話が日本でもでてきました

業務代替は今後もどんどん進んでいくでしょう。

人間と違って、機械は電気さえ与えておけば24時間働けますしね。

まずは同じような内容を大量にこなす業務がなくなっていくはずです。つまり、自動化できる領域ですね。

それがAIの進化で少しずつ広がっていくんじゃないでしょうか。


――自動化が進んだとき、どういう影響が出ますか?

今回は「組織の単位が小さくなっていくんじゃないか」という話をしたいと思います。

会社って最初は小さい組織で、1人がいろんな役割をこなしますよね。

やがて勝ち筋が見つかれば、今度は効率化を図り、集中投資をします。つまり標準化と分業化です。

たとえば、全員で営業をやっていたところに、営業担当の社員が入ってくる。営業担当も次第にアポ電をかけるインサイドセールスと、商談をまとめるフィールドセールスが分化してくる。

人が増えてくるから、マニュアルや研修なんかも整備して、誰がやってもある程度うまくいく仕組みをつくっていきます。

ただ、標準化された仕事の処理は、機械(AI)の得意分野です。

そうなるとAI時代は大きな組織の弊害が前面に出てくるんじゃないかと思います。


――具体的にはどういうことですか?

大きな組織は意思決定に時間がかかるという話はよく言われますよね。変化がどんどん速くなるけど、大企業は小回りが利きづらい。

人数が多ければ、効率化で浮いた時間に何をさせるのかも問題になっていきます。それだけの仕事を作り出すのは大変です。

なので、AIを活用しながら組織の少数精鋭化が進んでいくんじゃないかと考えています。

会社の中に複数の企業がいくつもあって、1つのセクション、1人の社員がこなす役割が広くなっていくイメージです。

昨今、新規事業開発が盛んに言われていますが、AI化が進む中でさらに加速していく可能性があると見ています。


●「強い個」をマネジメントする

――「少数精鋭」ということは、スペシャリストよりゼネラリストが求められるということですか?

コモディティ化する仕事はAIに奪われていくわけですから、スペシャリストであることは前提です。

AIで足りない部分を補って、スペシャリストかつゼネラリストでいるというのが「精鋭」のイメージかなと思います。

そして、精鋭の人たちは判断力も突破力も高いので、マネジメントの仕方も変わっていくだろうなと思います。


――どういうことでしょうか?

精鋭の人たちって自走できるから、上の判断が間違っていると思えば、自分のやり方でどんどん成果をあげていっちゃうわけですよ。

要するに「仕事はできるけど、上の言うことを聞かないやつ」の可能性があるんですね(笑)。

そういう「強い個」を相手にするので、マネジメントの仕方も精鋭を生かすためにボトムアップ型に変わっていく(cf.人間が指示を出すので、対AIはトップダウン型)

それぞれの行動がより多様化していくので、管理職が一人ひとりに目を配るのも難しくなるでしょう。

そこでマネジメントの単位も小さくなり、組織マネジメントからチームマネジメントに変わっていくと見ています。これが「少数精鋭化」ということです。

なので、これからの時代は個を磨くとともに、チームを意識していくことが重要だろうと思います。

抽象的に言えば、個の能力としての「自立」と、他との協調を前提とした「自律」がキーワードになってくるんじゃないかと予想しています。

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